助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

春は甘食の季節

2006年03月22日 | 助六のつれづれ
およそ人の実力というのは、見た目ではわからないものです。

昨年の4月から1年間お世話になった人が、この3月で隣県に異動することになりました。
今思い返すと、うちの部署に初めて新任の挨拶に来たとき、その個性的な髪型に、職場の誰もが絶句したものでした。
その人がひととおりの挨拶を終えて帰った後、ひとりの先輩が言いました。

「なんだ、あの甘食を二つ重ねたような髪型は」

「甘食」というのは、女性の乳房の形をした、ほんのり甘い菓子パン。
ひとくちちぎって口の中に入れると、モソモソして口の中の唾液がすべて吸い取られてしまいます。



それを二つ重ねるというのだから、こんなカンジ。


(イメージ)

まさに、言い得て妙!なのです。

ところがこの甘食P(Pというのは役職名)、次第に仕事上でその手腕を発揮し、部内での評価も瞬く間に「あの人はできる」に変わっていったのでした。
結婚もしているようで、左手薬指にはシンプルで感じのいい結婚指輪が。
きっと、蒸しパンによく似たかわいいお嫁さんがいるんでしょうねぇ。

そんな甘食Pと一緒に仕事ができるのも、あと1週間。
寂しくなります。

なんで1年も経って突然甘食の記事をエントリしたかというと、東京メトロで配布されているフリーペーパーに「今年甘食が大ブレイクの予感」と書かれていたから。
渋谷では「転がれ!たま子」という、甘食が生き甲斐という少女の映画もやっているそうです。
自宅で甘食を作ってみたいという方は、こちらのホームページで「甘食」で検索すると、いろいろでてきますよ。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タマゴボーロみたいな息子も。 (レオ)
2006-03-25 00:23:55
初めて甘食Pの話を聞いたときは「そんな髪型ありえない」と思っていたけれど、ありえました。

顔立ちはいたって普通、いやむしろ地味な方ですが、あの髪型でぐぐっと第一印象が強くなっています。昨日最後にそのお姿を見まして、もう一生懸命目に焼き付けまた。って焼き付くのはその髪型だけなんですけど。また家で似顔絵を書いて遊びたいと思います。

そうそう、蒸しパンかあるいはマフィンに似たかわいい奥さんがいますね。ああいう人を、女の人ってほっときませんから。
返信する