ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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帰ってきました。

2011-04-13 23:48:31 | 家族のハナシ
首都から地方都市へ帰ってきました。

夕方に羽田を発つ飛行機で、
こちらに到着したのは、すっかり夕闇に包まれた時刻。

いつもなら、
飛行機から降り立った途端
「暗くて地味な、我が地方都市」
と感じるのですが、
昨夜は、

「明るっ!」


節電が続く首都は、空港ビルも徹底した節電で、
待合室の明かりも半分以下、
動く歩道(古い言い方ww)も、ほとんど停止。

さすがに、滑走路灯などの安全に必要な場所は
節電対象ではなかったようですが、
時間が夕方ということもあってか、
空港ビル全体が、ほの暗い…

そんな首都から帰郷したものだから、
飛行機から地元の空港ビルに入った瞬間、
めまいを覚えるほど明るく感じました。
エスカレーターも動いているし。

さらに、
迎えに来てくれた夫の助手席から
20日ぶりに見る町並みも、
コンビニの看板や自動販売機、外灯、
ファミレスの照明などなどが、明るく感じると同時に、
軽い違和感…

今の首都は、
本当に徹底的した節電で。

あの原宿は竹下通りでさえ、
夕方になっても、ショップの外看板の電気は消灯。
一見、「お店、開いてるのかな?」と思うくらい。

それでも、さほど不便は感じなかったし、
暗くて怖いなどという、不安もなかった。

ということは、
人間が普通に生活するのには、
節電したくらいの明るさで十分なのでは?
今までは、お金さえ払えば、
欲しいだけの電気が使えました。

でも、今回の原発事故で、
電気の貴重さと、電気に頼る生活の危うさが露呈。

今こそ、人間は、
電気に頼る生活を考え直す時ではないのでしょうか。
この先、化石燃料も頼れません。

エネルギーを作ることは、
人間の生活に必要不可欠。
でも、作ることには限界があります。

ならば、やはりエネルギーを節約するべきなのでは?


その電飾は必要ですか?
その明かりは必要ですか?
そのライトアップは必要ですか?
宣伝のためのサーチライトは必要ですか?
誰も見ていないテレビ、つけっ放しにしていませんか?
エアコンの温度は適切ですか?
使っていない電化製品のプラグは抜いていますか?
営業が終わった店舗の看板に、明かりは必要ですか?
白熱電球を蛍光灯、もしくはLEDに変えてみませんか?


私も、あの日からずっと、
自分自身に問いかけ続けています。




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