隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

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こんな気になる記事が・・・・・ でも間違いなく生態系はおかしくなってきていると思う

2010年09月14日 | Weblog
温暖化 日本海の深部酸欠、100年後は「死の海」?
毎日新聞 9月14日(火)2時35分配信


 日本海の深海域が将来、無酸素状態になる可能性があることが、国立環境研究所や海洋研究開発機構のチームの分析で分かった。深海に酸素をもたらす「表層水」が、冬の海水温上昇で十分冷やされず、重くならずに深い部分まで達しないためと考えられる。温暖化が現在のペースで進めば、100年後には日本海の海底付近が無酸素状態の「死の海」になる恐れもあるとして、チームは詳細な調査に乗り出した。

 ◇温暖化で循環停滞し…国環研チーム分析

 外洋では、南極や北極圏など高緯度地域で冷やされた表層水が沈み込み、水深2500メートル以下の「底層水」と入れ替わっている。2000年もかかるゆっくりした循環だ。日本海では、ロシアのウラジオストク沖やサハリン沖で冷やされた表層水が沈み込むが、対馬海峡や宗谷海峡などによって半ば閉鎖されているために、その循環スピードは約100年と速い。

 チームは、日本海は外洋より温暖化の影響が早く表れると予測し、日露の研究機関が1920年代から蓄積している観測データを調べた。その結果、50~60年代以降、底層水の酸素濃度が減り続けていることが分かった。

 現在の酸素濃度は海水1キロあたり6.7ミリグラムで、50年代から約2割減少。底層水中のプランクトンが酸素を消費する一方、表層水の沈み込みが不十分で、酸素供給が追いついていないと推測した。

 日本海の海水温は、過去100年間で1.3~1.7度上昇。このペースで温暖化が進めば、日本海の循環が停滞し、約100年後には無酸素状態になるとチームは予測している。今年度から3年間かけ、新潟県佐渡沖など日本海の4海域で、海面から底層水までの酸素濃度、海水温、海流を調べる。国環研の荒巻能史(たかふみ)・地球環境研究センター研究員は「無酸素化のメカニズムを解明し、生態系への影響などの研究につなげたい」と話す。

 ◇底層水の酸欠◇

 三重大の谷村篤教授(海洋生態学)によると、底層水の酸欠が進むと酸素を必要とするバクテリアや動物が死に、有機物が分解されないまま堆積(たいせき)する。やがて死骸(しがい)から硫化水素が発生し「死の海」となる。「死の海」の海水が浮上すれば生態系に壊滅的な打撃が予想されるほか、食物連鎖が変化して、多様な魚類の分布への影響も避けられないという。谷村教授は「海中の植物が光合成で吸収する二酸化炭素が急減し、温暖化が加速する恐れもある」と警告する。

9月6日釣行 海は幾分上向きになってきた・・・か?

2010年09月09日 | Weblog
皆さんが読まれる前に言っておきます 今回も釣れません・・・・が・・・


20:30分ポイント到着

今回のポイントはゴロタのサーフ 頭大からドラム缶大の石がゴロゴロしている。

サーフに石があるという事は水中にもゴロゴロ

当然大きな根があることも想定される。

海面は湖のような凪  澄み潮  到着時,潮の動きはない。

月は無く ポイント一面暗い

風はフォローの微風  くそ暑い


適当な岩を見つけ 上に乗り 第1投

ルアーは真っ直ぐ帰ってくる。魚からのコンタクトは無し。

サーフェスからサブサーフェス、ミドルレンジ、ディープとルアーを替え、色を替え

サイズを変えても コンタクトは皆無。

ここのポイントでヒット率の高いウエポンぶち込んでも同じ・・・・

1時間半の時が流れた・・・・・

「今回もここは違うようだなぁ」

この前シャローで鯔の子供を見たのを思い出した

「どうする?今までと全然違うポイント、、、そしてもっと浅めの・・・」

「よし、ドシャローでやってみよう」


この深めのポイントから移動する事にする。


「ここは同じゴロタでもドシャローのポイント 底が良く見える でもこういう所に居る かも・・・・ライトを照らさず そっとキャストポイントの見当をつけなければ・・」

そして使うルアーは139FShallow このルアーを投げ倒すつもり

(初めてのポイント、居るか分からない場合は自分が一番信じているルアーを投げるのが1番
そのルアーにはいろんな場面でのヒット情報が頭の中にインプットされている。ここの場合ドシャローなので自分なりに自信を持っているシャロールアー139FShallow の登場なのです。この場合サイズなんて気にしなくていい、どうせまだベイトは何がいるか分からないし、それよりも自分が自信を持っているルアーを投げる事によって、長時間の集中力を維持出来る)

そしてキャスト時の注意

ここはシャローなので水深も超浅い
この場合いつもの弾丸キャストで ルアーを低空飛行させ海面に「バシッ」と着水させれば魚に警戒心を与えるか、最悪逃げる・・・
ここはあえて故意にルアーをテンプラ気味にキャストしてルアースピードを落とし、ルアーが海面に上方向から「ポチャ」っと落とすように心がける。
この「ポチャ」は小魚の跳ねた音にも聞こえるし、大きな音も立たないので、警戒心を与える事は少ないと思う。

立ち位置を決めキャスト開始

ここは長くシャローラインが続いているので、10分位同位置でキャストして10m移動する感じで釣る。

根魚からのコンタクトが頻繁にある。シャローのせいか根魚がアタックしやすいのであろう・・
まあいずれにしても魚っ気は歓迎・・・

80mはこのような感じで岸際を移動しただろうか・・・・

30m沖に2個の根が頭を出しているポイントに・・・

「ここはあの根の向こう側にルアーを着水させ根ギリギリにルアーリトリーブとイメージして・・・」

やや早めに(魚にルアーを見切られないように)リトリーブ  

1投目異常なし

2投目異常なし

3投目 「うん?ルアーに違和感 なんかルアーに触れた・・・」

4投目 今後はゆっくりめでルアーを魚に見せる 根を通過 「あれっ?気のせい アタック無し?」

そしてそのスピードで ルアーをキャスト位置から15m沖まで引いてきた時


バシューーーツ


海面が真っ白に

魚が下方向から飛びついてきた瞬間 竿にひったくられるテンションが・・

次の瞬間いつもの鬼アワセ2発を体が反射的にこなす


「うん? お・お・重い  こいつはデカイ」

体が瞬間的に緊張する  そして興奮・・・・

「重い動かん」

と思った瞬間 ゆっくり手前に泳いでくる すんなりとリールも巻ける

あれっと思ったとき手前4mでそいつは姿を現した  デカイ こいつはデカイ

フックは2本しっかりフッキングしている  しかしデカイ

一瞬見入る

そしてさらに手前に寄そうと 竿で全体で手前に引っ張ろうとした瞬間

全てを察したシーバスは反転したかと思うと・・・


ジィーーーージィーーーージジィーーーーーー


凄い勢いでドラグからPEが放出・・・

こっちは竿で溜めて耐えるのみ・・・

「そりゃあそうだ ヒットしてからファイトしていないし、さっきまで奴は釣られた事にも気がついていなかったのだから・・・  獲れるか??」

ラインが出されたがこれ以上ドラグ閉められないし・・しかしこいつトルクが凄い・重い・・

そしてその瞬間がやってきた・・・(もうこんなんばっかだねぇ)

竿全体からの重みが消えた・・・・

「ラインが切れた?」


放心状態で岩に座り込む

リールを回してみる

「あれ? ルアーくっ付いているぞ・・・・」

ルアーが空しく泳いでくる

ルアー確認・・・・

「あーーあ 2本のフックが伸ばされているよ でかかった アレを上げないとだめなんだよなぁーーー   これで何回目だろう?? 手前までファイトしてなかったから、パワーありありで、全力で逃げたからなぁ・・・無理か・・・」

  見事にST46伸びてます


「運もあるか・・・残念」

この夏 糸魚川サーフ 河口 ゴロタと釣り歩いたが殆どノー感じの所が多かった。
「一体鱸は何処にいるのか?」
毎年この時期釣れる場所が釣れないという状況に戸惑っていた。
そして今回、視点と常識を超えたポイントでキャッチは出来なかったがヒットに持ち込む事が出来た。
思い込みと言うのは駄目だとも思った。
一つ言えるのは もしかして海もやっと状況が上向いてきているのではないか・・・と・
さらに検証してみたい・・・・・



実はその後ポイント移動して、AM3:00位に 早川河口でも・・・・

1本バラシタ
 
これもデカカッタ 

「あーーあ 逃がした魚は大きいと言うけど この位釣りしてれば 引き 竿の曲がり
 ドラグの出方で大体大きさ分かっちゃうんだよね・・・キャッチしてーーーなぁ」

自己嫌悪・・・  なかなかヒットも無いのに 折角ヒットした魚獲れなくてどーーするって感じです。





でも面白い・・・