第１ルートは皆で歩きました。男女センターにいる時に大規模地震が発災して、
生き残れた時に、 一般市民が宿泊のできる避難所として峰台小学校を選択した場合に
安全に避難する経路を探索する というようなミッションになるかと思います。
第２ルートは船橋小学校、勤労センターまでで中途半端でした。
それで、shujiが、是非ともと本町通りを 南下して、大仏と地蔵尊、そして海老川を超えて大神宮をまわって戻る道を書き加えました。
その理由 については時間切れでしたので、不十分かもしれませんが、説明します。
１．大仏…といっても小さな石造りの仏像です。ところが、私にとってこの仏像は「びっくりポン」もの！
先ず、行き方ですが、勤労センターから、本町通りを真っすぐに南下します。東京三菱UFJ銀行わきの 道を突き当たり、
人一人通れる細い道を出て左へ、お墓とは塀で仕切られた茶色の舗装の歩道（船橋市の歴史散歩 道はこの茶色舗装です！）を
道なりにクランクして突き当たりを左折（茶色舗装）して、花屋さんの次が お寺の入口ですが、ここにさりげなく鎮座しているのが、目指す大仏です。
船橋市の奇祭の一つで、2月末にこの大仏の首の回りにご飯をなすりつけて供養しこれをもらって 食べると病気をしないというのがあります、
「大仏追善供養祭」とかいうらしいです。由来は、船橋漁民 と浦安漁民が漁業権争いをしていて、間違って人を殺めてしまい、
船橋漁民３人が捕まり一人が牢獄 で死んだのを供養するということらしいのですが、船橋市教育委員会の解説の下側三分の一に明確 に書かれているのは、この仏像が、本来は1739年？に津波の被災者を供養するために建立されたもの であるということです。かつて３百年前に、この船橋の地においても確かに津波による被災があったことが この大仏によりはっきりと判ります。（知らないでビックリしたのは、私だけだったかも？）
２．円蔵院地蔵…ところが同じ地に、４００年以上、その場所を動いたことのない地蔵尊が祀られています。
行き方ですが、大仏を背にして茶色の舗装道を少し行くと、右側にクリーニング店の表示、その下に 右折すると円覚寺という表示。
そちらへ曲がると正面が円覚寺。文化財の彫り物のあるお社は今回の 目的ではないし
マニア以外にはボロボロにしか見えないのでやめて、門の手前の狭い道へ左折する
と円蔵院のコンクリート製とか石造りの祠があるけど、目指すお地蔵さんは門を入って右、お墓の真ん中の 木造のお堂の中。
実は本堂側は裏で、正面にまわると、このお地蔵さんが本尊のお前立のような存在 であることがわかります。
建物が新しいのは、数年前に建て替えられたからで、その際にもこの不動地蔵 にはさらしを巻いて、
絶対に動かさずに工事したというのを、毎朝の散歩で私もみていました。
神社や お寺のある場所は、災害があった場合でも被害が小さいところが多いというのが通説なので、
このお地蔵 さんが４００年以上動かなかったということならば、３００年前の津波でも大丈夫だったのかなと、想像が かきたてられるのは、私だけでしょうか。
このお地蔵さんの門を出て左へ曲がり突き当たりを右折（旧市役所前からのぬけ道で若干交通量多し）
「それいゆ」手前を左折すると海老川、京成大神宮駅の北側を通って大神宮の正面参道前交差点に なります。
３．大神宮…私が多くを語れば無知をさらすだけですが、「西のお伊勢さん、東の船橋大神宮」と社格の 高い神社で、
境内も広いことから災害の際は一時避難所に指定されています。
しかし、実際には水や トイレの確保の難しい場所で危険個所も多いように、私自身は感じています。
車が来ないのだけが助 かります。昔は海岸端であった南の正門参道から入り北の本町通り側へ抜けるのでどうかなと考え ました。
以上、言い洩らしたこともあるような気もするけど、今日は、これから歯医者です。それでは、また。
by shuji
