ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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父、退院

2009-10-30 17:42:14 | 家族のハナシ
父が、退院しました。
もともと、自覚症状がなかったため、
入院中も、ずーっと元気で、
退院時も元気です。
なにはともあれ、元気でいてくれてありがたい。

最近、「親も歳とったなぁ」と感じます。
まあ、私がこの歳になれば、
親が歳とるのは当たり前なのですが…

まじまじと両親と対峙してみれば、
身体がひとまわりほど小さくなった。
歩みが遅くなった。
耳が遠くなった。

そして、
短気になった。
話が通じなくなった。
昔話ばかりをしたがる。

「年寄りなんて、こんなもん」とは頭でわかっている。
他人なら、「はいはい」で済む。
しかし、
自分の親となれば…


老化はしているものの、まだ頭もしっかりしているし、
母などは、70歳にして、まだミニバレーをしているほど元気。
ついつい、私も「娘」に戻って、
愚痴をこぼしたり、悩みを相談したりすることもある。

そして…後悔するのである。


私の愚痴など聞いていない。
悩みを相談しているつもりが、
いつの間にか親の「あっちが痛い、こっちが痛い」という話にすり替わり。
人の話の腰を折るどころか、
どうやら、人の話など、最初から聞く気持ちはないようだ。

特に、母親は、もともと人の話が聞けない人であったが、
最近は、一方的に、自分の自慢話を聞かせたがる。

私「うちの校区の運動会がね…」母「うちの校区は児童が少ないから老人ばっかりで~(以下、延々と続く)」
私「最近、娘がね…」母「この間、高校生の孫がいるようには見えないって言われたよ~。いつまでも若くていいねと言われてね~(以下、延々と続く)」

あんたの話は3秒で終われ。自分の話は2晩聞け

と言わんばかりの、話の腰を折りまくられる始末。


親は、いつまでも親ではあるけれど、
親は、いつまでも頼れはしないんだと痛感。

そろそろ、友人たちとも「介護問題」の話題も多くなってきた。
認知症や、重篤な症状を抱えた親御さんを抱えた方に比べたら、
話をきいてもらえないくらいで、グダグダ言うのは贅沢というもの。

元気でいてくれるだけで「良し」ということで。


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