合格しました！！…そして…

娘、入試合格しました！


先週、インターネットで発表があり、
無事に、合格証書も届きました。

娘が受験したのは、
東京の八王子にある、スポーツで有名なＴ大学の短期大学部。
短大なので、一応、在学は２年が基本ですが、
１年生のうちに頑張っておけば、
Ｔ大学の３年生に編入可能。
イギリスにもキャンパスがあるので、
留学メニューも豊富。
キャンパスや教室、サークルも、
すべて大学と兼用。

「自分の道は自分で決められる」という、
この大学のシステムが気に入り、
留学や大学部への編入も視野に入れ、
体調と相談しながら、とりあえず、
２年間を楽しんでみるそうです。

入学と前期授業料も納め、
入学前資料も届きました。

なんと、その資料には、
宿題という
おまけつき。

やはり、推薦入学者は学力試験がないので、
「一般入試での入学者と学力差が心配。ちょっとは勉強しておいてね」
という、学校側の配慮というか目論見というか（笑）。


ただただ、無邪気に合格を喜んでいた娘は
「えええええーーーーーーっつ」と不満げ。


でもね。
これから卒業まで遊び呆けていたら、
本当に阿呆になると、心配していたからね。

レポートとネットで英語の課題を
わざわざ与えてくれた短大に、逆に母は感謝しているのでありますよ。


そして、意外だったのが、
入学式の一週間前から「全員参加」が条件の
様々なガイダンスが行われる事。

これには、
ギリギリまで故郷で遊ぼうと思っていた娘も、
ギリギリまで家族の時間を楽しもうと思っていた私も
「ええええええええーーーーっつ！！」


世の中は１２月。
タイムリミットは、４か月弱。
まだ４カ月ある。
たった４カ月しかない…

なかなか子離れできない揺れる母心を知ってかしらずか、
「今週から、『遊び』で忙しくなるから」と
週末は、すべて『遊び』で埋めていまった娘。

その楽しそうな様子に、
さらに母心は複雑に揺れ、
よせばいいのに、
娘の幼かった頃の写真などを引っ張り出して、
わざわざ、涙にくれている…
「じゃあ、地元に進学させればよかっただろうに」と言う人もいます。
でも、ここではダメなのは、母である私が一番良くわかっている。
病気を抱えているからこそ、
自分をさらけ出せる大都会で、
世間という荒波に、あえて飛び込む事が必要なのだと。
そして、それを娘自身が強く望んでいることも…。

これだけ理解し、納得して学校を選んだはずなのに、
自分でもあきれるほど落ち込んでいる…
まったく阿呆な自分にウンザリしている師走のはじまりなのであります。

＊画像は、入試から帰ってきた娘を迎えに行った空港で
咲き誇っていた肥後菊。
この肥後菊のように、凛として優雅で芯の強い人間に
成長してほしいと願うのです。


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