隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

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12月29日釣行  2012年最終釣行

2012年12月30日 | Weblog

この日は行く前から胸が高鳴っていた。この釣行が今年最後の釣行になりそうだからだ。

2012年ラストの釣行 運よくスパー寒波は抜け、等圧線の間隔も広がり、日本海の波も落ち傾向になった。

 

そんな折、早々メンバーからは釣行参加メールが。 メールの主は水道屋さんと佐助君。

いつもの場所で落ち会あおうと約束 途中早川ローソンで水道屋さんと落ち合い、一服(コーヒーです)していると、佐助君から電話が・・・・・

春から、いつも誰にもあった事すらない、秘密のポイントが、国道に車が数台止まり 何人もアングラーが車から出てきて。ポイントは人だらけとの事。「そんなばかなぁーー????」

急いで、ポイント上の空き地に車を止め サーフを見てみると。僕らがいつも釣るポイント20m間だけなぜか開いていてその両サイドに7,8人の人影が見える。

前回釣行時は国道に車ハザードだして車止めてしっかり釣りあげてるのみられていたしなあ・・・・

「まあここがダメになっても名立近辺によさそうなところピックアップしてあるし其処を開拓すればいいや」などと考えながらとりあえずこのポイントに入ってみる事にした。

ここのとこを毎週入る位置周辺20mはなぜかすっぽり空いてて誰もいないし、さあどうぞ状態なので、隊長 水道屋さん 佐助君で この20m間を埋める。

さすがに僕らの間隔も5m位 少し窮屈。

 

こういう場合は手前でのヒットが難しいため、なるべく遠投できるルアーをチョイス。

沖目のブレイクを集中的に攻める。

少しの間キャストしていると。

2回ほどチェイスがあるがのらない。 ルアースピードを少し早めリアクションバイトを誘う。

すぐにヒット

あまり抵抗もないまま岸近くに寄る。

小さい。 2度のアタリはこのサイズが悪戯していたようだ。

 

次は大物に大きいルアーでアピールしてみる。 最近マイブームのルアー ゴリアテ145F AR-C をスイベルに繋ぐ。 この時期のハタハタパターンにマッチベイトのような気がする。

こいつを沖に向けフルキャスト。面白いようにぶっ飛んでいく。飛距離が稼げるルアーだ。

少しずつ角度を変えながらキャストしていく。 魚に同じパターンを学習させないように、角度を変えりトリーブにも変化をあたえる。そうすることにより、ベイトがあっちにもこっちにも居ると思わせ、見切られるのを防止する。

そんな水中のルアーの姿をイメージさせながらりトリーブを繰り返していたとき

「がつん」 下から物凄いアタリがラインを通じて竿先に届いた。

次の瞬間魚が反転する。

竿を大きくあおり あわせを2回入れる。 先ほどのちびシーバスとは全然違う重みが竿をギンギンにしならせる。

ドラグからは少しずつラインが出ていく。 トルクが凄い。

このポイントが水深の深めの場所だったら、この時点で底に底に引っ張るファイトで、シーバスとは違うと気がついただろうが、ここはシャローポイント。 

そして何回も沖に引き返され、格闘のうえで ゴロタに引き上げた魚がこれ。

 

 

75cmのヒラメ  肉厚は5cm以上。

 ギンギンに引くはずだ・・・・ でもやっぱりシーバスとはファイトの質が違う。

これはうれしい外道。 暮れの高級食材に・・・・・・

 

なにか今日は海も良い感じだ・・・

まだまだやれば釣れる雰囲気ビシバシ伝わってくる。

しかし最近疲れやすい。病気なんじゃないかな?と思うくらい 疲労が残るし 24:00以降までやると、その後の2時間30分のドライブがしんどい。まあ普通に考えて 仕事終えて、2時間30分車を飛ばし海に・・・・休まずすぐ釣り開始 4時間近く休まずキャスト そしてまた休まず2時間30分かけて帰るためのドライブ。これで疲れないわけがないのだが・・・・・以前はこれに釣行時間+3時間 もっとハードな時はオールナイトでそのまま運転して帰宅だった。  今考えると信じられない事をしていたわけだが、それにより数えきれないほどのポイントを一人で開拓し、検証してきたのだ。1つのポイントだってその時釣れなくても、凪の日 荒れてる日、澄んでる日 笹濁りの日、春 夏 秋 冬 膨大な時間をかけ開拓してきた。ポイントだけ知るために聞いてきて同行釣行を願い出る。 ある程度のポイントを教え終わるとその後は連絡もなくっなてしまうというような・・・嫌で悔しい思いも何回かしたけど、そういう人の周りには人が集まらないという事もわかった。

おかげさまで、このブログを開設して物凄い数の人たちと知り合い交流してきた。

中には、釣り自体を家庭の理由、他の趣味への以降で止めてしまった人や、他の釣りスタイルへの変化等で 接点は少なくなったけどけして、切れてしまったわけでない人たち。 メールはするが釣行タイミングが合わない釣友等もいます。

しかしメールだけでの付き合いだった人との出会い等 今年も沢山の感動をいただきました。

また、釣れるごとにメールをくれる実際に会った事はない仲間たち。      釣れないからなんかヒントくれとメールしてくれる、釣り仲間たち(でもそのメールも丁寧な文面で毎回落ちもあり面白い・・・・・)

今年もありがとうございました。 私は毎年1年が経つごとに物凄い人数の出会いという宝物を手にいれてきました。

多分次釣行は 来シーズン春 蛍烏賊パターンから始まります。その時もフィールドに立てる体でありたいと私自身祈っています。

 

では後半戦。

ヒラメは釣ってみたものの シーバスハンターの俺としては、あくまでヒラメは食材にしか見えない。えんがわが美味いイメージでしかない。

時間はすでに22:30分

たまーにアタルが乗らない 多分シーバスが先ほどサイズの小さいのが、リアフックにアタックしてきているのだろう。

 

あれほどいた周りの人もあきらめムードで1人減り 2人減り 3人減り・・・・・・

しかし私の頭の中には「なんかちょっとおかしいぞ?」という違和感があった。

回りはあんまり釣れなくて人減っているが、この間佐助君70cm  50cm    水道屋さん80cm  60cm

隊長 60cm   ヒラメ75cm

決して釣れていないわけではない。がしかし どんどん活性が落ちてきてるのは確かだ。

「これはもしかしてすれた?」

こういう時は まずレンジを変え(シャローポイントだからあまり深くは出来ないが泳層をギリギリまで深く)、そしてルアーの泳ぎを今までと真逆に・・

色はド派手なまだ見せていないカラーに・・・・

これで左20度キャスト。 真っ直ぐ沖にキャスト そして次にキャストした右20度の沖に着水したルアーに違和感・・ 丁寧に 丁寧に(すれている時はあまり大きな動きはさせず)

スローに引く あの感じた違和感がゆっくり ルアーの後ろをついてくるのが(年に数回はこんな感じがある)わかる。

丁寧に 丁寧に 

(すーー)

「吸い込んだ」 

(口を閉じ反転)

「ここだ」

大きく竿をあおりフッキングを1回

おそらくルアー丸飲みしているからあんまりあわせるとショックリーダーが切れる恐れがある ここは1回のあわせで十分。 

「始まった」

魚が大暴れを始めた

「重いぞ・・・・・ これはデカイ」

竿がギンギンに絞り込まれ、リールからラインが少しずつ出ては止まり、出ては止まり。

「おもしろい 凄く面白い 先ほどのヒラメなど比べ物にならないよ 引く 引くーーー」

なんとか岸近くに寄せ 岩場に波を使って岩後ろまでずり上げようとするが、竿は満月のようにしなり、これ以上無理すると確実に折れる。

3回目の波でなんとか岩の後ろにずり上げ、 フィッシュグリップでキャッチ。

これはデカイ でぶでぶ

実測88cm  口の部分をメジャーの0cmにあわせずに、ずれているのでもっと大きさあったかも・・・・・いずれにしてもデカイ。

 

 

もってみた。

 

 

 60cmと比べてみた。

 

ここで今期最後の釣り終了23:30

満足の1本を上げられた。 思い残すことなし。

シーズン最後 2012年最後の最後の釣行も大満足で仲間と終わる事ができました。

みなさんありがとうございました。

 

 

 

 

 

佐助君も

 

 水道屋さんも 

 80cm  でぶでぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 


12月21日釣行

2012年12月22日 | Weblog

21日予想は波高55cm~99cm 高くても1m50cmだろうと読んで、釣行決行。

今晩の同行は、もち佐助君とお久しぶりすわっ子さん。

出遅れ 20:45分 早川のローソンですわっこさんと落ち合い、ポイントに向け8号線を走る。

ポイントに到着。先に到着していた佐助君と合流。

車から出て装備を整えていると、海の方からとんでもない音がする。

波の音が尋常な音ではないのだ。

サーフに出てみると波高2m以上、波が沖からチューブ状になって岸まで攻めてくる状態。 

波のトップが高すぎる。 少し恐怖すら感じる。

こんな中2時間ほど竿を振ってみたが、さすがにルアーが泳がない、ラインが波にもまれ竿のティップを大きく上に上げりトリーブ。

深度80cmほどの潜るルアーで波から飛び出ないように操作してみる。

それでも ルアーが泳がないほど波が高く凄いチューブに・・・・・・・

きっちり2時間で終了する。 これでは無理だ。

もちろんアタリすらなし。

3人でサーフに座ってしばし談笑・・・・・・

釣りしてるとこんなにゆっくりしゃべる時間も、タイミングもないのでたまには良いものだ・・・・・

そして23:15分 2時間30分先の家に向かって走り出した・・・・・(今晩は時間が早いので車中泊せずに帰れそうだ)


12月14日釣行 

2012年12月15日 | Weblog

新月大潮 波高1m50cm    波と波の間が若干長く その波の間で釣りをする。

20:10分~23:00まで、3ヒット 3ゲット  アタリ5回

23:00~翌3:00までアタリ2回

 

 

83cm 細い

 

 

83cm  80cm  79cm  前々回釣った鱸より胴回りが2回り細い。

胃の内容物はナシ。 ハタハタは3匹とも入っていなかった。

ヒットポイントはフルキャストの沖目。 

ハタハタパターンと言うより、沖の小さなブレイク沿いに回遊する鱸を拾っていく釣り。

明けて15日は忘年会と言うのに、Am3:00まで釣る。

同行佐助君Am2:00ヒット  が・・・痛恨のラインブレイク。 残念 

 

 

Am3:00終了 そのまま帰ろうと思ったが、激睡魔に襲われ、そのまま車の中で爆睡。 波の音が心地よい。

 

 

 

朝、起きだして海を見ると、なんとベタ凪ぎに。 あの荒れようが嘘のよう・・・・・・・

さーて帰るとしよう・・・・

 


11月30日釣行

2012年12月01日 | Weblog

よく「雨でも釣りできるの?」    「雨なのに釣り?」とか言われますが、雨でも釣りは出来ます。むしろ雨より風が嫌です。風が強いと PEラインが風を受け(PEラインはナイロンラインのように、ライン自体の重みが極端に少ない、木綿糸のような感じ)大きく膨らみルアーが飛ばなくなるため。 そしてしとしと降る雨の時は 海は凪いでいる場合も多い。

信州を出発した時点で晴れていた空も、糸魚川市に入る長い洞門道路を出ると土砂降りの雨。 「まあ風が無いだけましか・・・」

(糸魚川に着くと雨)

 

 

糸魚川の比較的多くのルアーを置いている釣り具やに寄ってルアーを補充したかったのだが、店前通過19:03分、 はい営業時間19:00までだが、しっかり店内の電灯も消えてます。 はぁーーーーー今回も間にあわなかった。

 

「しょうがない 無理して定価で買うこともないか・・・・」 通販で仕入れようと気分を切り替える。

 

まだ早いし、急ぐこともあるまいと 最近よく行く田海にある ラーメン誠や に向かう。

                                                     

       【黒ラーメン】 いろいろ食べたけど、これがこの店では1番美味い。

 

ゆっくりしすぎてポイント到着20:30分

波はあるけっこうある、、、予想では100cm~149cm

軽く 170cm以上 うねりが残ってる・・・・・

それでも来たからには・・・ 一人で安全面に配慮し出来る限り万全の装備でポイント入り。

今晩のメンバーは 後佐助君合流 その後 21:00まで諏〇で忘年会の(もちろん飲み物はお茶)水道屋さんが合流予定(ポイント到着メール23:26分に来てますけど・・・・高速使っていないって言ってたし 松本から来るより早いのですけど・・・・・・・・)

しかーし おっさん3人の 雨に濡れ 波をかぶり 連続竹刀を振るようなキャスト(隊長ほぼ休みなしの連続6時間耐久キャスト達成)という名の修行がスタートしたとはこの時まだ気づいていないのです。

隊長にいたっては20:30~24:30の竿チェンジまで SWAT96Mという 棒のようなモンスターシーバス対応ロッドを魚とりこみでぶち抜こうと4時間も振り続けたのです。この竿にPEは1.5号に変更(これを世間では捕らぬ狸の皮算用と申します) でも前回 前々回とあれだけライン切られたり、取り込みでバラスと、こういうパワータックル用意したくなるのも分かってほしい。ネットで取り込みなんてとんでもない波高ですから。 でも1つだけ変えないこだわりが、私ショックリーダー短いのです。 70cmもないくらい 長くするとルアーの泳ぎが変わったり、繊細なアタリが取れないのです。  だけどSWAT重い 重すぎる。 この棒のような竿を4時間連続で振り続け 腕も棒のように。この間4時間アタリなし。「もしかして ティップの感度の悪さでアタリとれてない?」 ここでメインウェポン Mid Water Wading PE line special MWS-902-PE に車まで戻って交換。 この竿 感度とシャキ感が好き そして決して硬くない すごく良い処で バランスがとれていると感じる。

そして竿交換後20分 今釣行 初アタリが来る。 あまりの突然で(実は4時間の棒竿振り込みで、腕パンパン 寒さで指痺れ)乗せる事が出来なかった。 これは悔しい。 「うーーんやっぱり竿の感度なのか・・・」 しかしこの後検証は出来なかった。この後翌1:15分くらい~03:05までアタリが無かった。

03:05 3名が 冷たい雨 冷たい波を被り 物凄い回数のキャストを繰り返し 意識すら朦朧となる位疲れ(それは昼間仕事で130km走って現場に着き、連続6時間竿振りまわしていれば疲れますよ 普段はこれで寝ないで130km運転してノンストップで帰る馬鹿なおっさんですから・・・・・)3人で 浜辺に座っていると まるでなんの前触れなしに、目の前で強烈なフラッシュをたかれたような 物凄い光線と同時にドスーーーンと重低音が・・・・・・ そうです いきなりです いきなり それまでは遠くでも雷は音も光もなかったのに、いきなり近くに落ちたのです。 「やばい やばい すぐ撤収」 号令をかけ、ものの3分で車まで撤退完了。 ルアーロッドは 伝導率が物凄く良いカーボンで出来てるので、雷落ちると 即死級の危険物なのです。雨足も強くなりました。ここで終了。(この後1回も雷は光も鳴りもしなかった)3人で魚からのコンタクトは 隊長のアタリ1回のみ。 そしてお互いの帰りの安全を誓い会い それぞれの方向に走り去る。

隊長も 今回は寒さとキャスト疲れで 激眠い   小谷道の駅で寝ようと思ったけど そこまでもたずに 糸魚川洞門小谷側に出てすぐの左のパーキングでもう限界 ここで寝る事に(釣り専用車を変え 小型ながらも190cmもの完全フルフラットを初満喫 インフレータブルマットを敷き エンジンを切って シュラフの中にもぐりこむ。 4:05分   約5分で眠りに付く。不眠症の自分としては薬の力も借りずにたった5分で眠りに付いた。今度は家でも車中泊かぁー?

 

 

「寒い ささ寒い 膀胱が痛い」  余りの寒さで目が開く 07:30分

底冷えするはずだ 寝ている間に 雨から雪に変わっていた。

あわてて起きて小用をすませ走り出す

スタッドレスに変えておいてよかった。 いくらフルタイム4WDとはいえ、ノーマルタイヤではとても走れないほど雪がたまってる。

この寒さで温泉に入りたくなってきた。

帰り道温泉は多々あるが 朝早くから営業してる温泉施設ってあったっけ?記憶をたどりながら走る。 そうだ木崎湖近くにある、ゆーぷる木崎湖は朝の7:00から営業してるのを思い出す。

8:30分 ゆーぷる木崎湖到着

さすがに時間が早いためか、男湯には数名しか入浴していない。 外の露天風呂は自分一人のみ。 雪が降る 露天風呂は最高。おもわずウトウトしてしまう。最高の温泉を満喫。

1時間近く入浴して帰路についた。 

たまにはゆっくり帰るのもありだなぁと感じた今回の釣行だった。

 

 

 

 

追記

我らの仲間 fujinoyaさん   12月3日 夜中2時過ぎ  87cm   good Seabass   FISH ON   丸々太ったランカーです。

雨と風が強く、風は西風でラインが流され大変でしたが、手前の沈みテトラでヒットとの事・・・・・・・ いいですねぇーーーー