Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

アホで幼稚なマンセー族

2007-11-25 | 構造改革
 政府自民党のやり方・考え方に異を唱えると、すぐに「マスコミの扇動にいいように乗せられている」だとか、「左翼に騙されている」だとか某マンセー族はうるさいね。

 郵政選挙の時に、どれだけマスコミは「郵政民営化」を絶賛する報道を繰り広げたことか、自分が「扇動にいいように乗せられている」ときには何にも感じなかったのだろう。幸せな人だ。

 時によっては、政府自民党の言うことよりも、左翼の言うことの方が正しいときもあって当然なのに、それを否定する。政府自民党の言うことはすべて正しいとでも思っているのか。

 「左翼やマスコミ」を悪の権化のように毛嫌いし、「政府自民党」を正義の使者のように信じきるというのも、全ての存在を「善か悪か」のいずれかに当てはめようとする幼稚な二元論の現れなのだろう。

 「アメリカの日本に対する過度の干渉」を批判すると、「アメリカは日本のためを思って意見してくれているのだ」と左翼もびっくりの「お花畑ぶり」を発揮して、「アメリカ批判」を陰謀論と切って捨てる。

 政府自民党に都合の悪いことが報道されると、これは、中国の意を受けた左翼やマスコミが流す「ネガティブ・キャンペーン」だと決めつけること自体、「一種の陰謀論」とどう違うのだろう。

 同様に、アメリカに都合の悪いことが報道されると、これは中国による「日米離間工作だ」などとこれまた、中国の工作員の仕業にして、「アメリカの善意を疑うな」というキャンペーンに努める。

 マンセー族の言い分を聞いていると、まるでアメリカが、「悪気はないのに、中国の工作に嵌ってばかりいる、相当間抜けな国」みたいだ。たぶん、これは、マンセー族自体の対米観を反映するものなんだろうけど、随分とおひとよしなものの見方だと思う。

 マンセー族は、この百数十年の間、世界の覇権を握ってきたアングロ・サクソン民族を余りにも舐めているんじゃないか。

 政府自民党やアメリカにとって都合の悪い状況になるたびに、何の証拠も無しに「これは、中国あるいは、左翼あるいは、マスコミの策謀によるものだ」とかいったことを始終書き散らしながら、「アメリカの策謀を疑う意見」を「陰謀論だ」の一言で片づけ、またもや、「このような陰謀論は、中国あるいは、左翼あるいは、マスコミの策謀によるものだ」とするマンセー族自体、相当重篤な「陰謀論患者」なのだと思う。

 そんな彼らが、そもそも「陰謀論」批判など出来るわけないんだよ。


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3 コメント

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Unknown (ビリー・ザ・マッド)
2007-12-02 00:06:39
そこまでアホのお人よしは
さすがの日本人でも少ないのでは?

管理人さん、これはさすがに下を見すぎじゃないかと・・・

だいたい
>世界の覇権を握ってきたアングロ・サクソン民族
って簡略しすぎでしょ。さすがに意味わからん。



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Unknown (上田真司)
2007-12-02 16:30:56
ビリー・ザ・マッドさん。

>そこまでアホのお人よしは
>さすがの日本人でも少ないのでは?

「そこまで」って、どこまでか分かりませんが、たとえば、年次要望書のことを、「アメリカは日本のためを思って意見してくれているのだ」という意見を述べたブロガーなら実在していますよ。
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Unknown (ビリー・ザ・マッド)
2007-12-13 23:43:21
ひええ~。
そんな人いるんだwww泣。
世間知らずも程がある。
もはや処置なしですね。

管理人さんが親米マンセーを
弾劾する気持ちもわかります。

親中にしろ親米にしろ
他力本願一辺倒は足元をすくわれて
首根っこ引っ掴まれて首輪かけられて鎖につながれて
いいように利用されてポイッ
という「世間の厳しさ」がわかんないのかねえ?

アメリカも基本は『韓非子』なのに・・・
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