現在、京王線は、高架工事中
昨年9月から”復活・再生プロジェクト”をスタートさせて、もう一度社会参加する為にハローワークで仕事探しの就職活動をしていますが、求人票の条件において、シニアの再就職の難しさを実感しています。
再就職が難しい、就職活動の気持ちが乗って来ない日には、気分転換でローズガーデンに出てガーデニング作業をしています。
ガーデニング作業をしていますと、 昨年10月頃から家の前を通って行く大きなトラック、作業員を乗せた、マイクロバスが通り過ぎて行きます。自宅近くで工事中の大きな音がしてきます。トラックの通行、工事の騒音の原因は、自宅の北側の京王線の線路を高架にする工事が、昨年の10月頃から始まっているからです。
昨年の10月頃に私は、高架工事の事が気になって工事現場を見に行きますと工事フェンスの傍にガードマンが立っていましたので、工事の事を尋ねてみましたら、このガードマンの方は、工事の事を親切に教えてくてました。それが、きっかけでこのガードマンの方と立ち話をしました。
このガードマンの方の年齢は、70歳で、サラリーマン時代は、興銀:日本興業銀行に勤務していました元興銀マンの方でした。興銀勤務と聞いて私は、ビックリ!!
私が、就職する頃の当時、興銀に入行するのは、とても難しくて、東大卒レベルでないと興銀に入行するのは出来ませんでした。この方も東大卒レベルの大学卒と聞いて、私は、また、また、ビックリしてしまいました。
そのような興銀出身の方がなぜ?ガードマンの仕事をしているのか?理由を聞きましたところ、子供さんがIPS細胞の研究の為に海外留学をしていまして、海外留学の滞在費用の半分を援助・支援する為にガードマンとして働いてお金を稼いでいるとの事でした。
工事現場のガードマンの仕事は、早朝から工事現場に来て、夕方遅くまで、冷たい風雨の日、みぞれ交じりの非常に寒い日にも工事現場に立ってトラックの誘導、歩行者への安全誘導等々、人命に関係するお仕事ですので、厳しい気候環境の中でも気が抜けない仕事です。
この興銀出身のガードマンの方は、70歳で、肉体的・健康面に非常に厳しいですが、子供の海外留学費用を援助・支援する為に一生懸命に頑張ってガードマンとして働いている姿を見ますと、本当に感心させられます。
私は、仕事探しの就職活動をしていますが、シニアの再就職の難しさを実感していますが、元興銀マンだったこのガードマンの方の苦労を思えば、俺は、まだまだ、根性・努力が足りないぞ!!と思ってしまいます。
シニアの再就職の難しさに負けないで、”復活・再生プロジェクト”を頑張って行こう。と思います。
京王線の高架工事では、多くのガードマンが働いています
ガードマンの多くは、前期高齢者後半~の人達です。前期高齢者後半~のガードマンの人達が事故しない、怪我しない事を私は、祈っています。
記録
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