ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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神様とクリスマス

2009-12-01 23:06:41 | 徒然なるハナシ
今日は、12月1日。
毎月恒例になっている、氏神様への「ついたち参り」に行きました。

すっかり顔なじみになった宮司さんに、御挨拶をして、
「さて帰ろうか」という時、
偶然、ママ友に会いまして。
「久しぶり~」などと話して、
「さて帰ろうか」という時、
またもや、知り合いに会いまして。
鳥居の下で、
10分以上もおしゃべり。

きっと、氏神様が取り持って下さったのでしょうね。


そして、帰宅してから、
「そういえば」と、
またもや、昔のドラマを録画していたのを思い出し、
ちょこっと…のつもりが、ドップリとハマってしまいました。

今回は、

クリスマス・イブ

内館牧子さん脚本の、1990年のドラマ。
吉田栄作&仙道敦子/出演

1990年といえば、
バブル景気真っただ中!!

クリスマス・イブの狂騒は、それはもう、すごいものがありました。

シティホテルというホテル、高級レストランというレストランは、
一年以上も前から予約で満杯。

ティファニーやカルティエなどの
一流ブランド物のプレゼントを交換するのが当たり前。
ティファニーのオープンハートのネックレスと、
カルティエの三連リングが大流行。

「クリスマスにデートしない人は、男も女も負け」

という風潮のせいで、
デート要員に、
好きでもない男の子を「キープくん」するのも当たり前。

クリスチャンでもないくせに、
『メリー・クリスマス』と叫んで、
ただただ騒ぎ、カップルでいちゃつくクリスマス。

まったく、今思えば、なんと恥ずかしい時代であったことか!!

この時代を反映しているこのドラマ。
ヒロインと、その友人たちは「イブを誰と、どう過ごすか」に心を砕き、
結婚願望が、ものすごく強い。

…まだ20代なのに…

そして、
毎回、ラストに「クリスマス・イブまで あと○○日」と、
イブまでカウントダウンする画面がでてくる。

見ていて、かなり恥ずかしい…
でも、本当に、当時はこんな時代だったんですよね…


私が、今、「メリー・クリスマス」と言えないのも、
クリスマスに関する一連の行事が苦手なのも、
このバブル期の乱痴気騒ぎを、
嫌というほど経験してしまった後遺症だと思うんですよ。


でもね。
メリー・クリスマスは上手に言えないけれども、
「二礼二拍一礼」は上手にできる。

だって、氏子だもーん。