一時
組合率低下のカラクリは?
皆さーん、おはようございまーす^^
今日も午前中は快晴ですね~^^ 温度がグングン上がって、もう少し
寝ていたい私を起こしてしまいます。寝苦しくて寝不足の私はヨロヨロ
と起きてボォ~っとした頭でテレビをつけます。外では猫が起きた私に
気付いて『ミャァ~ ミャァ~』と泣いています。
ずっと待っていたのでしょうね.. いつもお腹が空いている猫です。
ガリガリに痩せていく猫を見る度に悲しくなります。捨てる人間を許せ
ない。 絶対に許せない.. 絶対に捨てないで..
寝不足の頭で『ボォ~』っとテレビを見ていたら『組合組織率』と言う
のを放送していました。 ホホ~、今時珍しい話だなと思わず目を凝ら
して見ていました^^
大企業(1000人以上)の組合組織率は平均40%台にまで落ち込んでいる..
1988年には70%近い組織率だったのに凄い勢いで落ち込んでいる..
組合の形態は“労使の敵対関係”から“労使の協調関係”へとシフトし
てきた。
組合は経営者側にとっても『賃上げ』や『ストライキ』など、労働者と
に交渉窓口として重宝していた部分がある筈だった。そんな中で労働者
にとって組合の存在意義は薄らいでしまったのだろうか?
組合自体に問題が無かったとは思わないが他にはどんな問題があるのだ
ろうか?と考える..
組合の中の大きな存在意義として『賃上げ闘争』がある..
『春闘』など聞いた事があるだろう。春に行われる賃上げ闘争なので
『春闘』と呼ばれる訳です。
最近の賃上げ闘争は、企業の増益に比べて全くと言っていいほど上がっ
ていない.. いつも言っていますが、企業の利益は『役員と株主』に
分配され、従業員には配分されない状態が続いています。 組合は一体
どうしたのだろうかと不満があると思う。
組合役員だけ“いい思い”をして、賃上げ要求は形だけしかしないので
はないだろうか? 本当はどうなのだろうか? 組合費だけ払わされて、
実際は何の役にもたたないのではないか? だったら組合になんか入っ
ている意味が無い.. 辞めるか.. 組合費は高いからなぁ~.. 会社か
らも組合に入っていると睨まれるかもしれないし.. 様子を見ながら
恨まれないように辞めよう.. それがいいかも..
そんな流れがあるとしたら、とても残念ですね!!
組合の交渉力が強くなれば.. 高い賃金・高い雇用が可能になる..
組合の交渉力が弱くなれば.. 低い賃金・低い雇用が可能になる..
反対に..
企業の交渉力が強くなれば.. 低い賃金・低い雇用が可能になる..
企業の交渉力が弱くなれば.. 高い賃金・高い雇用が可能になる..
と言うことです。
今の状況は、完全に企業の交渉力が組合の交渉力を上回っていると言う
ことです。
『低い雇用・低い賃金』になると、企業にとっては『固定費』(経費)を
削減出来るので黙っていても利益は上がります。企業にとって固定費の
削減は、直接利益の増加に繋がる重要な問題なのです。それでは何故?
企業の交渉力は強くなってしまったのか??
何故、組合の交渉力は弱くなってしまったのか??
その大きな部分が『組合の組織率の低下』だと、私は考えます。
経営者との交渉力を無くした組合は、ますます組織率を低下させ、最後
には『お飾り』の組織になる可能性もある.. それでも組合を完全に
潰さないのは、組合を利用して経営者側の要求を受け入れさせる窓口に
出来るからと、考えているからなのかも知れないと、私は勘ぐってしま
います><
組合の組織率低下の原因は、何なのか??
組織率の低下が顕著に見られるのは『大企業』です..
就業形態の多様化が組合の組織率を下げているのです。要するに非正規
雇用の増加です。反対に言えば、非正規雇用が正規雇用の活動を圧迫し
ているのです。
企業が利益の増加を望むなら『固定費』(経費)を低下させるために正規
雇用を減らし、非正規雇用を増やします。非正規雇用が増えれば、正規
雇用は減る。
正規雇用が増えれば、非正規雇用は減る。正規雇用と非正規雇用の利害
は反します。
そうやって大企業における『組合の組織率』は大きく低下して行ったの
です。
そこで起きること.. 組合における“賃上げ要求の交渉力の低下”です。
春闘におけるゼロ解答は、大企業だけでなく、その後に続く多くの中小
企業やその他諸々の労働者の賃上げに影響することを忘れないで欲しい
です..
何故?給料は上がらないのだろうか??
利益を上げ続けた企業は、何故賃上げしないのだろうか??
暑さもウナギ昇りです。 暑い! 暑い! エアコンを我慢している
から汗だくです。 blogが終わったらPC消して、窓から離れたところで
涼みます。
今日も元気で ファイト!
組合率低下のカラクリは?
皆さーん、おはようございまーす^^
今日も午前中は快晴ですね~^^ 温度がグングン上がって、もう少し
寝ていたい私を起こしてしまいます。寝苦しくて寝不足の私はヨロヨロ
と起きてボォ~っとした頭でテレビをつけます。外では猫が起きた私に
気付いて『ミャァ~ ミャァ~』と泣いています。
ずっと待っていたのでしょうね.. いつもお腹が空いている猫です。
ガリガリに痩せていく猫を見る度に悲しくなります。捨てる人間を許せ
ない。 絶対に許せない.. 絶対に捨てないで..
寝不足の頭で『ボォ~』っとテレビを見ていたら『組合組織率』と言う
のを放送していました。 ホホ~、今時珍しい話だなと思わず目を凝ら
して見ていました^^
大企業(1000人以上)の組合組織率は平均40%台にまで落ち込んでいる..
1988年には70%近い組織率だったのに凄い勢いで落ち込んでいる..
組合の形態は“労使の敵対関係”から“労使の協調関係”へとシフトし
てきた。
組合は経営者側にとっても『賃上げ』や『ストライキ』など、労働者と
に交渉窓口として重宝していた部分がある筈だった。そんな中で労働者
にとって組合の存在意義は薄らいでしまったのだろうか?
組合自体に問題が無かったとは思わないが他にはどんな問題があるのだ
ろうか?と考える..
組合の中の大きな存在意義として『賃上げ闘争』がある..
『春闘』など聞いた事があるだろう。春に行われる賃上げ闘争なので
『春闘』と呼ばれる訳です。
最近の賃上げ闘争は、企業の増益に比べて全くと言っていいほど上がっ
ていない.. いつも言っていますが、企業の利益は『役員と株主』に
分配され、従業員には配分されない状態が続いています。 組合は一体
どうしたのだろうかと不満があると思う。
組合役員だけ“いい思い”をして、賃上げ要求は形だけしかしないので
はないだろうか? 本当はどうなのだろうか? 組合費だけ払わされて、
実際は何の役にもたたないのではないか? だったら組合になんか入っ
ている意味が無い.. 辞めるか.. 組合費は高いからなぁ~.. 会社か
らも組合に入っていると睨まれるかもしれないし.. 様子を見ながら
恨まれないように辞めよう.. それがいいかも..
そんな流れがあるとしたら、とても残念ですね!!
組合の交渉力が強くなれば.. 高い賃金・高い雇用が可能になる..
組合の交渉力が弱くなれば.. 低い賃金・低い雇用が可能になる..
反対に..
企業の交渉力が強くなれば.. 低い賃金・低い雇用が可能になる..
企業の交渉力が弱くなれば.. 高い賃金・高い雇用が可能になる..
と言うことです。
今の状況は、完全に企業の交渉力が組合の交渉力を上回っていると言う
ことです。
『低い雇用・低い賃金』になると、企業にとっては『固定費』(経費)を
削減出来るので黙っていても利益は上がります。企業にとって固定費の
削減は、直接利益の増加に繋がる重要な問題なのです。それでは何故?
企業の交渉力は強くなってしまったのか??
何故、組合の交渉力は弱くなってしまったのか??
その大きな部分が『組合の組織率の低下』だと、私は考えます。
経営者との交渉力を無くした組合は、ますます組織率を低下させ、最後
には『お飾り』の組織になる可能性もある.. それでも組合を完全に
潰さないのは、組合を利用して経営者側の要求を受け入れさせる窓口に
出来るからと、考えているからなのかも知れないと、私は勘ぐってしま
います><
組合の組織率低下の原因は、何なのか??
組織率の低下が顕著に見られるのは『大企業』です..
就業形態の多様化が組合の組織率を下げているのです。要するに非正規
雇用の増加です。反対に言えば、非正規雇用が正規雇用の活動を圧迫し
ているのです。
企業が利益の増加を望むなら『固定費』(経費)を低下させるために正規
雇用を減らし、非正規雇用を増やします。非正規雇用が増えれば、正規
雇用は減る。
正規雇用が増えれば、非正規雇用は減る。正規雇用と非正規雇用の利害
は反します。
そうやって大企業における『組合の組織率』は大きく低下して行ったの
です。
そこで起きること.. 組合における“賃上げ要求の交渉力の低下”です。
春闘におけるゼロ解答は、大企業だけでなく、その後に続く多くの中小
企業やその他諸々の労働者の賃上げに影響することを忘れないで欲しい
です..
何故?給料は上がらないのだろうか??
利益を上げ続けた企業は、何故賃上げしないのだろうか??
暑さもウナギ昇りです。 暑い! 暑い! エアコンを我慢している
から汗だくです。 blogが終わったらPC消して、窓から離れたところで
涼みます。
今日も元気で ファイト!