『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

ポイント・オブ・ノーリターン

2009年09月05日 | 雲の日記


ポイント・オブ・ノーリターン

 皆さーん、こんにちは~^^        

今日は昨日と打って変わり『暑い』くらい.. 30度になります><
寒かったり暑かったりしてますから、くれぐれも体調管理に気を付けましょう!

私も体調が良くない! 季節の変わり目はバイオリズムも下がるのでしょうね^^
気持ちを切り替えて、今日の青空のように清々しい気持ちでblogスタートです。

さて..今日は何の話にしようかな?と、キーボードを眺めた^^ すると浮かんだ
言葉がタイトルにある『ポイント・オブ・ノーリターン』だった。

意味は『引き返せない時点』とでも言いましょうか? 『もう戻れない!』時点。
どんな失敗をしても“やり直せる時点”と言うのがある筈だろう。でもこれ以上

進んだら“無理”という時点も同時にある筈です。何度も聞かされてウンザリし
ていることを、私は何度でも言わなければならないと思っています。

それが日本の財政です。そしてそれが一番の緊急課題だと立花隆の緊急寄稿(週
刊文春)を読んで再度認識したのです。昨日のblog..皆さんは、どうでしたか?

自民党・公明党最後の連立政権が行った『経済対策』.. 世界一の財政赤字大国
:日本に、更に補正予算で14兆円をばら撒いた。

私たちが浮かれている『エコカー補助金』『エコカー減税』『高速道路1000円』
等々.. これらの補助金も減税分も、国庫から補填されるのをご存知でしょうか。

高速道路の1000円以上の分も国庫から補填されるのをご存知ですか? 全て国庫
のお金が補填されます。それも今の日本では税収が足りない為に赤字国債(借金)

で賄われるのです。今回の赤字も借金の上積みになるのです。世界一の財政赤字
大国:日本の借金は減るどころか(横ばいでもなく)、増え続けているのです。

今回の経済対策は確かに国民の車購入のチャンスを作り、多くの人が買い替えを
行ったと思います。その恩恵の多くは自動車産業だけのものです。購入者が安く

買えた分は、全て国庫から補填される訳ですからね。周りまわって国民が負担し
ている。(借金の増額) エコポイントも同じことです。企業は労せず、売上を

伸ばし、そのツケは国民の借金になっている。
日本の国を運営する為の予算は、約80兆円(年度)です。その中で国債の利払い

に当てられる費用は1/4に当たる約20兆円でした。それが来年の概算要求を
見てみれば...

(引用始まり)
 財務省は28日、国債の元利払いに充てる国債費について、2010年度予算の概算
要求で21兆9158億円を要求すると発表した。09年度当初予算に比べて8.3%
(1兆6720億円)多い。概算要求の段階としては09年度、08年度に次いで、過去
3番目の水準となった。
...
10年度に発行を想定している国債額は136兆9292億円で、内訳は新規国債が38兆
5000億円、借換債が98兆4292億円。国債費は今後の予算編成で、歳出や歳入の
状況を反映したうえで、予算案の策定時に最終確定する。
(引用終り)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090828AT3S2801I28082009.html 


09年度は約20兆円だった国債(償還・利払い)費が、10年度の概算要求では
約22兆円に近付いています。日本国と言えども国債(借金)の踏み倒しは出来ま

せん。これらは全て、日本国民が払わなければならない『借金』です。
ところが、どんなに増税が行われても借金は減らない。多分..次に消費税増税が
あっても(今のままでは)借金は減らないでしょう.. 

政治の方向転換と国民の意識変換が必要です。

私達にとって、どうしても必要な政策があります。これだけは国民にとって譲れ
ない政策です。 それは『年金』『医療』『教育』です。これだけは“どんなに

破綻”しても守らなければならない社会制度です。これらを守らなければ『日本
の再生』もなくなるからです。反対にそれ以外は、出来る限り削減しなければな

らなくなるでしょう。覚悟を決めた方がいいです。覚悟を決める時、小泉純一郎
元首相が06年の経済財政諮問会議で言った言葉を戒めにして欲しいです。

『歳出をどんどん切り詰めていけば“やめてほしい”という声がでてくる。
“増税してもいいから、必要な施策はやってくれ”という状況になるまで徹底的
にカットしないといけない。』(6月24日 web akahata)
 

私は増税に反対ですが、もし『増税賛成』『増税止む無し』の国民がいるなら、
『年金』『医療』『教育』だけは守る方向で賛成して欲しいです。

時の政権は必ず社会保障を削ろうとしますからね。その為の国家的キャンペーン
も繰り広げるでしょう.. その手先にはマスコミがなると思ってしまいます。

政府がどんなに歳出を切り詰めようとも『年金』『医療』『教育』だけは守れる
筈です。 最後まで残すのは『年金』『医療』『教育』の3つだと私は思います。

『政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者の
いいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっ
ては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義
者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。 このやりかたは
どんな国でも有効です』(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツ
を裁いたニュルンベルグ裁判にて)


日本の『ポイント・オブ・ノーリターン』はもう少し先にあるのだろうか?


今日も元気で ファイト!!