出るところがいっぱい

出るところがいっぱいあると、入ったものは困ります。
かといって、いまさら入ったところに戻るわけにはいかない。
どこか出るところを選び取るしかないです。

春はまだ来ぬ骨董市

吊しのアンティークの和服。
背（せい）の半分しかない姿見。
朝の柔らかい光とお気に入りの雑誌。
春はまだ来ぬ骨董市。

今週のグリーンマン

見事hallAに選ばれたのは、こちらの男性です！

微笑みに気づかない

お腹が痛くなるほどの大笑いなんて時時でいい。
くすすと笑えるそんな毎日が続けばいい。
この地上で。

四角化された場所で（その６）

しゅんごくあっちー（by ブイヨン）な毎日ですが、皆様いかがお過ごしですか。
僕ですか。
僕はぎらぎらのアスファルトを日本中から剥がし取るプロジェクトに奔走しています。

……いえ、暑さで朦朧としています。

サンセットＫ

冬の遊園地からの帰り道。
夕日に照らし出された店舗が綺麗だったので。

冬の遊園地 #19

オペレーターのニルスは言った。
「古い回転木馬ってのは、誰も乗っていなくても回し続けなくっちゃいけないんだ。
一日でも休んでしまったら、内部機構が自分の齢を思い出してしまって、元どおりには動かなくなってしまう」

冬の遊園地 #18

カルーセル・エルドラド。
現存する世界最古の回転木馬です。

冬の遊園地 #17（あるいは見えないところが）

世界をちょっきり切り取ってしまうと、見えないところがＭである保証なんてどこにもありません。
見えないところがＨである可能性だって生まれてきます。

冬の遊園地 #16

としまえんにこんな場所あったっけ、という方。
あったのです。
ぜひ探してみてください。