『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

初ストライキ?『一斉休漁』

2008年07月19日 | 雲の日記
              のち         

初ストライキ?『一斉休漁』

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日は午前中から『猛暑日』だそうです>< う~ん、それでも梅雨
明けはしていないのね。まあ、梅雨なんてどうでもいいか? 
暑いものは暑いのかだらね..

日本社会の『膿み』が、あちらからもこちらからも噴出しているよう
な毎日です。blogに書きたいことは山ほどあるのに、毎日一文と決め
ているのでテーマに迷うほどです。困ったことですよね>< 

怒ってばかりいても仕方ない.. 怒ることにも慣れてしまったか? 
それとも自分には関係無いと思えるか? 私たちは次の世代にマトモ
な社会を引き継いであげられるのか、とても心配です。

『なんとか、なる!』と言ういい加減な逃げ道は作らないで下さいね^^

今、漁業者はガソリン高騰の煽りを受けて『一斉休漁』と言う言わば
ストライキをしている。彼らは漁に出て魚を捕れば捕るほど、売上よ
り燃料代の方が高くなってしまうと言うジレンマの中にいます。
このまま、日本の漁業は衰退してしまうのでしょうか。私は心配です.. 
きつくて、危険な労働の対価が燃料費よりも安いなんて.. やっぱり
おかしいデス..
 
今、日本は輸入食品に関する信頼を失い、自国の食料自給率を上げよ
うと世論が動き出している時です。その為には輸入食品に携わる全て
の企業が猛反発をするでしょう。そして世論誘導も.. 彼らにとって
は死活問題ですから当然かも知れません。でも私たち消費者にとって
も死活問題です.. 自分や家族の口には安全、安心な食材を食べさせ
てあげたい.. そう思うのは当然だからです。

そんな時、魚が食卓から消えることは大変な問題です。価格が高騰す
れば、遠からず食べる機会は減ることでしょう。 望まなくても他の
食材(輸入食材も含めて)に変更しなければならないです。 家庭で
使える食費には限度がありますからね..

ところで皆さんはお魚の値段がどのように決まっていくか、ご存知で
しょうか?

漁師 24円・・・→→→→→・・・消費者(小売り)100円です。

命懸けで漁師が取ってくれた魚を、私たちが100円で買う時、漁師
には24円しか行かないのです。どうしてでしょうか?? それは..

漁師(24円)→浜仲買商→卸売市場→卸商→仲卸商→小売り→消費者
(100円)

これだけの長い道のりを経て小売店や量販店、外食店に行き、最終的
に私たちのお腹に入るからです。当然ですがこれらの場所を通過する
度に価格は上がっていく訳です。この流通過程を簡素化(省略?)す
ることで小売り価格も安くして、漁師の取り分(原価?)も多くする
ことを考えたのが古くは『中内功(ダイエー社長)』であり、最近で
は長野県知事だった『田中康夫氏』だったと記憶します。

ただしお二人とも挫折していますね。それだけにこの問屋制度?.. 
流通制度は強力だと言うことでしょう.. 強い影響力..強い政治力が
あるのでしょうか?

この流通過程が少し簡素化されれば値段も安くなり、原価も高くする
ことが出来ると再び私は考えてしまいます。勿論、そのためには省略
される業者への保障・業種転換へのサポートは不可欠だと思いますが..

そして緊急を要する対策は、ガソリン代への価格調整でしょう.. 
日本の食卓の安全と安心を守るためには、絶対に必要な援助だと思い
ます。 価格を上げれば、消費者が魚離れを起こす可能性があります。
それではまた元の木阿弥です..

『日本の食卓を守る..』
『日本の漁業を守る..』

この2点のためだけにでも、政府の行動が必要だと思いますが..
『暫定税率』を無くすだけでも、25円/L分のガソリン代が安くな
ります。

そして今のガソリン代が本当に適正価格なのか? 行政による厳しい
監督が必要だと私は個人的に感じます。 

因みに今日の原油価格は『18日のニューヨーク・マーカンタイル取
引所の原油先物相場は需給逼迫懸念が後退したため4営業日続落、
指標となる米国産標準油種(WTI)8月渡しは、前日比0・41ド
ル安の1バレル=128・88ドル...』(共同通信7.18)

1バレル=約159リットルです。
128.88ドル=約13.789円です。

最新のレートで換算すると原油の1リットル=約87円になります。 
そこに2008年5月1日から10年間の暫定税率復活でガソリン1L
あたりの税金は53.8円となっています。

約87円+53.8円=約141円/リットルです。勿論ここに輸送費
や儲けが入るのですが、今の価格が適性なのかどうか? 

私は疑問に思うことがあります。ネットにガソリン価格の内訳なる物が
ありました。

ガソリン税37% 原油価格39% 輸送(内外)10% 元売10% 
小売4%  これらが足され、 ガソリン価格(100%)が決まるのだ
そうです^^

例えば、ガソリン小売り価格が190円/Lの時は
(税70.3円+約74.1円+19円+19円+7.6円=190円)
が内訳になる筈だ。

ところがガソリン税は37%(70.3円)ではなくて固定の53.8円
です。 
それでは70.3円ー53.8円=16.5円はどこに行ったのでしょうか。

価格が低い時は起きない問題ですね。ガソリン価格が高くなればこそ、
この差が気になります。 う~ん、計算方法が違うのでしょうか?

緊急の場合物理的援助も大切でしょうが、日頃から『適正価格』を守る
努力を国も行政もして欲しいと、私は感じます。石油元売会社が莫大な
利益を上げていると新聞で読んだことがあります。そこから私の疑問は
始まりました..

最後に漁師が24円→消費者が100円と言いましたが、農産物の場合
は消費者が100円払う時、生産者(農家)の取り分は40円だそうです。
中間で60円が足される訳ですね。どうしたら私たちの漁業や農業、食
の安全は守られるのでしょうか。 みんなで考えてくれませんか?? 

いつもながら利害関係者の反発を買いそうな文になってしまいました.. 

暑い週末を元気に乗り切って下さい。熱中症にもご注意を!(私か?^^)
今日も元気で ファイト!