西日本大会団体戦

　８月２６，２７日に阪大で西日本大会団体戦が行われました。一昨年、昨年と２連覇していた神大ですが今年はチームとして出場することができず、僕と池が関西九州選抜として出場することになりました。
　２６日は愛媛大学、岡山大学、九州大学、同志社大学の順に当たりました。僕は岡山大学戦と九州大学戦に出場し、両方とも勝つことができました。チームも５－０，５－０，４－１，４－１と全部で２戦しか負けないというすさまじい勝ちっぷりでした。
　２７日は中部中国四国選抜（以下中中四）、大阪大学、名古屋大学の順に当たりました。特に初戦の中中四は、優勝候補筆頭と言われていたチームであり、初日も全勝でした。この全勝対決を制したチームが優勝に大きく近づくということで、チーム全員で必死にオーダーを考えました。僕は全国大会常連ともいえるＨさんとの対局でした。定跡型から研究手を出したのですが、うまくいかず形勢を損ねてしまいました。そこからねばって逆転するも終盤で寄せを逃して負け。自分の実力不足を実感しました。チームとしては３－２で勝ち。特に池は格上とも思われたＮさんを倒す価値ある１勝でした。
　その後の阪大戦、名大戦は４－１、３－２で勝ち。名大戦には僕も池も出場し勝つことができました。
　
　結局、関西九州選抜は全勝優勝という最高の結果となりました。特に九州勢は３人で１敗しかしないという素晴らしい勝ちっぷりでした。また、普段九州の方とはお会いしないので、チームワークの面で心配していましたが、とてもいい雰囲気で全く心配する必要がありませんでした。
　個人としては重要な試合で負けたのは大きな反省材料ですが、今持っている力は出し切ったと思います。実力を上げて次の大会では全部勝てるように勉強していきたいと思います。また、今回はチームのオーダーづくりにも相当関わらせてもらいました。オーダーづくりの難しさを痛感しましたし、主将の大変さ、責任の重さの一端を垣間見た気がしました。この経験は今後の団体戦でチームに生かしていけたらと思います。

　最後に、今回すばらしい成績を上げてくれた関西九州選抜のみなさんや、練習将棋も含め対戦していただいた方、お話しした方、本当にありがとうございました。またどこかの大会でお会いできるのを楽しみにしています。