今年も海で誕生日を迎えるのだーー・・・と釣行(まあ釣りができればなんでもいいのだが)
いろいろ用事を済ませ、予め待ち合わせポイントとしていた有間川河口に到着。
時間は21時30分とかなり遅くなってしまった。
水道屋さんと佐助君はすでにウエーディング中 波も穏やかで波際から見る感じとてもいいのだが・・・・
私も大至急装備を整え、入水。
ずり足でウエーディングしながら、前に。
すると・・・「やつがいるではないかぁ いま足に間違いなく当たったぞ」
足元をライトで照らすと・・・・・・いた。
秋の河口に集まるあいつら・・・・ シーバスマンに嫌われるあいつら・・・・
そう 鮭
こいつらが集まるとシーバスは難しく、こいつらをパスして更にウエーディングしながら、沖を狙わないとシーバスは釣れない。
入水した時間も遅く、これからのポイント移動は難しい。こうなれば鮭をかわし、さらにウエーディングだぁー
これが後に事件を生むのです。
すり足すり足、鮭をかわし、エイを警戒しながら沖に、更に沖に。
さあキャスト開始。
ルアーは距離を稼ぐために、シンペン。
60m先に着水。 スローリトリーブで水面直下を泳がす。
手前20mくらいには、鮭によるアタックがあるが沖は大丈夫のようだ。
1時間、あの手 この手でルアーを交換しながら探ってみるが、あたりは鮭らしきものばかり。
河口のウエーディングが足腰に冷えるようになったなぁと思っていると、お腹当たりから嫌な痛みが・・・
我慢する
もう30分粘る
当たりはない が 「腹が痛い どうにも痛い やばい・・・」
ここで釣りをいったん中止しないと、今までの経験から下痢プロの俺が絶対にやばい信号を中枢神経に伝達しだした。
「まじ やばい」
急いで車まで戻る。
ここで第一波が襲う
「もう無理 ウエーダーを脱げるか脱げないかの状態だ と言うことは ここら辺にトイレはないから まさかのお漏らし? それとも河口で野ぐそ? だめだめだめだめ そんな事無理 でも もう無理 」
いろんな思いが走馬灯のように・・・・ 「ああーーおわったか?」
この時、財布の中にもしものとき用に「トメダイン フィルム」を1枚入れておいたのを思い出す。(トメダさんの電車の中のCMをいつも馬鹿にして見ていた俺だが、今回ばかりは藁にもすがる思いで、フィルムを取り出し口に入れ溶かして飲み込む。)
今まで絶望の局地にいた俺だが、後5分はもちそうな気がしてきた。
そぉーーーーっと、ウエーダーを脱ぎ。竿をたたみ、そぉーーーっと車に乗り込み、そーぉーーーーっとドアを閉める。
さあ何処だ、一番近いトイレは何処だ?(Core i7 4770Kを瞬間的に上回る演算スピードで、一番近いトイレが何処か?情報処理をする)
あった あそこ 有間川漁港のトイレだ・・・・
ここから車で3分 なんとか間に合いそうだ・・
はぁーーー なんとかぎりぎりで間に合った ピヨピヨピヨ 幸せー ピヨピヨピヨ
どうにかこの勝負には勝ったようだ。 危なかった
この勝負に負けた場合、隊長のお漏らし日記にしなければいけない所だったぜ。
そんなこんなしてるうちにバースディーを迎えた隊長であった。
その後はすっかり戦意喪失 釣りしてねーーじゃん。