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sky is blue

言わなければよかったのに日記

スネオヘアー ~カナシミ~ FINAL

2006-07-15 23:11:48 | ライヴ
前からワンマンを観てみたいと思っていたスネオヘアーのライヴに行ってきた。ツアー『カナシミ』の最終日@日比谷野音。

雨が降るか降らないかって感じの天気で、開演近くに会場に向かうと、スネオヘアーの歌声が聴こえてくる。え? まだリハーサル? でも、もう会場に人入れてるし。入ってみると、浴衣着たスネオヘアーが一人で弾き語りをやっている。いやぁ、こんなのやるって知らなかったよ。後でHPをチェックしてみたら、事前に告知されてたみたい。もったいなかったなぁ。

野音でワンマンやるのは初めてとのことで、この日をスペシャルなものにしようって空気が漂っていた。

弾き語りのときに、アジカンがどうしたこうした言ってたなぁ。ブツブツ言ってる感じなのに、最後いきなり「カッコ良いよね、あいつら」(笑)。どこまで本気だか分からないけど(おそらく本人も?)、『CDJ 04/05』のときもオレンジレンジがどうしたこうした言ってたなぁ。確か、ファンなんですって言われたとかなんとか。何にせよ、常にシーンに関心があるってことだろうし、それは良いことだよなぁ。

前座(?)終了で、スネオヘアーは一旦下がる。下がり際に、スネオヘアー持参の思い出のレコードということで、「斉藤由貴」をその場でかけて下がっていった。それを聴きながら開演を待つ。(タイムリーだったので『我輩は主婦である』思い出しちゃったよ)

洋服に着替えたスネオヘアー&バンド登場。「今の奴、しみったれた奴だったなぁ」とスネオヘアー(笑)。そして、「悲しみロックフェスティバル」でスタート。

スネオヘアーの曲って、やっぱファンキーさがあるよなぁ。CDからもそれは伝わってくるけど、バンドの演奏がよりそれを引き出していた。結構好きかも、このバンド。

ゲストに、池田貴史登場。

「フォーク」~「空も忙しい」で、ちょっとアクシデントあり。しかし、後半盛り返して、じっくり聴かせてくれました。

CDだと、「ワルツ」とか「セイコウトウテイ」とか、ポップな曲に惹かれがちなんだけど、「ランドマーク」とか「現在位置 ~You are here~」とか、ライヴで聴いたらその重厚な迫力に圧倒された。特に「JET」は、スネオヘアーの真骨頂なのではないかと思った。じわじわと壮大な景色を描いていくようで、それが東京の夜空に響きわたって、なんか宇宙な感じ(笑)だった。<今夜トウキョウタワーに月はササッテル>って、野音で聴くの良いね。同様に、「パイロットランプ」も良かった。ポップなのもスネオヘアーだけど、こういう重たい感じのも良いなぁ。「アオイソラ」とか「冬の翼」とかも聴いてみたかったよ。

アンコールでは、「ヒットパレードみたいのを考えてきた」と言って、これまでの全シングルを順番通りにメドレー形式で。おお、大サービスだねぇ。フルコーラスで聴きたい曲もあったけど、そんなこと言ったらキリないもんね。

途中、雨が降ってきたりもしたけど、スネオヘアーのポップさの中に、ファンキーさや重厚さを感じられた楽しい夜でした。


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