国家ファンド創設へ議連発足…政府資産有効運用目指す
世界2位の外貨準備や公的年金資産を有効的に運用する国家ファンドの創設を目指す自民党議員による「資産効果で国民を豊かにする議員連盟」が5日、発足した・・・。
小池百合子、中川秀直、片山さつき、佐藤ゆかり、世耕弘成、山本一太といった自称改革派議員が名を連ねていますが、こいつらは一体何を考えているのでしょうか。
「国家ファンド創設」ということは、官が率先して、投資を行うということで、民間に出来ることを敢えて行おうという、「官から民へ」、「民が出来ることは民に」といった今までの主張と真逆の主張です。「民営化推進」などと能書きを垂れながら、よくこんなことを主張できるものですね。
そもそも、政府の借金が800兆円とも言われている現在、そのような借金をした金で生まれた、外貨準備や公的年金資産で投機的マネーゲームを行うというのは、いわば、サラ金で借りた金でギャンブルをするようなもの。
とても、まともな人間のやることではありません。こんなことを本気で考えるのは、頭のネジのぶっ飛んだ「カイカク馬鹿」ぐらいのものでしょう。
大事な「公的年金資産」をマネーゲームに失敗して焦げ付かせても、どうせこいつらは知らぬ顔で、誤魔化すだけでしょう。
むしろ、だぶついた外貨準備金など、さっさと処理して借金を減らすことに努めるべきなんですよ。土地・建物といった不動産はどんどん切り売りするくせに、暴落の予想されるドル札や米国債といった「いわば不良債権」を後生大事にする政府の姿勢は、国益の面から言って、非常に不可解な態度です。
民間には、「不良債権処理」を強要しながら、自分は「不良債権処理」を行わないどころか、むしろ「不良債権」を増やしている政府。
日本の国益より、アメリカの国益を優先させているのだとでも考えない限り、政府のこの態度についての説明がつきません。
世界2位の外貨準備や公的年金資産を有効的に運用する国家ファンドの創設を目指す自民党議員による「資産効果で国民を豊かにする議員連盟」が5日、発足した。来年3月をめどに中間報告をまとめ、早ければ来年末の設立を実現したい考えだ。 世界の金融市場ではオイルマネーで潤う中東諸国や経済成長を続ける中国、ロシアなどの新興国の国家ファンドが、株式や不動産、企業買収などのリスク投資を積極化し、存在感を高めている。日本版国家ファンドは、ほとんどを米国債購入に充てている外貨準備の運用を多様化し、運用利回りを高めるのが狙いだ。 議連には衆参両院の議員42人が参加、会長には山本有二前金融担当相、事務局長には田村耕太郎前内閣府政務官が就任した。このほか中川秀直前幹事長や塩崎恭久前官房長官などが参加している。 山本会長は5日の会見で、「金融のグローバリズムに政治としてどう対処すべきか考える時期だ」と述べ、国家ファンドの必要性を強調した。 議連の構想はシンガポールの政府投資公社(GIC)がモデル。政府出資の投資会社を設立し手数料を支払い、外貨準備や公的年金、政府保有不動産の一部について運用を委託する。 日本の外貨準備は10月末で9544億ドル(約105兆円)に達し中国に次ぎ世界2位、米国債による運用益は毎年3~4兆円にとどまっている。 議連では、運用資産1000億円程度からスタートし、徐々に10兆円台まで引き上げたい考え。国の収入となる運用益を増やし財政再建に貢献すると同時に、世界から金融の“プロ”を招聘(しょうへい)し、国内金融機関や市場の競争力強化につなげることも狙っている。 ◇ ≪議連の顔ぶれ≫ 【衆院】山本有二(会長)▽後藤田正純▽小池百合子▽西村康稔▽中川秀直▽山際大志郎▽片山さつき▽塩崎恭久▽大塚拓▽後藤茂之▽田村憲久▽中山泰秀▽船田元▽河村建夫▽尾身幸次▽石田真敏▽坂本剛二▽奥野信亮▽菅義偉▽竹本直一▽木原誠二▽今村雅弘▽佐藤ゆかり▽佐藤剛男▽福岡資麿▽塩谷立▽ 加藤勝信▽とかしきなおみ▽長崎幸太郎▽山口泰明▽赤沢亮正【参院】岸信夫▽関口昌一▽岡田直樹▽秋元司▽田村耕太郎▽世耕弘成▽椎名一保▽吉田博美▽山本一太▽山谷えり子▽愛知治郎=敬称略 ◇ 【用語解説】国家ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド=SWFソブリン・SWF) 明確な定義はないが、政府が直接・間接的に運営し、主に海外の資産を投資対象とするファンドを指す。1953年にクウェートが初めて設立した。株式や不動産のほか、M&A(合併・買収)投資も積極的に展開する。原油などの一次産品の輸出収入のほか、貿易黒字や為替介入に伴う外貨準備高が原資。世界で30前後のファンドがあるとされ、国際通貨基金(IMF)によると、資産規模は最大で総額2兆9000億ドル(約319兆円)に上る。 |
世界2位の外貨準備や公的年金資産を有効的に運用する国家ファンドの創設を目指す自民党議員による「資産効果で国民を豊かにする議員連盟」が5日、発足した・・・。
小池百合子、中川秀直、片山さつき、佐藤ゆかり、世耕弘成、山本一太といった自称改革派議員が名を連ねていますが、こいつらは一体何を考えているのでしょうか。
「国家ファンド創設」ということは、官が率先して、投資を行うということで、民間に出来ることを敢えて行おうという、「官から民へ」、「民が出来ることは民に」といった今までの主張と真逆の主張です。「民営化推進」などと能書きを垂れながら、よくこんなことを主張できるものですね。
そもそも、政府の借金が800兆円とも言われている現在、そのような借金をした金で生まれた、外貨準備や公的年金資産で投機的マネーゲームを行うというのは、いわば、サラ金で借りた金でギャンブルをするようなもの。
とても、まともな人間のやることではありません。こんなことを本気で考えるのは、頭のネジのぶっ飛んだ「カイカク馬鹿」ぐらいのものでしょう。
大事な「公的年金資産」をマネーゲームに失敗して焦げ付かせても、どうせこいつらは知らぬ顔で、誤魔化すだけでしょう。
むしろ、だぶついた外貨準備金など、さっさと処理して借金を減らすことに努めるべきなんですよ。土地・建物といった不動産はどんどん切り売りするくせに、暴落の予想されるドル札や米国債といった「いわば不良債権」を後生大事にする政府の姿勢は、国益の面から言って、非常に不可解な態度です。
民間には、「不良債権処理」を強要しながら、自分は「不良債権処理」を行わないどころか、むしろ「不良債権」を増やしている政府。
日本の国益より、アメリカの国益を優先させているのだとでも考えない限り、政府のこの態度についての説明がつきません。
したばっかだよね・・・・
役人が相場で勝てるわけないじゃんwww
>世界から金融の“プロ”を招聘
役人なんかに管理できるわきゃねーだろうが。
ベアリングズの二の舞になるぞ。
相場で勝つには情報力が不可欠だが
おいっきり今の日本の不得意分野なんですけど(泣)
私もマーケットでそこそこ小遣いを捻出してる輩なんで、ほぼ断言できますね。
どう転んでも損します!
>え~と、年金運用で16000億をパーに
したばっかだよね・・・・
>役人が相場で勝てるわけないじゃんwww
私もそう思います。
カモにされるだけ。
ネオリベ論者で、日頃から、役人の無能を嘆き、糾弾し続けていながら、こういう話になると、乗り気になる連中ぐらい信用できない輩はいません。
>中川秀直
こいつの名前があるだけで
激しい拒絶感を引き起こします。
「損しちゃった、テヘッ」
・・・・・・・
アングラマネーへの
マネーロンダリングw装置に活用するとしか
考えられなんわボケ!
>>中川秀直
>こいつの名前があるだけで
激しい拒絶感を引き起こします。
>「損しちゃった、テヘッ」
こんな汚れた政治家が改革派の側にいることこそ、改革派の実態が分かろうというものです。
>アングラマネーへの
マネーロンダリングw装置に活用するとしか
考えられなんわボケ!
サブプライムローンの穴埋めに使われてしまったりして・・・。