『荒らし』に遭ったblogです^^

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何故『子供手当て』は目の敵

2011年03月15日 | 雲の日記

  大規模災害に原発事故まで、それでも負けない!



予断を許さない福島原発事故ですが、少しずつ『火災の鎮火』など良い方向も
見えてきたようです。報道は減りましたが、今日の昼頃、米軍の原子力専門家」

が福島第一原発に到着するというニュースを昨夜、聞いています。日本政府か
らの『技術協力』要請に応えたものだと言っていました。流石に高濃度の放射

性物質を観測して政府も本気で危機感を持ったのでしょう。その要請に応えて
米軍の原子力専門家が出発、15日昼ごろには福島第一原発に到着すると報道

していました。少しでも早く安全が確認出来る状態になって欲しいですね。
沈静化の後、もう一度『原子力発電』に関する議論をしてほしいと思います。


自民党・公明党は依然より『子供手当て』『高速道路無料化』に反対していま
した。(上記二つに『農家の戸別所得補償』『高校授業料無償化』を加えバラ
マキ4kと呼んでいる><)

今日の昼頃、次のようなニュースを目にして驚きました。

(引用始まり)
自民党の谷垣禎一総裁は15日の記者会見で、東日本大震災からの復旧を目的
とした2011年度補正予算案の財源を確保するため、11年度予算案のうち
子ども手当や高速道路無料化などを全面凍結するべきだと表明した。公明党の
山口那津男代表も同様の考えを示した。
...
社民党の福島瑞穂党首も記者団に高速道路無料化は不必要との認識を表明。
ただ子ども手当については基本的に存続させ、11年度予算案から実施予定の
3歳未満に限った月7千円の上積み分だけ凍結するよう求めた。
(引用終わり) (3月15日 共同通信)


全く..何としても『子供手当て』を止めたい自民党・公明党に驚いてしまう。
やっと『少子化対策』『子育て支援』が日本でも本格化するのかと喜んだのも

束の間、今回の災害を利用して再度『子供手当て』を廃止しようというのだ。
地方自治体の負担について、企業の負担について、『子育て世代』と『子育て

支援』の支持国民を除けば『反対』の方が有利である。だってそうでしょう?
支持率の低下した政府与党に対して強い影響力を行使できるのは誰が見たって

(マスコミに顔を出し過ぎるタレント首長の多い)地方自治体だろうし、マス
コミに絶大な影響力がある財界だろうと想像出来ます。

自民党・公明党の反対は日本の将来でもなく、少子化対策でもなく、政権交代
の為だからです。声の小さい(数の少ない)『子育て世代』を無視しても我欲

を通そうと言う訳です。日本の将来を考えれば、少子化対策は待った無しです。
私も『高速道路無料化』の予算を災害復旧に回すのは賛成です。

ただし『子供手当て』に関しては満額支給するべきだと思います。

ところが予算の成立を優先しなければならない政府は、自民等・公明党の案に
傾く可能性が出て来た。勿論、災害復旧の予算ねん出の為だろうと思いますが、

残念でならないですね。『子供手当て』を当てにしていた子育て世代にも打撃
を与えるだろう。一度出すと言っておきながら(理由があるとは言え)後ほど
引っ込めるのは如何なものだろうか? 

何度も言いますが、今の日本で『少子化対策=子育て支援』は重要な政策です。

大企業優遇、金持ち優遇、規制緩和の政治から『国民の生活が一番』の政治に
変えようとした結果が『政権交代』の意義ではなかったのですか??

勿論、災害復旧には最大限の支援が必要です。いろいろな所で予算を削減して
捻出しなければならないだろう。国民も協力する用意があるだろう!

だが..前提もある筈です。『社会保障費の削減』や『消費税の増税』を
しないということです。
 

災害復旧予算を理由に使い『子供手当て』を無くそうとする自民党・公明党の
やり方に怒りを感じます。


皆さんも災害復旧のゴタゴタに乗じてオカシナことが起きないようにご注意
下さいね。こういう時って結構..目くらましに遭うことが多いですからね。

くわばら!..くわばら!..












逃げ場のない放射能の危険

2011年03月15日 | 雲の日記

  福島第一原発に注意が必要です!

世界最大級の大地震から4日が過ぎました。多くの人の賢明な努力によって
復旧は着実に進んでいるように見える。が..その中で最も気になるのが福島

第一原発の事故ではないだろうか? (昨日の深夜までは)東電の報告を見
ても、マスコミに出てくる専門家・アナウンサーなどの発言でも『健康には

何ら問題ない』『直ちに健康を害するレベルではない』等々、憶測と気休め
が飛び交っていました。ところが朝になって爆発音があり、放射能漏れから

現地の職員を退避させる判断が下された。そしてAM11時に菅首相による
(国民向け)会見が行われました。 福島第一原発が危険な状態にあるので

半径20kmの避難に加え、20kmから30kmの範囲に屋内退避の要請
が下されたのです。その際に発表された数値は、福島第一原発敷地内で最高

レベルの400ミリシーベルトだったという。『400ミリシーベルト』が
どの程度のレベルか理解するために、専門家が比較する材料を提示していた
のでお知らせしておきます。

男性の場合、150ミリシーベルトで一時的に赴任状態になる。
男女とも、500ミリシーベルトでリンパ球の減少が起きる。などなど...

今回の400ミリシーベルトが、人体に大きな悪影響のある数値だと説明さ
れました。一連の報道を見ていると一番信頼できる発表は『政府』の発表で

はないかと思えます。今回の高い放射性物質を放出したのは、安全だと思わ
れていた『4号炉』です。1号炉、2号炉、3号炉も相変わらず危険な状態

にあるのは同じです。最悪の場合もあり得る状態なので、報道に注意して下
さいね。日本政府からアメリカに技術要請をし、そのグループが今日の昼頃

にも福島第一原発に到着するというので期待されます。一連の報道を見てい
ると東電の対応には限界があると感じたからです。少なくとも『危機管理』

について『何をしてきたのか?』と言いたい!><
こんな状態が起きて『何が原発は安全だ!』なんだろうか? どこが安全?

現場で働く『東電職員』や『消防士』に『被ばく』が起きていると言います。
テレビで解説する全ての人が『現場を見ていない』人達だと想像出来る。

『原発の安全性』はテレビに出ているような人たちの頭の中で作られる砂上
の楼閣でしかないのだろう!!(それに付き合わされる国民は悲劇ですよ)

『竹やり訓練』で『米軍』を迎え撃とうと日本国民を騙した『時の政府』と
同じように見える..(竹やり訓練って本当に有ったと祖父に聞いています)

(引用始まり)
『原発と地震 安全を根底から見直せ 』
東日本大震災で、国民が息をのんで祈るように見守っていることのひとつは、
東京電力福島第1原発事故の今後の展開である。

原子炉の冷却に全力を尽くして、炉心全体が溶け落ち放射性物質が大量に飛
び散る事態を回避してほしい。周辺住民はもちろん、国民全体の生命・健康
がかかっている。

原発に不都合が生じた場合、(1)止める(2)冷やす(3)閉じ込める-
の三つが着実に行われれば、被害拡大は食い止められる。

今回、福島の原発は炉は停止したが冷やせなかった。非常時に炉を冷やす
装置を動かすための発電機がストップしたなどのためだ。その結果、1号機
と3号機で炉心溶融が起き建屋に水素がたまり爆発した。けが人が出ている。
2号機も極めて危険な状態だ。
...
日本の原子力政策、特に地震対策を根本から問い直す事態だ。国は2006年、
耐震指針を25年ぶりに改定した。それでも、翌年、耐震設計の想定値を上回
る揺れに見舞われた原発がある。

国や電力会社は、地震による原発災害に対する認識が甘かったのではないか。
今回のような巨大地震に襲われても耐えられるかの検証から再出発すべきだ。

国内には数多くの原発がある。各電力会社がそれぞれの原発について、地震
対策を再点検をし、公表すべきだ。とりわけ、巨大な規模が予測される東海
地震などに対する備えが問われる。
(引用終わり) (3月15日 信濃毎日新聞)


福島原発周辺以外でも放射性物質が風に乗り、拡散する可能性が高いです。
原発20km~30km圏内の対応と同じように、屋内退避出来る人は同じ

ように対応した方が良いと個人的には思っています。風向きによって大きく
変わると思いますので、気になる人が風向きにご注意下さいね。(必要以上
に恐怖に囚われることはないと思いますが..)

私は換気扇を止め、窓を閉め(寒いので開けていない)、外に出ないように
しています。出る時は、マスクを着用しています。


原子力発電が必要不可欠と言うなら『安全』について『お題目』でない対策
を講じるべきだろう! 今までを対応を見る限り、安心感は一つもない!

原発を推進した『旧政権』の皆様.. 文句を言う前に反省でもしたら、
どうですか??