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英語は出来ないが物理は出来る

2009年05月02日 | 雲の日記
             


英語は出来ないが物理は出来る

 皆さーん、こんにちは~^^     

今、今、終わりかけた文が消えた.. クリックを間違えて消えました。
凄いショック.. 最後の最後だったのに.. ガクッと力が抜けますね。

気を取り直して.. スタートです^^     

今日のタイトル..『英語は出来ないが物理は出来る』は、益川先生の
お話から頂きました。ノーベル賞授賞式に向かう益川先生をテレビが
写していました。

『益川さんは初めての海外渡航。関西空港内での記者会見で「来いと
言うから行くだけ。モーニングを仕立てざるを得なかったが好きじゃ
ない。織田信長みたいな赤ふんに荒縄で帯していくくらいが格好いい」
と益川節を披露。「英語の物理用語なら分かるが、しゃべれない。
それでも物理はできる」と話し、八日の受賞記念講演は、異例の日本
語で行うことを明かした。』

この中の『英語の物理用語なら分かるがしゃべれない。それでも物理
はできる』と話された中から拝借しました^^

いいですねぇ~  負け惜しみですが、私は英語が不得意.. 若かり
し頃、紹介でイギリス人の男性に英会話を教えて頂いたことがある。

(個人レッスンなので)近くで見たイギリス人男性は、白い肌に金髪
の毛が生えていた..@@ 母の実家で飼っていた『豚』の肌にそっく

りだった。どうしても気持ち悪くて2週間で辞めました(今も秘密)。
イギリス大使館に勤める男性は、日本女性に人気があった。 大勢の

若い日本人女性が付き合いたがったようです。結婚したい人も多くて。
(近くで見たら..考えも変わるだろうと私は思っていた..@@)

そんなこんなで白人男性の印象は、私には良くない.. それに威張り
腐っているように見えるアメリカも嫌いだった。だから英語なんか..

嫌いだ~と思って勉強をしないできたのです。(少し言い訳も有り^^)
ところが少しでも海外旅行をすると、アジアでさえ、英語は必須言語

になります。現地語が分からなくても英語が出来れば、不自由はない。
余程、山奥に行っても英語の出来る人はいるものです。ところが米国

に次ぐ経済力を誇った日本(日本語)はどうか?? 
全然通じない.. たまに土産物屋で片言の日本語を聞けば、感動さえ

する..@@ まず通じないと思った方がいい.. 日本人宿泊客70~
80%のホテルでさえ、英語が一般的です。

そんな屈辱的な?思いの中で、気骨のある日本人がいた..^^
それが益川敏英さんだ! 代筆してもらった英語のスピーチを暗記し

て話すことも出来たでしょうに、益川さんはノーベル賞受賞後の講演
を日本語で行った@@  異例中の異例だとしても禁止ではない..

皆が英語を話すからと言って英語にする必要などない筈だ..^^ 
日本語がいい。自分の国の言葉で話すのがいい.. 私はそう思った。

益川さんの話は面白い..^^ いろいろな場面で自分の考えを、自分の
信じることを率直に話していますよね。

『ノーベル物理学賞の受賞が決定した後の2008年10月10日に小林誠と
共に文部科学大臣に面会した。益川は大学受験などでは難しい問題は
避け、易しいものを選ぶよう指導していると指摘し、これは考えない
人間を作る「教育汚染」、親も「教育熱心」でなく「教育結果熱心」である
と批判した。』(Wikipediaより)

『2009年には「麻生内閣メールマガジン」に寄稿し、日本人ノーベル
賞受賞者の増加について「近年受賞者が多数出ているからといって、
現在の日本の科学の現状が万万歳ということにはならない」と述べ、
現状の研究成果は数十年ほど経過して初めて評価されると指摘している。
また、日本の基礎科学への研究費配分が不十分との懸念を示しており、
「限られた資源のなかで、役に立つ科学・分かりやすい科学・大学の
外で市場原理のもとで成り立つ科学などが研究費の餌場として雪崩れ
込んでいる」と指摘し「大学の基礎科学が危ない」と警鐘を鳴らして
いる。』(Wikipediaより)

ふと思って..
今回、麻生内閣で追加経済対策として出された『研究開発費の支援』が
益川さんの言う『役に立つ科学・分かりやすい科学・大学の外で市場
原理のもとで成り立つ科学など』に行かないだろうかと心配です。


ノーベル賞受賞時に、喜びのコメントを求められた時など..^^
『「(受賞は)大してうれしくない」..
「36年前の過去の仕事ですから」..
「研究者仲間が理論を実験し、あれで正解だったよ、と言ってくれる
のが1番うれしい」..
「我々は科学をやっているのであってノーベル賞を目標にやってきた
のではない」..
「(ノーベル賞は)世俗的な物」..
「(共同受賞した)南部先生に(ノーベル賞を)とっていただいたことが
一番うれしい..』
(Wikipediaより)


益川 敏英(ますかわ としひで、1940年2月7日~)は、日本の物理学者。
専門は素粒子物理学の理論で、クォークが6種類存在するとする小林・
益川理論の提唱者である。ノーベル物理学賞、日本学士院賞を受賞。
文化功労者、文化勲章受章者。京都産業大学理学部教授兼法人理事、
名古屋大学特別招聘教授。京都大学名誉教授。 (Wikipediaより)


朝日新聞の夕刊に益川さんとのインタビュー形式で『人生の贈りもの』
という記事が連載されています。その4回目をちょっとご紹介..^^

『~05年、「『九条の会』のアピールを広げる科学者・研究者の会」の
呼びかけ人になりました~

 あの時はまだ「末席に名前を連ねてください」というぐらいの意識でし
かなかった。でも、改憲の話が出てきて、きな臭くなってきた。いまや
らなきゃ世の中が反対方向にいっちゃうぞというような、無意識に危機
感が出てきたとしかいいようがありませんね。いま改憲を切り出す時代
じゃないと思います。切り出せば将来、改憲論者が大やけどをする。

~ノーベル賞の受賞講演でも戦争体験に触れ、「無謀で悲惨な戦争」と
述べています~

 自然と言葉が出たんです。開戦の前年に生まれ、戦争を体験している
最後の世代なんですよね。 ぼくより年下の人は幼くて記憶が無い。 
語ろうにも語りようがないでしょ。 最近、あの時代を生きてきた人間
の義務かなぁという気がして、 旗振り役をするような決心はしていま
せんが、積極的にかかわっていかなきゃいけない気がしてきました。』
(朝日新聞「人生の贈りもの」5月1日より)

益川さんが呼びかけ人になった九条の会とは、どんな会なのだろうか?

『九条の会(きゅうじょうのかい)とは、日本の護憲派知識人・文化人ら
で構成されるグループ。 2004年6月に結成された。憲法改正論議が活発
化している日本社会の現状を「太平洋戦争で悲惨な経験をし、またアジ
ア諸国に多大の惨禍を及ぼしたにも拘らず、対米従属で改憲し、再び
“戦争の出来る国”になろうとしている」と主張し“不戦を誓った日本
国憲法第9条を変えるな、変えさせるな”と呼びかけている。』 
(Wikipediaより)

『学生運動全盛の時代。ベトナム反戦デモに参加したり、市民集会に
講師として派遣されたりした。

「とにかく戦争で殺されるのも殺す側になるのも嫌だという思いだった。
ぼくのやるべき仕事は物理学や素粒子論の発展で平和運動の先頭に立っ
て旗振りをすることじゃない。でも研究者であると同時に一市民であり、
運動の末席に身を置きたいと考えていた」
...
 
ノーベル賞授賞式から約1カ月後、黒人初のオバマ米大統領が誕生した。

「ぼくは物理屋でいるときは悲観論者だが、人間の歴史については楽観的。
人間はとんでもない過ちを犯すが、最後は理性的で100年単位で見れば
進歩してきたと信じている。その原動力は、いま起きている不都合なこと、
悪いことをみんなで認識しあうことだ。いまの米国がそう。 黒人差別が
当然とされてきた国で、黒人のオバマ大統領が誕生するなんて誰が信じた
だろう。能天気だと言われるかもしれないが、戦争だってあと200年く
らいでなくせる」』(1月31日 朝日新聞)
http://www.asahi.com/science/update/0131/OSK200901310014_01.html


戦争と貧困のない時代を望む多くの人に、希望のある言葉でしたね^^
その為には、諦めないことです。何が起きても諦めない.. 頑張ろう!^^

ゴールデンウィークに突入で~す^^ どこもかしこも沢山の人出で賑わっ
ているのでしょう..  楽しく安全に過ごして下さいね~^^

今日も元気で ファイト!