Sim's blog

電子工作はじめてみました

FR60付録基板にSG8002DC PCBをつけてみた

2008-03-27 23:27:08 | その他のマイコン
Interface 5月号 FR60付録基板 (訂正あり)の続きです。

前回のは、ほとんど訂正になってしまいました。

コメントでjujurouさんに、マウスを動かすときに必要な水晶発振器を買える場所を教えていただきました。
エプソントヨコム
田中無線です。


さっそく田中無線さんに行って水晶発振器を買ってきました。売っているのはパーツ店です。発振器のSG-8002がほしいと伝えると申し込み書に必要スペックを書き込んで申し込みます。
必要な情報は以下です。
- パッケージ DC
- 周波数 48MHz
- 1番ピンの仕様 OE (output enable?)
- 周波数安定度 50ppm (値段は変わらないので一番精度の高いもの)
- 動作電圧 3.3V
- 個数
型番だとSG8002DC PCBになります。Pは1番ピンの仕様、Cは3.3V、Bは±50ppmであることを意味します。その他に連絡先や名前なんかも書きました。

私は2個買ったのですが、申し込むと10分くらいしてから来てくれとのことだったのでちょっと散歩してから戻るとできあがっていました。1個630円でした。

Interfaceに載っているスイッチセットも探してみました。メーカーはainexというところで、実験用スイッチ・LEDセット「検証マニア」と書かれています。型番はKM-1です。裸のマザーボードを動かすときにリセットスイッチやLEDをケースから取らないために使うパーツみたいです。
今回に関していうと特に必要ではないのですが、あると便利なことは確かです。
T-ZONEで売っていました(987円)

Appendix2 (p.92-93)のUSBホスト用サンプル・プログラムを動かしてみました。

ターミナルソフトにマウスの移動量やボタン、ホイールの情報を表示してくれます。マウスは2種類試したのですが、1個目はうまくいきませんでした。写真のはうまくいった2個目のマウスです。裏を見るとMicrosoftのWheel Mouse Optical USBと書かれています。5V100mAみたいです。結構電流を消費するんですね。


ジャンパーがいっぱいあるので表にしてみました。
JP1  ハンダ  オープン  p.74 USBコントローラ(CP2102)用リセット信号
JP2  ハンダ  ショート  p.72 CN5(右のUSBコネクタ)からの給電
JP3  ヘッダ  オープン  p.77 CPUモード、書き込み時ショート
JP4  ヘッダ  オープン  p.77 マニュアルリセット、ショートするとリセット
JP5  ヘッダ  オープン  p.72 CN4(左のUSBコネクタ)からの給電
JP6  ハンダ  ショート  p.75 デバッガリセット制御用
JP7  ハンダ  ショート  p.75 デバッガリセット制御用
JP8  ヘッダ  オープン  p.72 外部給電用
JP9  ヘッダ  オープン  p.77 NMIスイッチ。ショートするとNMIがかかる
JP10 ヘッダ  オープン  ???? マニュアルリセット

JP2、JP5、JP8から同時に給電してはいけない。

JP4とJP10の違いはJP4はリセットICの入力につながっています。リセットICの出力はRSTOUTですが、JP10はRSTOUTに直接つながっています。リセットICを介さないで直接リセット信号を各ICに送るためについているみたいです。誌面には説明がないような気がします。JP4があれば、JP10はいらないですね。あまり説明を読まないうちにはんだづけしちゃったので、私のはJP10もヘッダがついています。

ひととおり、サンプルを動かしおわったら、自分でもプログラムを書いてみたいと思います。