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sky is blue

言わなければよかったのに日記

Jam Films

2005-04-03 22:13:10 | 映画
なーんかなー、「スター不在」とか「dynamite! 最終日」とか、何書いてんだろって感じ(笑)。内容的にもだけど、1日分ので7日分ぐらい書いちゃってる気がする(笑)。これじゃあ、毎日更新できないのも分かってくれるでしょ? え? まだまだだって? いやぁ、今の私では、こんな調子で毎日更新してたら、倒れてしまいます(笑)。誰も頼んでないのに(笑)。いや、そういうのもたまには良いけどね、もっとこう、サクサクッとしたのだって、あったって良いじゃんねぇ。それにさー、7日分ぐらいのパワーを使って1日分のとこに書いたってだよ、たくさん投げたら、逆に伝わらなくなっちゃうかも知れないのにさー。あーあ。ったく。

もっとこうサクサクッとしたものも書こうじゃないか! そういうのがすごい意味を持つときだってあるかも知れないじゃないか! 更新ペースも上がるかも知れないじゃないか!(そうならなかったらゴメンなさい)

……こんなことを思ったのも、こんなサクサクッとしたテンポの良い映画を観たから、かも知れません。

『Jam Films』って、名前は聞いていたけど、一体どういうものなのかよく分かってなかった。けど、ここにきて、思わぬところで、私の中で色々な要素が『Jam Films』にリンクしたので、観てみることにした。最新作『Jam Films S』にスネオヘアーが出てること、『Jam Films 2』にバナナマン日村さん、ラーメンズが出てること、などなど。

タイトルからも想像できるし、短編映画集ということは何となく知っていたが、やっぱり短編映画集。全部で7作品、監督もそれぞれ7人。1作品10~15分くらい。共通のテーマがあるわけでもなく、ただ無造作に並べられたように次から次へと繰り出される7つのストーリーが、どれもそれぞれの個性を持っていて、色んな世界が一気に味わえてお得な気分。監督は、北村龍平/篠原哲雄/飯田譲治/望月六郎/堤幸彦/行定勲/岩井俊二の7人で、私は映画に詳しくないからよくは分からないけど、みんな活躍している人達だというから納得。ぜんぶ観終わってみると、無造作に並べられたようだけど、やっぱり順番は考えられてるなぁと思った。この順番だから、リズムよく観れたんだろうなと。

オープニングで、くるりの「水中モーター」が使われててびっくり。でも、この映画のオープニングに合ってたかも。短編ってことで、当たり前だけど長編とは違ってて、10分という短い時間で勝負しなくちゃいけないから、まさに瞬間芸。映画というよりも、音楽に近いものがあるかも。プロモとか。普通の映画みたいに2時間とか時間があるわけじゃないから、起承転結があったりとか、時間や気持ちの流れに緩急がつけられてたりとかはほとんどなく、最初から最後まで凝縮されてる。だから、なんか、ジェットコースターに乗ってるような気分かな。美味しいとこだけもらっちゃいますって(笑)。2時間ずっと1つの話に集中してなくて良いから楽に楽しめるっていうのもあるし。そのへんのジェットコースター感とくるりの「水中モーター」が、なんか合ってた。

こういうのって、後を引くような作品が間に入ってたりとか、場合によっては、観る側が上手く切り替えられなくなってしまう可能性もあるけど、その点は作品の順番も含めよく考慮されてたのか、大丈夫だった。リズムよく観れたし。だからと言って、観終わった後に、なんにも残らないってわけでもなく、あの作品ここが面白かったなぁとか、あれはこういうことかな~こうともとれるな~とか、観たときの感じを取り出してみたり、そういうことができるくらいの余韻はちゃんとくれる。

2時間使ったドーンとした映画が観たいって人は肩透かしをくらっちゃうかも知れないけど、それとは別物で短編映画集としてってことなら、十分楽しめるのではないかな~。というか、長編にはない楽しさがあるってことだね。共通のテーマがあるわけでもないから、ただ短編が並べられただけじゃんって感じるかと思ったら、そうでもなかった。なんか、ちゃんと意味はあったっていうか、そうすることによってジェットコースターになり得たっていうか。で、ないようでいて、「いつもは長編を手がけるベテランが瞬間芸を披露した」って共通項かつテーマはあるし、7人ともそれを理解し意識した上でやったんだなってのが伝わってきたし。いつも長編をやってるから瞬間が活きるっていうか。つまり、瞬間芸が活きてたってことです。それが連なってジェットコースターみたいに楽しかったってことです。

『Jam Films 2』は、またちょっとコンセプトが違うみたいで。バナナマン日村さんが出てるから、本当はこっちの方が観たかったんだよね。でも、こっちは貸し出し中だったの。

それと、スネオヘアーが出てるということで、ココリコ田中主演の『犬と歩けば』も借りて観たんだけど、犬が可愛かったなぁ。犬とか猫とか、動物見ただけで元気になっちゃうの、私すごく分かるなー。私は動物かっていうくらい(笑)。いやいや、動物なんだよね。スネオヘアーは、最後にほんのちょっと出るだけでした。しかも、犬に似てるという役で、役名が「タムラタロウ」(笑)。更に、田中の役名が「岡村靖幸」(←ミュージシャンにいますね)。それと、ラーメンズ片桐さんも出ててびっくりした(知らなかった)。


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