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大企業に税金を払わせよう

2009年05月13日 | 雲の日記
             


大企業に税金を払わせよう

 皆さーん、こんにちわ~^^     

今日は長電話の為に^^、blogのUPが遅れました><;
書きたいことは山程あるのですが、時間がないので省略が多くなるかな?

私たち庶民は、給料を貰う前から税金が天引きされています。確実・安全
な徴収の仕方ですね。自動車税にしても、払わなければ車検が受けられな

くなっているから、何としても(車検を受ける人は)払うだろう..
固定資産税もそうだろう.. 滞納すれば、容赦なく徴収に来るし、最後は

差し押さえか? 兎も角、私達は“天引き”を含めてあの手この手で納税
の義務を履行させられている。それは仕方ない..国民の義務なのだから。

ところで私達庶民より遥かに巨額な収入や利益を上げている大企業や大金
持ちは、どうだろうか? 巨額な収入や利益には、それに見合った税金を

徴収しているのだろうか?? 大丈夫??
皆さんは『タックス・ヘイヴン 』と言う言葉をご存知だろうか??

『タックス・ヘイヴン(英:tax haven、仏:paradis fiscal)とは、税金
が免除される、もしくは著しく軽減される国・地域を指す。
和訳から「租税回避地」とも呼ばれる。』(Wikipediaより)

要するに、タックス・ヘイヴンにある会社は、税金を払わなくていいか、
非常に低い利率の税金で済んでしまうと言うことですね。こういう場所を

経由すれば、日本人や日本企業でも、日本の高い税率の税金を払わなくて
済むのでしょうか?? だとしたら真っ当に働き、高い税率の税金を天引

きで取られている私達庶民は、なんだろうかと思ってしまいますよね><
こんな記事を見ました。

『オバマ米大統領は4日、税法の見直しに着手すると発表し、海外に雇用
を移転する多国籍企業や税金逃れのためにタックスヘイブン(租税回避地)
を利用する企業に課税する方針を表明しました。2011年から実施し、
今後10年間で2100億ドル(約21兆円)の税収増を見込みます。』

どういう事かと言えば..

『ホワイトハウスによると、2004年に米国の多国籍企業は海外活動で
7千億ドル(約70兆円)の収益をあげながら、米国に支払った税額は
160億ドルで、実質税率は2・3%にすぎないといいます。米国の大企
業100社のうち、83社がタックスヘイブンに子会社を持っているとし
ています。

オバマ氏は「だれも税金を払うのは好きではないが、大半の米国人は責任
を果たしている」「しかし責任を逃れようとする者がいる」「企業向けの
抜け穴だらけの税法で、企業は公正な税金を払うのを免れている」と批判。
大企業が国際競争力を保持するのを望むとしながらも、「それは、雇用を
海外に移し、利益をタックスヘイブンに送るという方法によってではない」
と述べ、大企業による海外への雇用流出を批判しました。』(web.akahata)


凄い実態が明らかになりましたね。前々から言われていた『タックスヘイ
ブン』の問題.. それがオバマ大統領になり、炙り出されて来た訳です。

アメリカの法人税が幾らか知らないが、実際に大企業が米国に払っている 
税金は『2.3%』に過ぎないと言っている訳です。日本も同じ事が言え

ますね。数々の優遇税制によって、日本企業の払う実質税率はずっと低い。
その上、『タックスヘイブン』まで利用していたら、実際に払うべき税金

より、どれだけ安くなっているのか? 天引きされる私たちには羨ましい
限りの話です。それもオバマ大統領になって方向転換が図られ始めたよう

ですね。大歓迎したいです。そして、この『タックスヘイブン』の問題..
多くの国で税収の減少を起こし、頭を悩ましていたのです。

(引用始まり)
G20のターゲットはタックスヘイブンだ (2009)4月2日 永田町異聞
今日からロンドンで始まるG20サミットの隠れたメインテーマは、タッ
クスヘイブン(租税回避地)対策だろう。

表向きの議題である金融や財政出動については、参加各国の思惑の違いが
あり、足並みをそろえるのはむずかしい。その一方で、G20メンバーで
はないスイスやカリブ海諸国などのタックスヘイブンをやり玉にあげ、
巨額の税収奪還をはかりたいという思いは共通しているようだ。

グローバル経済のなかで企業が国際化し、各国間で法人税の奪い合いが起き
ているのは周知の通りだ。企業は、税金の安い国に納税し、資金をため込ん
で国際競争に勝ち抜こうとする。

これに対して、不況の深刻化による税収不足に悩む各国は、企業からタック
スヘイブンに移転されるカネを奪い返すのに躍起になり始めた。たとえば、
守秘義務厳守で知られる「スイス銀行」に対する米国の強硬姿勢だ。
...
タックスヘイブンによって、米国が取り損なっている税金は毎年1千億ドル
にのぼるとみられ、オバマ大統領も上院議員時代からこの問題に積極的に取
り組んできている。』
(引用終り)(2009.4.7 Reportより)
(http://gensizin2.seesaa.net/article/117011412.html)

最後には次のようなコメントがありました。
(引用始まり)
日本を代表するような大企業がタックスヘイブンを利用して脱税しているよ
うですが、テレビなどではこのようなニュースはあまり報道されないようだ。
その反面では竹中平蔵などが盛んにテレビに出ては日本の法人税が高すぎる
と主張している。
海外に子会社を持つような大企業ともなれば、タックスヘイブンの子会社に
利益を集めて脱税したくなる気持ちもわかりますが、個人や零細企業などは
このような脱税は難しい。

小泉純一郎や竹中平蔵は外資から貰ったワイロをスイス銀行に隠していると
いわれますが、G20の会議によればタックスヘイブンを利用した隠し財産
の秘密はだんだん守られなくなりつつあります。
(引用終り)
(http://gensizin2.seesaa.net/article/117011412.html)


世界同時不況のお陰で^^ 各国は税収を増やさなくてはならなくなった。
(日本はすぐに消費税だと言うが..) そのお陰で、今まで見て見ぬ振りを

されてきた『タックスヘイブン』を利用した脱税行為が取り締まられようと
している。 大企業や大金持ちには申し訳ないが、手元に貰う前から税金を

天引きされて納税している私達庶民には、オバマ大統領の方針は大歓迎です。
消費税を『広く・浅く・平等』と言っている麻生政権ですが、それは間違い

です。多く利益を得る者が多くの税金を払うのは、当然のことでしょう..
違いますか?? それに消費税の高い国を引き合いに出しますが、多くの国

では、日用品や食料品には消費税をかけていません。それは貧困層への配慮
です。生きるために必要な食費やトイレットペーパーにまで、消費税をかけ

られる事に疑問を持たないだろうか?? 
税収が足りないなら増税と言う前に、出来ることが沢山ありそうですが..


風が出てきましたね^^ 今日は曇り時々晴れのようですが気温が高いですね。
今日も元気で ファイト!