隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

mail sevenseas7sea@gmail.com

夏のこの時期 離岸流を釣る

2016年08月21日 | Weblog

暑いとにかく暑い、そして高水温  ベイトが接岸しにくいこの時期いかがお過ごしですか?

お盆はおとなしく家で過ごしていました  お盆の海だけは○○○が出るので絶対に釣りをしません

春からお盆まではちょくちょく海に出かけてコンスタントに打率8割くらいで釣りをしていましたが、文章を書くという作業はモチベーションが低いとなかなか出来る作業ではないので、UPしませんでした。

お盆も明け、太平洋側に台風が接近を繰り返し、太平洋側は劇荒れ 日本海側は凪の今夜釣行してみた。

 

 

 

 

糸魚川市に着いたのは、19時 そこから食事をしたり、買い出ししたりで、装備を整えサーフに立ったのはジャスト20時。

波高は平均80cmくらい それでも気を抜けない 何セットかに1本~2本 吹っ飛ばされるくらいの大波がやって来る 

東の空には大きなほぼ満月の月が登り始めている・・・・

風は無風 いやこの無風は何とかしてほしい ウエーダーを履き、タックルベストを着け サーフを歩いてきただけで、Tシャツを濡らす汗

暑い ウエーダーなど早く脱いで海に飛び込みたくなる衝動に駆られる。とにかく暑いのだ・・・・

下のTシャツは もちろんこれ 瞬間で汗だくになる

ベストを着けると字なんか見えるでもなく・・・Sense しか見えていないじゃん。

 

サーフに立つ 波はあるが ボイルや 濁りや みてワクワクするキーワード的ものは一切ない

 

時折大きな波が目の前で崩れるので1歩引いて キャストを開始

5分過ぎ 右側30m歩いた沖に 色の違う部分がどうやら離岸流がそのあたりで払い出しているみたいだ。

そこにキャスト 明らかに違う ルアーが重たい スローリトリーブでもブルブルと泳ぐ、ティップもやや食い込まれ いい感じでルアーを引ける。

5.6回角度を変えながら通す

 

 

その時 はじかれる当たり・・・・   乗らない・・・・。

 

さらに10投目 あたった  乗らない????

 

あきらかにシーバスのあたりなのに乗らない  フッキングが遅いのか?

 

そのうち引き抵抗も薄れ離岸流が消える

 

今度は左に歩いてみる  どうだろう50mくらいか   さっきより小さめの離岸流発見

 

ルアーのフックをやすりで砥ぎ、先をビンビンに・・  そして合わせは早いかぐらいに合わせるためにルアーに全神経を集中

 

5分くらい経過 弾くあたりの瞬間に横に大きく竿をあおり鋭く合わせ

 

乗った・・・・

 

沖40m   跳ねた  間違いなくシーバスだ

 

右や左に竿を倒しながらテンションをかける たぶんテンション抜けるとフッキングが浅いぶんすぐバレルだろう  そんな当たりだった

 

サーフにずり上げ 確認 痩せ気味だけど70cm   

やっぱりルアーは口に入っていない 弾いた感じ こういうのはフッキングが難しい、アウトフッキング。

 

 

でもサーフのシーバスは綺麗

その後も2度ほど当たりがあるが1回のらず、 1回10m手前まで寄せるがフックアウト

 

その後沈黙

月明りで海面はよく見える サーフにすわってぼーっとする。 波の音だけが聞こえる。

 

 

23:35 下げからの上げ

これまで一体何本当たっただろう?

全てが離岸流の中かきわ それ以外では全く当たらない

そして離岸流を求め、行ったり来たり 何キロ歩いただろう?  それもこれもシーバスを求めるために・・・

汗だく釣行  それが真夏の釣り

 

 

そしてその離岸流でもう1本追加 60cm  こいつもアウトフッキング ルアーをかじってもいない。

 

まだまだ雰囲気はあったけど、歩き疲れて24:00終了

 

 

 

帰りはこの時期すぐ魚が傷んでしまうので漁港の氷の自動販売機で200円分購入 これだけあれば2日は安心

 

魚の腹の中は何も入っていない  かなり空腹なんだろう・・・

しかし今回すべてのあたりが弾くあたり    こんなことは初めて

難しい釣りだった。

 

 

   

PS  今回釣った鱸を知り合いにおすそ分け  海の魚が大好きだそうで、クーラーボックスを受け取りに行くと、「みて、みて」と・・・

  彼が冷蔵庫から出してきたものは 綺麗に盛り付けられた鱸の刺身

 こんなに喜んでもらえるとうれしいね。

しかし美味そうに盛り付けるもんだな  家族で味わってね。