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政府と検察の出来レースか

2009年03月07日 | 雲の日記
             


政府と検察の出来レースか?

 皆さーん、おはようございまーす^^     

『寄ってらっしゃい! 見てらっしゃい!..』とバケツをひっくり返した
ような(もっと大きいか?^^)騒ぎになっているのが、西松建設不正献金

疑惑に関する『ビックリ報道』だろう.. 
『えっ、何のこと?』という人も為に簡単に説明を!!^^

(引用始まり)
 政府高官は5日、西松建設の献金事件に関して、「この件で(東京地検
が)自民党の方までやることはないと思う」と述べ、自民党関係者の立件
には踏み込まないとの見通しを示した。政治家が絡む事件で、政府高官が
捜査の見通しについて言及するのは極めて異例。

西松建設側からの献金やパーティー券の購入など資金提供先には、自民党
の森喜朗元首相、尾身幸次元財務相、二階俊博経済産業相、加納時男副国
土交通相、山口俊一首相補佐官らが含まれている。

 高官は「自民党の方は金額が違いますから。西松からの献金という認識
があったというのは難しいと思う。(小沢一郎民主党代表の件は請求書や
領収書などの物証だけで)やっているんじゃないでしょう」とも述べた。
(引用終り) (3月5日 毎日新聞)

皆さんは、この政府高官の発言を、どう思いますか??
何だか、検察の捜査に対してよく知っているし、自信さえ感じられる..

この政府高官とは誰なのだろうか? 記事にする場合、本人の承諾が得ら
れない場合は、政府高官、政府筋、首相周辺などいろいろな呼び方がある。

よく分からないが『国会傍聴記BY下町の太陽、宮崎信行』さん(元記者)
のブログには、こう書いてあった。

(引用始まり)
首相官邸と内閣記者会は、記者会見ではなく「懇談」形式の取材の際に
 政府首脳=官房長官
 政府高官=官房副長官(事務)
 首相周辺=総理秘書官
との主語で報じることになっています。『懇談』の席上、本人がOKした
場合は、実名で報道できることになっています。
(引用終り)

そうすると記事に出てくる『政府高官』とは、官房副長官(事務)となる。
官房副長官(事務)を調べてみると『漆間 巌(うるま いわお)』という

人が平成20年9月24日から在籍している。この記事の政府高官が『漆間 巌
(うるま いわお)』だとすると、どうなるのか??

漆間 巌(うるま いわお)= 都立日比谷高校、東京大学法学部卒業後、
1969年 警察庁入庁。奈良県警察本部長、愛知県警察本部長、大阪府警察本
部長、警視庁副総監、警察庁警備局長、次長などを歴任し、2004年8月13日
から2007年8月まで警察庁長官を務める。(Wikipediaより)

『麻生総理が組閣にあたり漆間巌の起用を真っ先に決めたのは、警察OBで
あることから現役警官から情報が得られることが理由であり、小沢一郎民主
党代表の持病である狭心症の状態や、民主党大物議員のマルチ商法スキャン
ダルを調査させるという目的であると報じられている。』(Wikipediaより)

警察と検察と言えば、血を分けた兄弟のような関係?..ではないかと、私は
思っていた。そうなると今回の発言も信憑性が増してくるようにも感じる..

小沢民主党党首の『西松建設不正献金疑惑』は、徹底的に調査して欲しい..
不正は許せないからです。それとは別に、検察の『小沢氏側近逮捕』の行動

が、国民に『国策捜査』の疑惑を持たれるのだとしたら、徹底的に疑惑解明
が必要なのではないだろうか? 誰が見ても『何故?今なのか』という疑問

を打ち消すことは出来ないだろう.. 正義を守るべき(甘いですか)『検察』
が、またしても国民から“ペンキを投げ付けられる”ことが無いようにして

欲しいと思います。内部が腐っているなら『膿』を出し切らなければ、また
腐りだすだろう。

**『国策捜査=国の政策に沿った捜査』

今では、与党は火消しに夢中のようですが、この政府高官の発言は大きい!
“口を滑らせた!”と言うレベルの問題ではないです。

そしてもし..『この政府高官』に国策捜査紛いの行動を取らせたのだとした
ら、それは誰なのだろう? 彼の任命者は『麻生総理大臣』だから..???

酷いことになっていますね..     

今日も元気で ファイト!