ウエーディングポイント風速21mって台風並だね 当然釣行中止
今週も凪
今晩は中潮 干潮は0:00時
野暮用があり 新潟ウエーディングポイントに到着したのはかなり遅めの23:00時 干潮の1時間前 30分も経てば潮も止まりド干潮タイム
素早く装備を整え入水ポイントに向かう。 今回は背中にウエーディングネットを・・・・確実なゲットを企む
さすがド干潮タイム 入水ポイントからどんどん沖に進める 潮も効いていないようで 足元を潮流ですくわれる心配もなし。
50m 60m さすがに単独釣行 この辺でいいか・・・ 足元は見えない ライトで照らすとやや濁りがあるようだ。
「少し怖い もし足元掴まれたら・・・・・・ 怖い映画の映像が思い出される」 「だめだ考えたら どんどん怖くなるぞ・・・ さあキャストを始めよう」
以前単独ウエーディング中にマネキンの首が潮に乗って流れてきたのがこのポイント あれが目の前に流れてきた時には心臓が止まるんじゃないか ってくらいに驚いた。 それは美容室なんかにあるカットモデル用マネキン頭部 髪の毛が長かった・・・ それが足元に絡みついたのだ・・
ライトで照らした時の衝撃といったら・・・・
あれに比べたら北アルプス単独縦走テント泊なんて怖くもない(山もおばけ話はいっぱいあるからなぁ)・・・・・
海にウエーディングしていて、マネキンの頭部が仮に流れてきたとしてこの遭遇確率は何%なんだろう?
まあいい
海にマネキンの首が流れてくることもあるさ・・・・・
そのマネキンの髪の毛が仮にショートカットでなくて超ロングで、目を見開いているマネキンの確率は何%なんだろう?
まあいい
その超ロングの髪の毛の目を見開いたマネキンの頭部が、ウエーディングしている、ウエーダーに絡みつく確率は?
こんな数%の確率に当たる体験をしてるのに、明らかにそれより確率が少しは高いと思われるメーターオーバーのシーバスがゲット出来ないのはなぜか?[自己最高は98cm]
まだサーフでメーターオーバーを釣っていない。
その釣りたいだけの欲望が今夜もウエーディングさせるのだが・・
まあそんなことを懐かしく?思い出しながらキャストをスタートさせた。
まずは1時間そこそこで2匹ゲット 1匹ずつネットで丁寧に救い サーフまで戻る
ロープでつないでポチ状態にするとなかなか後が続かない氣がして・・・・・
後はサーフの銀ピカシーバスを美味しくいただくために早めに〆ないと・・・
尾びれもピーンとして綺麗なシーバス。
ちょい濁りも入っているからまだまだ狙い方次第では釣れるかも。
ここからはルアーの泳ぎ、ルアーの泳ぎ角度、カラーを正反対にして攻めることに。
先ほど連れた位置より左に5m移動 ヒットするポイントはフルキャストして10mくらい泳がしたところなのでその辺りに駆け上がりがあるのだろう。
左に移動して先程より右にキャスト。
魚に見えるルアー角度を変える。
30分キャストを続ける
「絶対そのかけ上がり沿いに回遊してくる、絶対間違いない」
毎回毎回のリトリーブに全神経を集中させて
「? 今のリトリーブに違和感」
もう一度 10m引いた 出るならこの辺り ん?出ない 少しの誘い
ぐーーーー ヒット
先程より重いか?
慎重にやりとり ネットに驚き手元でジャンプ
なんとかネットですくい水際に戻り計測 サイズアップ
サイズアップの3匹め
さあさあ面白くなってきた
またまたライトで沖を照らさないように注意しながら、すり足で底の地形を確認しながらキャストポイントまでゆっくり進む。
キャスト再開30分が経過したあたりで、風が変わった
西風。
少し嫌な雰囲気
その瞬間 物凄い雨が・・・・
まるでバケツをひっくり返したような雨・・・
そしてその瞬間ヒット・・・・ 身体は条件反射で2回のあわせをいれる。
そして海に突然の落雷、 ビシャーーーーン 物凄い閃光
「やばい」 早く退避しなくては・・・・
しかもウエーディングしてるから周りに障害物はなく、竿はカーボン バチバチ 云い出したからおそらく帯電が始まった。
ゴリ巻きして魚を寄せる。
慌ててネットですくい、退避。
数メートル先が見えないような豪雨。
カメラを出した瞬間に機能不能になるような雨。(後で測定した時は73cm)
いよいよサイズアップしてきて楽しくなってきたところだが、凄い怖い体験であった。
最近はゲリラ豪雨が多い気がする。雷も昔は遠くでゴロゴロして近づいて来たものだが、最近は雨、即落雷みたいな・・・
注意しなくては・・・・
am1:30 納竿
2時間30分で4匹と楽しい釣行だったが、あれで嵐が来なかったら・・・・もっとサイズアップしてたかもと、釣り師としての欲も残る
釣行であった。
帰りの8号線はワイパー最速でも前が見えないほどの豪雨であった。
ここ1年半いろいろあった
自分自身の事、家族の病気や手術 次から次へと、一難去ればまた一難。
凄いタイミングで、1つを乗り越えると 「おっ・・・乗り越えやがった じゃあこの苦難はどうだい? おっこれぐらいではまだまだか? じゃあこれなら精神さえも破壊されるだろう?どうだ?」 てな具合で人生こんなに次から次へと災難ってくるのかな・・・・?って凹みまくった。
そして、やっとの事で、区切りと、悟りと、諦めと、少しだけの未来志向でやっと乗り越えそうな感じになったってきた。
その間に勿論釣りもしていたけど、人間、心のなかにあきらめモードが入り込むと、不思議なもので、第6感が著しく鈍る。
勿論釣れない、工夫しない、そしてたまたまヒットしてもバラしてしまうの繰り返し。
仏教ではないが「釣れない釣りもこれまた修行なり・・・」 「己に向き合い更に修行されたし・・・」
てな感じになってきてしまう。 釣りはする・・・しかも楽しくない 釣れても感動しない
狙って釣っていない・・・・ 向こう合わせでヒットしている釣り・・・ だめだな これは。
こんな感じでブログを更新する気持ちにもならなかった。
そして
いろんな事に区切りがついたので ここに釣行記を再度ゆるりとスタートさせる。
6月14日、PM21:00
河口近くのウエーディングポイントに
入水 すり足でゆっくり 前に進んでいく 干潮のため思ったより前に進める、足元も岩などなく 進みやすい。
波高20cm,
30mも進んだろうか・・・ 岸際の波の音も、8号線を走るトラックの轟音も小さくなり、沖で跳ねるボラの「ポチョン」という音だけが聞こえるようになる。
5月に別のポイントで滑り、竿を折ってしまっていたので、今晩はストックしておいた竿をおろすことにした。
《今は釣り業界から撤退してしまった、DAIKO 大好きなメーカーだっただけに凄く残念》
DAIKO regalo FZ-R 以前使っていた竿と同じだ。
この竿あまりにブランクの調子が自分好みでいつか使うこともあるだろうかと? 予備で購入しておいたものだ。
もうこのメーカーもなくなり新品にして保証も受けられないが、それはそれ、折れるまで使い倒そうと今日おろしてみた。
久々に持ったけど軽い 長さは9.6fで今まで使っていた9.2fよりも長くスペック的には重いはずなのだが軽く感じる。
これがリールを装着した時の竿バランスの良さなんだろうと思う。
ここは9cmのシャローミノーで攻めることに 干潮下げ止まりに近いため、ところどころ岩の頭が確認できる。
岩を確認して、トレースラインを頭のなかに思い描き、しっかり確認したところでキャスト開始。
竿のテイップはやや上げ気味で、ラインが岩に引っかからないようにスローでルアーを引く。
ほぼ潮が動いていないが、ルアー着水地点の沖だけはルアーの重みをティップに 感じることが出来る。ヒットするとしたら、着水点から
この重みを感じる10mの区間だろうと思われる。
10キャスト、20キャスト、30キャスト、着水点を少しずつずらしながら、トレースラインも少しずつ変えながら丁寧なリトリーブを繰り返す。
居付きシーバスではなく 回遊魚狙いなのでねばるしか無い。
そして シーバス特有の「グン」とティップを抑え込む当たり
竿で合わせを入れると重みがのる。
ぐんぐん引く
沖でジャンプ 白い飛沫が確認できる。
手前まで寄せてヘッドランプ点灯 60cm~70cmくらいか・・・・
光を浴びて更に手元でジャンプ。
ここでショックリーダーを持って、フィッシュグリップで口を挟もうとするが、まだぜんぜん弱っていない。
「ウエーディングネットもってくればよかったなあー」
フッキングはフック1本
ここで更にジャンプ
と・・・・・フックアウト 「そりゃー ここまで元気で 手元でジャンプされればフックアウトするよな くそーー残念」
その後40分キャストするも当たりもない
派手なジャンプでばらしたから、魚も散ったと判断して場所を移動することに。
糸魚川市方面 大型河口の近くのサーフ
ここは7mも入水すれば、すぐ1.5mの深さになるサーフ。
濁りはないが梅雨時のこの時期、大量の雨水が流入している。
サーフはベイトの有無。 離岸流など探しながら、少しずつ、少しずつ移動しながらのキャスト。
ここは沖に地形の変化も、根も無いので、遠投で広範囲を探るしか無い。
少し重めのシンキングペンシルで飛距離を稼ぎ、ティップを立てて、ラインの浮力でルアーを浮かせ、スローで探る。
開始ポイントから移動すること200m ルアーに抵抗を多く感じた、沖で結果は出た。
かなり沖でヒットしたので、フッキングを入れてからファイトを楽しめた。
先ほどのウエーディングポイントと違い、最後はサーフにずりあげるだけ。
ゲット
サイズはさほどでもないが 綺麗なサーフのシーバス。
満足
帰りは、夜空が白けて明るくなってきた、糸魚川駅《新幹線》に寄ってみた。
誰もいない駅
いつも新潟に行くのは夜 まだ東北新幹線は見たこと無い。
今度は早めに来てホームで見てみようか・・・・・
駅から帰りに信号で止まると新幹線の高架橋がみえた。
高架橋の向こうに海が見えた・・・
さあ家に帰ろう