隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

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親不知 糸魚川 能生 名立 郷津方面  潮を考える

2010年06月24日 | Weblog
ここを読まれている皆様はご存知のように 日本海は潮の干満差が小さいです。

では干満差が小さいからと言って潮が動かないかと言うとそれは大きな間違いです。

これから潮の事を書きますがこれは、上記タイトルの通り、親不知、糸魚川、能生、名立、郷津方面の潮の話です「それ以外は推測でしか書けませんので・・・」

まず西に流れる潮を上り潮と言います(京都に向かう事を上ると言います。ですので京方面に流れる潮を上り潮と言うと、氷見の船頭に聞きました)

ですから東に流れる潮を下り潮と言います。では京都より西地方では逆転して東に流れる潮を上り潮と言うのでしょうか?これは知らないので、その地方の方で、このブログ見ている方がいましたら教えて下さい。いないよなぁー



よく聞く話に夏は毎日凪で潮も動かないと・・・・でもそれは違うのです。


この地方で一番年間を通して潮が物凄い勢いで流れるのが、7月中旬から8月なのです。

上りの潮は続いても3日から4日 それに対して 下り潮は7日から長くて10日も連続して流れます。

上り潮になると春からこの時期まで、なぜか大量の真鯛が定置網に入ります。
下り潮になるとほとんど入りません。

ここはシーバスのブログですが真鯛を狙っている方は上り潮の日に狙うと大物来るかも・・


この地域には、親不知沖(宮崎定置) 田海川沖(青海定置) 早川ローソン沖(糸魚川定置)
と3つの定置網が入っています。

定置網には大小のブイ(専門的にはブイとは言いませんが)があって、そのブイで網を支えるロープを浮かしています。


この時期、潮が速すぎて漁ができない日が6日も7日も連続で続く事があります。

潮が速いとその潮で網に物凄い抵抗がかかります。下の網が横に引っ張られて浮いてしまうほどです。

そしてこの凄く大きな網を支えるのが ブイです。

このブイ四隅にある大きなものになると直径70センチ長さ2メートルほどもある大きなものです。

中は空洞でその浮力は凄いものです。網の周りにも1m置きに小さなブイが付いています。

これで網全体を沈まないようにうかしていますが、夏の潮の速い日にはこの四隅にある、
一番大きなブイが水中に沈んでしまうのです。

私も実際に見ましたが、3mも沈んでいました。物凄い潮の流れです。潮が速いと水中もよく見えます。(濁りも潮で洗われ透明率も抜群です)

こうなると漁は出来ません。船に網を引き揚げるためにキャッチャーという機械で網を巻いて網を狭めていくわけですが、潮の抵抗を受けた網はキャッチャーでも巻けません。

仮に強引に巻いたとしても、網が破けるか、もし巻きあがったところで、網を支えるロープが沈んでいるので、その沈んだロープの上から魚は逃げてしまいます。

ちなみにこの3か所の定置網で潮の流れが速い日が多いのは 青海定置ー宮崎定置ー糸魚川定置の順になります。

また、潜水士から話を聞いた事があります。やはりこの時期、潮が動いていない海に潜り作業をしていたところ、突然「ごぉーー」と音がしたかと思うと突然川のような潮が・・・
凄い恐怖だったそうです。

このようにこの時期物凄い潮が流れるのです。

さて潮の流れに付随して起こる現象が離岸流です。

夏の凪の日に離岸流がおきないのか? 波っ気のある日にしか離岸流は発生しないのか?

実は沖の潮によって 凪 波っ気は関係なく起きるのです。

たとえば夏の凪のまったりした日、こんな日は海水浴日和です。

そんなまったりした日でも海水浴場で悲しい事故が起きる事があります。

子供どころか、泳ぎの達者な大人が溺れてしまうのです。その場合海水浴エリアのすぐ隣の
遊泳禁止地域に無視して入って、この悲しい事故は起きます。

なぜ遊泳禁止なのか?同じ砂浜エリアなのに・・・此処こそが離岸流多発エリアなのです。

こういうエリアには旗がついた棒が浮いています。

この旗竿が真っすぐ立っている場合は離岸流が発生していませんが、旗竿が斜めになり
はたの部分が手前 道路側に倒れていると離岸流が発生しています。「旗竿の根元部分には小さなブイがあり、これが沖側に潮で押されると竿の先端の旗の部分は道路側に倒れる」

こんな場所では当然ウエーディングはしません。強力な離岸流でのウエーディングは危険です。又沖で強烈な潮が流れるこの時期は場所を知らないで、いきなりウエーディングする事も超危険です。

その場所の年間通しての知識、経験がないと・・・・

そして私の場合も場所によっては100mくらいウエーディングしますが、危険な場所ではもちろんしませんし、装備も万全でトライします。

足元を潮にとられた場合一番危険なのは、チェストハイのウエーダーです。中に海水が入ると重いし 身動きとれなくなります。足がつかない場所まで瞬間に流された場合、ウエーダーを脱がないと危険です。私の場合前ファスナーのウエーダーを使っています。

ウエーダーは陸上でも脱ぐのが大変です。私の場合この対策で、1サイズ大きめ、前ファスナーウエーダーですぐ脱げるように・・・・

フローティングベストも安物は買いません。必ず7,5kg,24時間とか表示があるものを・・・その他単独の場合は手動膨張式ライフジャケット肩掛式 これは紐を引くと内臓のガスボンベが開き、浮き輪のように浮き上がるものです。これをフローティングベストの下に着用します。ガスの力が強力なので、必ず上半身を上に浮かび上がります。

そして海用の緊急ホイッスルも・・・これはベストにつけています。

後は腰に海用ナイフ ウエーダーが何らかの理由で脱げないときに、ウエーダーを切り裂きます。

慎重にこしたことはありません。


離岸流は怖いのですが、弱い離岸流には釣り師として旨味もあります。

弱い離岸流のよれ部分にはシーバスのベイトになる小魚がつきます。

いつもサーフでシーバスがヒットする場合、この離岸流のよれでヒットします。

どんな感じかというと、ルアーに強い抵抗を感じていて、「ふっと」急にテンションが抜ける場合が・・・・そんな時「ゴツン」とくるのです。


さてここからは離岸流の探し方です。

1、まずサーフを歩きながら5m進んだら2投、3投します。見つかるまでは同じルアー で・・

離岸流がある場合ルアーのテンションで分かります。同じリトリーブスピードであきらかにテンション(ルアー抵抗)が違います。

この場合必ずしも岸近くとは限りません、15m沖にというのも、私の場合よくある事です。

この場合、ルアーちょい投げでは分かりません。必ず1投、1投をフルキャストで・・・

離岸流は毎回発生するとは限らないのですが(前にも書いた通り少し沖の潮との連動ですから)でも、私の場合1ポイントめで見つからなくても、次のポイントでは見つけたという事もよくあります。何回も書きますが少し沖の潮との関係を強く感じます。


2、それでも見つからない場合・・・・離岸流が発生しやすい場所というのがあるのです。

それは・・・

宮崎県のように遠浅のサーフが延々と10kmも15kmも続くような所では、通用しませんが、

上越地方のサーフはせいぜい1km位のものです。

見つけ方の肝はサーフの両端(サーフが終わる場所)に障害物、たとえば 河口 堤防 テトラ 大きな岩礁等・・・・があるサーフ。

たとえば 姫川の左岸はだめですね「この法則から・・・」 海に向かって、右には姫川の流れ込みがありますが、左側には何も無くずーっと障害物の無いサーフですから・・・

姫川流れ込みの右岸サーフはこの条件で言えば良いです。

海に向かって右端は姫川港   左端は姫川流れ込みですから・・・

さてここからですが・・・・

このような地形には比較的離岸流が発生しやすくなります。

そして

たとえばこの条件に当てはまる1kmのサーフがあったとします。

そうした場合まず1番発生しやすいのは、500m 地点 そうサーフの中央です。

ここが1ポイント。

そして真ん中と端との中央ポイント。中央から左右に250m 地点 これは2ポイントですね。

これで 合計3ポイント  この3ポイントがサーフでは離岸流が起きやすいポイントなのです。

隊長の場合道路から見て大体の場所を把握してトコトコサーフを歩きます。

前にも書きましたが、沖の潮との兼ね合いですから、ここに入っても 離岸流があったり消えたりしますよ。

ベタ凪で風も無いのに急に小さな波が立つ場合もよくあります。

これは沖で潮が動き出したシグナルですよ(沖で風が吹き出した場合もうねりが来ますが、よく観察すると波の種類が違います、この辺は経験を積む以外説明がうまく出来ません。
あえて言うなら、波とうねりの違いかな・・)

後は何回も離岸流に遭遇すると経験で分かるようになりますよ。

以上簡単ですが、潮の話を書いてみました。

6月19日釣行  N-OSD第2戦

2010年06月20日 | Weblog
48cm 小さい^^;

昨夜はN-OSD第2戦だった。

第1戦は田植えの為参加出来ず・・・第2戦は参加しようと思っていたら、またまた用事。

出遅れ,海に現着21;40分

満潮のじあいに間に合わず。ここは湖か?と思われるような鏡のような水面。凪すぎ・・

でもやるしかない。

軽く10mほど入水。 潮の動きはなし。しかし1つだけ良い事が、笹濁り。

昨夜の雨で、濁りが入ったみたいだ。

1時間後 上の写真の48cm 渋い 渋すぎる。

その後2時間粘る。 シンキングペンシルを遠投すると沖で何回かアタルがシーバスのアタリではないようだ。

アタリが鋭い。 違う・・・

結局トータル3時間粘るも チビシーのみ。

移動

am1:00 能生河口 休みは移動時間のみ・・・

開始5投でヒット  1mオーバーの ダツ   嫌な予感

15分後 ヒット ダツ・・・・・・・

右に30m移動 ヒット バラシ  ダツ・・・・


本来なら即移動だが 濁りといい、川の流れが入って、良い感じでルアーが右に流れる。

ここで移動しても 3:30分には明るくなってくるので、もうあまり時間がない。

粘る事に・・・

その後朝マズメ3:30まで粘るもシーバスからの反応なし・・・・

ここで終了。

濁りがあるのに、ベイトがいない・・・・仮に入って来たとしてもダツに追われ、沖に散らばる感じ。

久々の濁りで良い感じだっただけに、惜しい・・・



6月  鱸道        [新] [熟]

2010年06月11日 | Weblog
[同じ事をずーっと続ける」 「それにとことんのめり込み、情熱を傾ける」

分かってはいてもなかなか出来ないことだと思う ましてそれが10年 20年になると・・

そして今年でシーバスフィッシングを始めて25年目の夏が来た・・・



隊長がシーバスを始めた頃は、シーバスロッドなんて物はなく、ルアーでさえ、輸入物の

ラパラCD、か ボーマーロングAくらいなもの。「凄く高価だったと記憶してる」

レンジを変えたくても、ルアーが今みたいにお金さえ出せば幾らでも手に入る時代ではなかったから

リップを削って、レンジ修正。

海でスイムテスト、リップ削り、そしてまたスイムテスト・・ 試行錯誤の連続だった。

それ故に、ルアーに対しても、大切にしたし、思い入れもあった。

そこまでチューンしたルアーをロストしようものなら放心状態になったものだ・・・



かなりの年月が流れ・・・・・・・



そしてついに衝撃が・・・・

K-TENの登場・・・

飛ぶ 飛ぶ そしてキャストしても ルアーがクルクル回らない。

本当に驚いたものだ・・・


後10年シーバスできるか? 15年できるか? 分からない・・・

体が動いて、1晩で往復5時間のドライブが出来る限り、海に通い続けよう・・・

海の魅力、シーバスフィッシングの魅力とは深いものです。

そしてひとつの事を続ける、のめり込むという事は意味のある事ですし、自分に+になると思います。凄く大変な事ですが・・・・


さあ前置きはこの位に・・・




今回は釣行記ではなく 去年メールもらいアドバイス[ちょこっとだけど]した、カズ君

です。今までの苦労が報われたメールをいただきました。

と言うのは、ついについに釣れたのです。頑張りました。

まず写真から


そしてその時の状況がわかるメールいただきました。

ここに貼らせてもらいます。

宛先 ""隊長さん"" <sixsea@mail.goo.ne.jp>
CC
BCC
日時 2010年 06月 13日 00:55:21
添付 100611_0430‾01.jpg(62K)ダウンロード

こんばんは。

どうもご無沙汰しております。

覚えておいででしょうか?カズです。

いつもブログの方拝見させてもらっておりますが、さすが隊長さん

鈴木さんの写真が載らないときは無いようですね。うらやましいです。


さて去年はあれからろくに釣行ができず、秋口に会社のメンバーと

アオリ釣行しただけで結局鈴木さんの顔を拝むことはできませんでした。

年が明け、今年こそは・・・と決意し何度か釣行を重ね

ついに先日(6月11日早朝)!

とうとう!

やっと!

悲願達成することができました!

長かった・・・本当に長かった。シーバスを始めてからのこの年月が

ぐるぐると、

走馬灯のようにぐるぐる、

回ってぐるぐる・・・・。(長すぎるのでキャンセル)

でも、「釣り上げたときは泣いてしまうんじゃないか」と思ってましたが

意外と冷静に「まだ居るかもしれない」と、さっさと面会を済ませ

さっさとストリンガーにつないで黙々とキャストしてた自分が信じられません。

(家に帰ってからの方が長かった。というかまだ回想してますけど・・・)

家族も喜んでくれて最高の1日になりました。


毎年、会社の人たちとホタルイカ掬いに行くのが恒例になっていて、

狙うならホタルイカパターンかなと、ホタルイカは会社のメンバーに任せ、

そそくさと自分だけシーバス(or黒鯛)狙いに行っておりました。

当日もホタルイカが接岸するんではないかと思い釣行してみましたが

そいつが的中したようで、満潮前にホタルイカが沸き始め、その前から

シーバス高活性になり、満潮後1時間くらい続きました。

実は満潮前に黒鯛も釣れて(実はチビシーバスがこのとき釣れたのですが

こいつは無かったことに・・・)全体的に高活性だったようです。

お祭りが終わってから撮影をしようと思ったら、お決まりの

デジカメ忘れ。第1号を携帯で撮影。画像汚くてすいません。


いつも釣行の度にご連絡しようか迷いましたが

アドバイスをもらった以上何とか自力で揚げ、隊長さんに報告しなければと

執念でキャストしておりました。

この1尾を手にすることができたのも、隊長さんのアドバイスと

皆様に応援してくださったおかげだと思っています。

本当にありがとうございました。皆様にもよろしくお伝えください。

1尾釣って今まで何がいけなかったのか・・・ほんの少し分かった気がします。

自信を持ってキャストしなかったことだと。

いろんな情報や雑誌に振り回されすぎていたことだと。

1尾釣らなければ分からない事とはいえ、こんな長い間気づかないとわ俺って・・・

とはいってもまだ1尾釣った(釣れた)だけの素人。

隊長さんにアドバイス頂いた離岸流もまだうまく見つけることができません。

なんとか1尾釣ることができたので、ご迷惑でなければ

今度はご一緒させていただきご指導いただければと思います。


夜分に長々とすみませんでした。

それでは失礼します。





というメールいただきました。ついについにのシーバスの添付画像まで付いて。

凄く思い出に残る1本ですね。リトリーブ、アタリの瞬間、重みが乗った瞬間、ファイト

サーフにズリ上げた瞬間シーバスを続けていればファーストキャッチの

さまざまな瞬間は一生忘れないものです。


さあこれで、俺たちの部隊に混ざって、いろんな経験してみませんか>?、

デカイのこれから釣れると思うよ


みなさん[新]カズ君におめでとうのコメント待っていますよ。

     [熟] 隊長



6月9日釣行

2010年06月10日 | Weblog
 67cm



18:00松本出発

今晩は1人で釣行予定  じっくりヒスイ海岸を攻めてみようかと思いながら、車を

走らせていると Tk君から着信

「隊長今日釣りにくるんですか?」

「うん,もう新潟に向けて走ってるよ 今大町」

「俺23:00に夜勤終わるんでご一緒してもいいですか?」

「了解 じゃあヒスイ海岸にいるのでおいでよ」


と言うわけで、Tk君と2人での釣行に・・・・

Tk君は昨夜も山猿君と釣行してる・・・・  たしか土曜日も・・・

週3回目の釣行  地元に海があるのってうらやましい・・・

俺はどう急いでも2時間車を走らさなければ。いいなぁ


途中コンビニ寄ったりしてゆっくり来たので、20;30分ヒスイ海岸着

もう車が5台も止まってる・・・

早速装備してサーフに降りる

ここは、車から サーフまで1分・・・超お気楽ポイント

ウエーディングもしなくていいし・・・・


サーフは少しうねりがあって、東方向から波が来てる・・昼間 「あいの風」が吹いた

ようだ。

さあキャスト開始

「うん?」 3投に1回は何かがアタル  手前なら メバル ソイ系だが沖で・・・

「何だろう?シーバスとは違うし」

コンとあたったりラインにも擦れるアタリが・・・・

「??????」

でも こつこつアタリまくるだけで、ぐぅん がない。

「なんだ?なんだ?なんだ?」

「これは食わせないとわからんなぁ」

ルアーリトリーブを気持ち遅めに  そしてストップを入れてみる

こつん 

アワセを大きく入れる   のった  「ウン?軽い  けど生命反応」

サーフにズリ上げてみると 1M位の ダツ だ。

犯人はこいつかあ・・・・  しっかりギザギザの口にフック咥えてるよ。

フォロ系のルアーを使うと特にダツアタリが多い。

ルアーを変え、カラーを変えても ダツ ダツ ダツ

結局3匹も・・・・

ショックリーダーを確認すると 結構傷が付いている。

ここで喉もカラカラなので車に戻って水分補給、そしてショックリーダーを結びなおす。


ここでミニに乗った地元のアングラーに話しかけられる・・・

「どうですかぁー?」

「いやぁ ダツ攻撃が凄くて・・・」

「ダツがいますかぁ じゃあほかの所に行ってみますわ」


俺も迷う・・・・でも23:00にTk君と待ち合わせているし・・・もう少しサーフを歩いて移動して打ってみるか・・・・

ショックリーダーも交換し終わり、いっぷく・・・・


さあやろうかな・・・

ヒスイ海岸を西に歩く。

数投しながら、、潮の動きを探りながら・・

200m位歩くと払い出しているポイント発見 その払い出しサイドのモジリでキャスト再開。

数百m先には4人のアングラーがかたまってキャストしている。

「なぜ、あんなにかたまってキャストしてるんだろう? おや あの辺りだけ明るい、国道の水銀灯のせいなのか? 行ってみたい気もするが、お邪魔になるといけないので止めておこう」

ここも潮よさそうだし・・・


ダツは水面直下から水深60cm位内に うじゃうじゃいそうなので、レンジを下げる。

ルアーはマッチベイト 隊長お得意のルアーだ・・・

今日は色違いで5本持ってきている。

さあキャスト レンジを下げたのと、ポイント移動したせいか・・ダツアタリはなくなった・・・

20分後 潮の流れを一瞬抜けテンションがなくなったポイントで、グン アタリ

「でも今のアタリシーバスじゃあないぞぉ・・・じゃあ今度はなんだ??」

「しかも沖だし・・・」

5分後 グン アタリを捉え アワセを入れる 

「のった  ん? 軽いぞ」

「なんだなんだなんだ?」

サーフに引き上げ 確認すると 35センチはある 飛び魚 しかもデカイ・・

こんなにデカイ飛び魚って? しかも丸々太っている・・

「こんなにメタボでお前は空飛べるのかい?」

でも まん丸な目で早く海に返して下さい と訴えている。

「よくよく見るとお前 顔は ボラそっくりだなあ?」

あまりにデッカイ目で訴えてくるので、早々に海にお帰りいただく。


さあここからは 今度は飛び魚ラッシュ・・・

海の中はお魚天国だ・・・

釣っても釣っても 飛び魚 飛び魚 飛び魚

いったい何匹飛び魚釣ったか???

はぁー もう勘弁してくれよ・・・

時計を見ると 22:30分 もうここら辺でこのポイント限界・・・・


遠くにはまだアングラーがかたまってキャストしている

「あっちは結構つれてるのかなぁ?」と思いながら 移動を決意。


車に戻りTk君にメールする

「○○に移動するよ・・・ウエーディングしよう・・ヒスイは違った意味でのお魚天国」


23:15分 ウエーディングポイント着

「うねりは多少あるものの、出来なくはないな」

装備を整え サーフに・・・

ウエーディング開始したものの 砂が掘れてて[海が荒れないとサーフに砂が入らない、此処の所荒れていないので水深が深い] 15m位しか前進できず、 

キャストするものの ブレイクには到底届いていないし、手前10mは 藻の塊。

ルアーが引けない。

数投もすると砂浜にライトの明かりが・・

「どうですかぁ 隊長」

「まだ数投しただけなんだけど、手前は藻が凄いね、でも少しやってみようよ」

「了解です」
 
2人でキャスト  手前は竿を立てて ルアー早巻きでっルアーが藻に引っかかるのを防ぐ。

目が暗闇に慣れてくると、沖に赤いランプが等間隔に4基見えた

「あっっーーー網、入ってる 刺し網だぁ」

これじゃあ沖からシーバス入ってこれないよ

早々にこのポイントを見切る。

時間は0:30分

あそこしかない と直感で 更に東に・・・

ポイントに到着  早々に2人で装備・・・

ここは沖に100m出れるポイント 国道から沖に刺し網入っていないか確認。

大丈夫そうだ・・・・

Tk君と2人で、ゆっくり沖に進む 海藻で足元が滑る

手前で何回か打って 魚を確認しながらゆっくり進む。

途中 Tk君にヒット

「隊長 釣れましたぁ でも凄く小さいです」

みると手にセイゴが 計測38cm 藻の際にステイしてたようだ・・・

更に二人で沖に・・・・

限界地点到着・・・後ろには国道が遠くに見える・・

「凄い なんだこりゃあ・・・・」 

潮が川のように左から、右に流れている 下り潮ってやつだ・・・

潮が凄く流れているから、波も動いて 少し怖いくらいだ・・・

足元をさらう波も パワーが強い

「こんなに動いている潮は 本当に久しぶりだよ」

Tk君と話しながら キャスト開始・・・

左45度にキャストしてもルアーは右方向から帰って来る

「こりゃあ釣れるぞぉ」

しかし30分2人でキャストしても ノーバイト??なぜ?

ここで閃く

シャローランナーでは反応無し、根がかりを恐れず、レンジ下げて 水掴みの良いルアーに変更してみるか・・・」

ここで出るルアーはもちろん マイナーチェンジ前の マッチベイト ですよ。

こいつに何回助けられたか・・・

カラーは 前モデルにしかない、ミラーフォロ 銀ピカピカ です。

キャスト

リトリーブは猛烈な潮に負けないように、ロスト覚悟の ミディアムリトリーブ

「カツン」前アタリ 魚がルアーに当たった ここでアワセずちょいスローに巻きを変えた

瞬間・・・・

「ごん」

「キタぁー 今度は本アタリ・・・」

電撃アワセ2回  「ヨシ乗った」

ここまで前アタリから1秒たらずの出来事・・・

しゅぱー 沖でジャンプ  頭を振ってジャンプ連続2回・・・

「気持ちいいーー 引く引くー」

ラインテンションを保って、リールを巻く

あまり重さを感じない[大きくない]がそこは サーフのシーバス 引きが違う、元気さも凄い。

徐々に手前に寄せる

「隊長・・凄く頭デカイですよ コイツ すげぇー」

確かに寄せたシーバスは頭がデカイ・・・

さあここからが また暴れ放題・・・

右に左に 暴れまくる  足元も滑るし ウエーディングネットも車に忘れちゃったし・

さあどうする?・・

「Tk君 悪いけど ライン持っちゃってくれる?」 

「ええーいいんすか ライン持つちゃっても?」

「うん バレてもしょうがないよ ネット忘れたし、元気良すぎるから ボガルしかないよ」

「はい」

tk君にラインを持ってもらい 隊長のボガを口元に・・・

今回はうまく口開けていたので、つかむ事が出来て

キャッチ成功

計測67cm 大きくはないが そこは外洋シーバス 凄いパワーと大きな頭 満足です。

その後さすがに連続7時間のキャストに疲れ、潮は流れているもののアタリ無しで、

終了。

まあ2人とも釣れたからいいか・・・



さあ次回は 再び ヒスイ海岸リベンジか? それともディープウエーディングで沖のパワーシーバス狙うか?

迷うところです・・・

今回の釣行は腰にきたぁー
 





5月31日釣行

2010年06月01日 | Weblog


「新鮮な魚が食べたい・・食材ゲットして・・・」と依頼を受けた。

さあ海に行くしかない・・「まあ依頼を受けなくても行くけど」

そそくさと用意をして18:00出発


「食べるとなると 河口よりサーフのピカピカシーバスの方がいいよなぁ」などと考えながら車を走らせた。

事前にもらった情報では風波がある位との事。

今晩は一人だし、ディープウエーディングしようかなぁ?

20:30分能生着。

ウエーディングしようとした目論見は早くも砕けた。

ブレイクで2発3発と波がチューブになって砕けてる。

もちろんウエーディング不可能。

さあどうする?

ここはブレイクまで行かないと可能性ないので、岩礁帯の根回り攻めに変更。

移動し、ゴロタサーフに下りる。

ここも波が高い。手前まで波が来るがやれないことはない・・キャスト開始

下げに向かっているので 水深が結構浅い。シャローライナーで攻めるが、波にもまれて
ルアーを引きにくい。

かといって60cm以上潜るルアーでは根に当たるし・・・

ここは少し早めに巻き、根回り中心にチェックを入れる。

1時間20分後・・・

「グン」 当たり

すかさず ロッドをアワセル

「グン・グン・グン」重みが竿先に伝わる・・・3回の首振りでバレル。

波にルアーがもまれる感じが似ていたので、アワセを入れるのを少し躊躇・・結果フッキングが甘くなったみたいだ・・・・

その後40分キャストを試みるがノーバイト・・・2時間やって1アタックのみ移動する事に。



2箇所ポイントを見て回る・・・岬の風裏のポイント・・・ここは少し波があったほうが
釣れるポイント。 しかーーし 今度は波がなく 凪。  「うーんうまくいかない」  30分キャストするが メバルが釣れるのみ・・・ つまらない移動・・・

そんなこんなで23:30分・・・

さあどうする???  ここまで1バイトのみ・・・


ここはサーフにこだわり、ヒスイ海岸に行こう。

蛍烏賊のシーズンは終わったが、どうにもリベンジしない事には気がすまない。

波も程々あるし、やってみるかで8号線を一気に戻る。

24:00 ヒスイ海岸

釣り出来ても後、1時間。  さあ勝負だ・・・

キャスト開始

30分キャストするも 潮の動きがない・・・

そこで少し移動しながらキャスト

「うん?ここだけルアーのテンションが違う。弱い離岸流だなぁ」

と思いながらキャスト


「ぐぅん」

「きたぁーーー」  今度は鬼フッキング2発 「よし今度こそのった」

「うれしーー 引く引く」


2回ほど軽くドラグが出て

いよいよ波打ち際に・・・

沖から来る波を見ながら、打ち寄せる波に乗せて 一気にサーフにずり上げる

「見えた」

ショックリーダーを持って 更に波の来ない位置まで引っ張って・・・

「やったー お久しぶりのシーバスゲット」

ここのところ凄く渋かったので、満足感でいっぱい。

しかも約束守れたし・・・




これにてミッション終了