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障害者自立支援法を考える

2009年09月21日 | 雲の日記

障害者自立支援法を考える

 皆さーん、こんにちはぁ~!           

肌寒いようなお天気ですね。風邪等引かないようにご注意下さい。今時の風邪は
みんなインフルエンザに見られ、毛虫のように嫌われますからね^^

病院の待合室で咳をしていたお爺さん.. 隣の中年女性に怖い目で睨まれていた。
病院だから..病気の人が来るところなんだけど.. 嫌なんだろうね! 

私は幸いなことに『障害者』ではないし、家族にも障害者はいない.. 裕福では
ないが、何とか生活が出来る程度.. だから障害者のことを考える時は『福祉』

という感覚でしかない.. 多くの人は私と同じ立場だろうと考えます。
(心身)障害者には公的な助けが必要です。(金持ちを除く) 収入の道は閉ざされ、

生活するにも『介護』が必要な人がいる。そんな人たちには私達が納めた税金の
中から『援助』する必要がある。だから..幸いなことに私達は生活に困り、路上

に眠る『障害者』を見ることはない..(貧困の先にある路上生活者は沢山いるが)
ところが障害者にも応益負担をさせるべきだと考えた政権がある。小泉政権だ。

2005年(平成17年)10月14日参議院本会議を通過。同年10月31日、衆議院本会議
において自由民主党、公明党の賛成多数で可決、成立した『障害者自立支援法
です。

(引用始まり)
障害者自立支援法(しょうがいしゃじりつしえんほう)とは、「障害者及び障害児
がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことが
できる」ようにすることを目的とする日本の法律である。

従来の制度と比較して、障害に対する継続的な医療費の自己負担比率が5%から
10%に倍増した。狙いは、少子高齢化社会に向け、従来の支援費制度に代わり、
障害者に費用の原則1割負担を求め、障害者の福祉サービスを一元化し、保護か
ら自立に向けた支援にある。
(引用終り) (Wikipediaより)


『障害者自立支援法』..相変わらずネーミングだけは“さも”障害者の為になる
と言わんばかりです>< その実は、障害者にも1割の『応益負担』を求めると

いう内容です。なんだかねぇ~?..寒寒とするような法律ですよね。
福祉に関しては『応益負担』ではなく『応能負担』(経済能力に応じた負担)に

するべきだと私は思います。『応益負担』と言えば(一見)聞こえはいいが、金持
ちも貧困層も『一律』に負担するという不公平が生じる.. やっぱり応能負担だ。

特殊な考えの人を除けば、多くの国民が障害者の福祉の為に使う税金に、不満が
ないだろう.. 幾ら財政赤字と言っても、何でも削っていい訳じゃない!

少ない国家予算の中で“何に使い、何を削るのか”、国民的議論がされなければ
ならないだろう。出来ればその中で、社会保障費が削られないことを希望します。

福祉の充実は、私達の『人生の保険』のようなものでもあると思っています。
明日、何が起きるか分からない.. 長い人生をつつがなく生きられた幸せな人も

いるだろう.. ところが人生にアクシデントは付き物です。私や家族やあなたが
障害を負うことだってある。 そんな時、すぐに必要な『医療費』や『介護費』、

その後の『生活費』が手当てされなければ、不安で療養も日常生活も出来ない..
『明日は我が身!』 そう思って福祉を見て欲しいです。

『あいつら..税金で得している!』 そう考えないで欲しいです.. 
誰だって、障害のある身で生きたくなんかないのです。好きで障害者になった人

など一人もいないです。そういう人たちを社会全体で支えるのは当然のことです。
そしてそれは..『明日は我が身!』の為の『人生の保険』でもあると思います。

そんな障害者の負担を増してきた問題の多い『障害者自立支援法』が廃止になる
というニュースが流れている^^

(引用始まり)
長妻厚生労働相は19日、厚労省内で記者団に、障害者自立支援法について、
「廃止していくと申し上げている」と述べ、廃止して新制度を導入する方針を
強調した。
...
2006年4月に施行された同法は、福祉サービスの利用にかかった費用の原則
1割を自己負担させる「応益負担」の立場をとっている。これに対し障害者団体
から「負担が重い」「サービス量を減らさざるを得ない」と強い批判が出ていた。
昨年10月には、同法が憲法の保障する生存権を侵害しているなどとして全国一
斉訴訟も起きている。
...
また、長妻氏は、10月にも復活させる生活保護の母子加算の財源に今年度予算
の予備費を充てる案について「選択肢の一つだが、ほかにもある。一番早い方法
を検討している」と述べた。
(引用終り) (9月20日 読売新聞)


福祉に予算を割く以上、それ以外の予算は削減しなければならない。
その時、削減される事業の利害関係者は『大反対』キャンペーンを張るだろう..

“あれもこれも”は、出来ない.. そんな時、鳩山政権を支える必要が国民の側
にもあるのではないだろうか?? スキャンダルも利用されるだろうね..

一番は閣僚のスキャンダルで、鳩山首相の任命責任を追及することだろうか?^^
政治の世界とは、魑魅魍魎が住む世界だからね^^ 

暫くは、鳩山政権の行く末を見守ってみたいです。政権交代したのですから..^^


今にも雨が降りそうです。久し振りの雨に大地も潤うのかな?^^ 楽しい連休を
過ごしていらっしゃいますか?

今日も元気で ファイト!!