隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

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7月22日釣行

2010年07月23日 | Weblog
21日宅急便が届いた。

最近は通販していないし 「なんだろう?」

振っても音しないし、なんか軽い・・・・

なにかな?って感じで開けてみると



TV番組で紹介され人気沸騰!幸せを呼ぶ福の神の人形

えけっこおじさん

なんでもペルーの有名な神様らしく、火曜日と金曜日にタバコを咥えさせる。

そして首からほしい物を吊りさげてお願いすれば願いが叶うそうです。

テレビで見て5月に注文したのですが、そこは南米ペルーからの輸入もの・・・

いまごろやっと到着です。



では早速タバコを・・・・



「うーーーん 神様なのに愛嬌があるぜ」

「今度竿とリール持ってもらおうか?」

というわけで翌22日 エケッコおじさんに「釣りに行ってきます」と挨拶して、家を19:00

に出発したのです。






えけっこおじさんのご利益か魚を見つける本能か・・・・釣れた、いや 釣った






今回の同行者は佐助君(彼はどうやらシーバスにはまってしまったようだ、この1ヶ月でいったい何回釣行してるのか・・・・・今回こそは釣ってもらいたい)

まず今回は釣れる釣れないを抜きにどうしても行きたい場所が・・・

それは糸魚川サーフ

この広大なサーフをランガンしてベイトの有無を確認したい。

河口だとどうしても待ちの釣りになるので、自分の足で歩いてキャストしながらの確認作業

21:00 佐助君と糸魚川のコンビにで落ち合い サーフへ・・・・

潮は澄み 空には月が・・・・

まずは田海川の河口から青梅川方面に歩きながら キャスト開始。

小石のサーフ に フローティングベスト、ハイチェストウェーダー着用。 歩くと汗が吹き出る・・・

これは修行か?・・・

このシーバスフィッシングを真夏にこのスタイルで貫き通すと 秋風が吹くころには間違いなく10kg痩せる。

今現在で4kg減・・・

どんなに歩いてキャストしてもベイト不在、アタリなし・・・

沖目のアタリは皆無・・・・・すぐ手前でメバルがアタルのみ・・・・

「ザク ザク ザク ザク」 サーフに足音だけが聞こえる・・

釣れない・・・・

24時まで佐助君とサーフを歩いたが ボイルどころか、ベイトすら確認出来ず・・・


これで まず障害物の少ない急深のサーフにはシーバスどころかベイトすら回遊していない事が分かった。



さあ次は?

「じゃあ根が点在する、シャローエリアしかないでしょ」 本能なのか、エケッコおじさんのお導きなのか 頭の奥でポイントが閃く。

「佐助君移動するよ・・・シャローに行くよ」

装備を片付け 8号線に・・・

汗だくなので エアコン全開で・・・・

「あーー涼しい・・ 次のポイントはシャローと言ってもウエーディングはギリ出来ない

水深1m20cm位で沖にブレイクがある場所 ベイト不在ならこの辺シーバスウロウロしそう

だよなぁ」と考えながら 車を進める。

1:00現着

装備を整え 8号をわたり サーフへ・・・

佐助くんはまだ手間取っている様子。

シンキングペンシルをキャスト 深度40cm 位のロッドティップ角度とリール回転。

40cm深度でも 根ノ上に点在する海草にルアーが当る。

これでは駄目。

深度をさらに浅く

10cm・・・・

4投目・・・

沖で一回かすりアタリ・・

そのままリトリーブ・・

「ぐゎ」

「でたーー」 一瞬溜めて、鬼フッキング2発

のった・・・


右に左に元気がいい

ドラグ出なくて手前に・・・

石の上なので タモで掬うか?


その時佐助君が装備を整え浜に・・・

佐助君がタモで掬ってくれて ゲット

そんなに大きくないが ギンピカのサーフシーバス。


佐助君も俄然やる気が出たようだ・・・・


ここでこのサーフの地形説明

「ここは海に向かって左に行くほどシャローエリアに・・・左に行くと少しのウエーディング可能だけど、ここは根が多いからこの時期は根に生える海草で左エリアは全滅。
ここから右エリアは右に行くほどだんだん水深が増していく。
今回は右エリアに行ってみて。」

「了解しました」

佐助君軽い足取りで右エリアに消えていく


なんしろこのポイント 道に街灯もないので暗い・・・

少し離れれば見えなくなるため、ヒットのサインはヘッドランプ点滅に決めてある。



「ここでポイントエリアの海の中の様子、水深の見方」

(まずポイントに立ったら背後の地形を確認します。
ここの場合右側エリアが深いといいましたが 背後の地形を確認すると背後の8号線すぐ際まで、山が迫っています。しかも急な崖山で岩も見えます。この場合海もその崖の延長線なので、意外と深いです。根も多数存在します。しかも大きな根が・・・
しかし 左側エリアはシャローと書きました。
背後を確認してみると山は8号線から離れ、200m後方に・・・8号と山の間には民家も・・
この場合はやはり海の中も穏やかな曲線で深くなるので、シャローエリアに・・・
又 根も 左側エリアよりも少なくなります。
直線にして400m位しかないこのサーフ。 海の中は凄い地形変化しているわけですね。
参考にしてみてください。)




しかしそこから1時間半アタリなし

さらに深い側に移動・・・


少し潮の動きも感じられる。

その時 おもぃっきり ひったくられるアタリが・・・・

鬼フッキング2回 決まった・・・

竿が引き込まれ、ドラグが出る・・・

「重い 少し大きいか?」

2回ドラグが出て 止まる。

70cmチョイ上サイズのようだ・・

寄せにかかる・・・

夏のシーバスは旬だけあってよく引く・・

竿のバットパワーで寄せる。

「ごんっ」竿に一瞬弾かれるような感触が・・・


ヤバィ フックが1本外れたようだ

竿を溜めて、ティップで探りの入れる・・・

「ぐんぐんぐん」

竿を引っ張る・・・・魚はまだ付いてる。

でも2番フックが外れたはずだから、今フッキングしてるのはテールフック。

今度暴れたら フックアウトだ・・・

竿で溜めながら、慎重に寄せる。

近くに来た・・・

ライト点灯 確認・・

サイズは70cm前半  よく太っている・・・ 

「フックは?  げげっ やっぱりテールフック しかも1本」

右に左に竿を寝かし、魚が跳ねないように 誘導する

ここで へっとライト点滅モード ON

佐助君にヒットを知らせる。

岩の上に立っているので、ここはネットで掬う事に。

あと1回暴れたら 間違いなくフックアウトなので慎重にネットで・・しかも最近バラシ多いし・・・

背中に手を回してネットをはずそうと・・・

ここで緊急事態発生 暴走モード

ネットの落下防止スパイラルコードが絡まって、ネットが背中のD管から抜けない・・

「おいおいここでそれはないよ」

悪戦苦闘するが抜けない、まさか竿持って岩の上で、フローティングジャッケット脱ぐわけにもいかない・・・・

最悪な展開・・

しょうがない 岩と岩の間にずり上げるか・・・

リールを巻いて魚との距離を短くして 竿のパワーで一気に・・・

「ってやっぱ無理・・・重くて上げられないし・・・」

その瞬間驚いたシーバスは沖にダッシュ・・・

竿で溜めて1発目は持ちこたえたが、2発目・・・

フックアウト

「はぁー仕方ないよな・・・足場悪いし、ネット絡んでるし」


ルアーを見るとテールフック1本見事に伸びてる・・・


佐助君が足場の悪い真っ暗なサーフをライトを点けて近寄ってくる。


「ヒットですか?」


「いまばらしちゃったよ」

「残念ですけど、隊長魚まだ居るのですね」

「うん」

俄然ますますやる気の佐助君がそこに居た。



キャストを続けて3:30 東の空が少し明るくなってきた。


もう限界 石の上に座り込み 一服していると・・・

佐助君のライトが近寄ってくる

「隊長 今 ばらしました・・・凄く引くし、重くてびっくり・いやぁー凄いっす」

興奮している

「おおー間違いなくシーバスだね 惜しかったね ちゃんとフッキングさせた?」

「いやぁー びっくりしちゃってそれどころでは・・・・」

「^^; うんまぁ あの・・・第一段階クリアーって事でいいんじゃないかな?」

「そうですね  いやぁー惜しかった・・」

「ルアーは隊長に教えてもらったコモモのカラー○○○でした」

「あのカラー鉄板だよ」

「今日はこの辺にしようか・・・少し明るくなってきたし、疲れた」

「そうですね」


ここで 今回の釣行終了。

この夏、今までは河口等、回遊1発勝負だったが、今回、今年この時期シーバスの居るポイントを見つけられたのは収穫だった。

次回まで状況が変わらなければいいが・・・・

次回が楽しみ












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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
隊長 (佐助)
2010-07-23 22:13:26
そう言えば、おいらがシーバスヒットさせたときってルアー投げて、たばこに火を(余裕

そしたら、いきなりガツーンと・・

これはおいらにも おじさんの祝福が・・

おいらもほすぃ おじさん
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佐助君 (隊長)
2010-07-24 14:31:21
お疲れ

いよいよ面白くなってきたね。

隊長もパワーある竿であそこにずり上げるか

タモ持って行くか 次回の釣行対策 思案中

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メール頂いた松本の太田さん (隊長)
2010-07-24 14:35:02
金沢から松本に転勤できた太田さん。

メールありがとう

返信メール送りましたけど、どうやら携帯アドレスだったので、メール送れなくてリターンしてきてしまいました。

携帯ドメイン解除してください。

これ見たらもう一度メールくださいね。
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Unknown (カミトシ)
2010-07-24 22:17:13
はじめまして。
上越市在住のカミトシと申します。

いつも隊長の釣行楽しく拝見しております。(馴れ馴れしくスミマセン)

3年ほど前から、生まれ故郷の松本を離れここ上越に住んでおります。

隊長のシーバス日記を見て、触発されシーバスを始めました。

6月から、直江津港・関川河口と通い続けようやく念願のシーバス(セイゴでしたw)をGETしました。

これからも、ワクワクする釣行をお知らせくださいませ。

失礼します
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カミトシさん (隊長)
2010-07-25 01:58:23
こんにちは はじめまして 

悪戦苦闘中の隊長です^^

ここの所巷では、釣れない釣れないって話しか聞かないので、隊長が釣ってみんなの活性を上げようと頑張っています^^;

隊長のシーバス日記を見て、触発されシーバスを始めました>
嬉しい限りです

なるべくその時の状況がわかるリアルタイム釣行ブログにしようと頑張っています。

見守ってください。よろしく
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Unknown ()
2010-07-25 03:22:25
いつも参考になる情報をありがとうございます。
今日の出撃プランが見えてきました。
そして、場所選定に悩みが出ました。

因みに米は、キャッチ&イート派なので、この時期はハンドギャフですね。
ダイワの安い奴。便利ですよ。
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Unknown (カミトシ)
2010-07-25 08:26:32
早速の返信有難うございます^^

今朝は、3:00から河口を責めてきました。

が....ノーバイトでフィニッシュです;;

隊長に負けずに頑張ります!!!
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米さん (隊長)
2010-07-25 13:22:23
お久しぶり米さん

ハンドギャフ(ダイワ)の持ってるんですが、使った事なかったです。

岩の上からでは無理ですが、今度ウエーディング時に使ってみます。

いつもは根魚はリリースするのですが、次回は持ち帰って 米さんレシピの(肝臓(スズキ・カサゴ・ムラソイ)の湯引きポン酢仕込)を作ってみたいと思いました。 それにしても旨そう^^
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カミトシさん (隊長)
2010-07-25 14:22:14
頑張ってますねぇーー

次回釣れたら又コメントくださいね(釣れなくてもOK)

さっき糸魚川の漁師から電話きて40分も話していました。

なんか親指位の烏賊が網に大量に入っているそうですよ。

てっ事はシンペンでOKみたいですね・・・
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コメントすみません。 (太田です)
2010-07-25 14:34:06
ケータイに弱くてなかなかやりかたわからないのでとりあえずご挨拶を。
糸魚川周辺攻略したいので今度同行お願いします。こないだの大雨明けに姫川河口行きましたが厳しかったです。姫川の流れが強すぎて100m沖くらいでベイトがたまっているようで鳥ヤマでてたのに届きませんでした。
左のサーフはさっぱりでした。
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