年始にWordの基礎講座で、部首検索を紹介しようと、漢字のへんとつくりに関して少し調べていました。
そのとき、ふと思ったのが「男偏」ってないのかな?
調べてみるとやはり「女偏」はあっても「男偏」はない(^▽^;)。。
女偏の字って挙げると、
奴 好 如 妃 妊 妨 妙 姉 始 姓 妹 姻 娯 娠 姫 娘 婚 婦 婿 媒 嫁 嫌 嫡 嬢
奸 妓 妖 姑 姐 妬 姪 姥 娩 婉 娼 媛 媚 嫉 嬉 嬌 嬪 など
沢山あります。
これは昔、男尊女卑で男中心の社会だったから男中心に物事が見られていたので、男に関する偏の字は必要なく、女偏の字だけが必要だったためかな、と思っていたら、そうではなく、さらにそれより前、漢字ができた頃は、母系制社会で、女性中心の社会だったためらしいです(^▽^;)
大地のように養分を蓄え、次の世代を生み育てていく女性はやはり偉大です(*^▽^*)
「男」という漢字は、田+力で、耕作地において、力の要る仕事をする様を表していて、一方、「女」という字は両手を嫋やか(しなやか)に重ねて跪く(ひざまずく)女性の姿を象徴したもので、この字に乳房の2点を加えたものが「母」の字だそうです。
一般的に女性は男性より長生きです。本質的には人は血管とともに老いますが、女性の場合、女性ホルモンが血管を守ってくれるからだそうです。生物としても女性は男性より優っている筈なのに、戦前までの日本は、圧倒的な男性本位の社会で、選挙権も与えられず、「女」という字型の通り、男性に跪き、傅く(かしずく)ことが美徳とされてきました。
そういえば、明治の女性解放運動家、平塚雷鳥も「元始、女性は太陽であった」って言ってましたね(^▽^;)
ところで、女偏の字は嫌な意味の字が多いですよね。妥 妾 妬 姦 娯 婬 娼 媚 嫌 嫉…凹んだ心や煩悩が、女だけに宿っていると決めつけられたような、嫌な気分になるってことで、女偏の字が嫌いって人もいるようです。
でも、その分、男偏の部首がないのは、ちょっと勝ったような嬉しい気分になる人もいるようです(^_^;)・・・
参考
かしずく【傅く】
1 人に仕えて大事に世話をする。2 大切に養い育てる。3 後見する。
しなやか【嫋やか】しなやか【撓やか】
たおやか【嫋やか】
(形動) [文]ナリ 〔補説〕 「たお」は「たわむ(撓)」の「たわ」と同源姿・形・動作がしなやかでやさしいさま。たわやか。 たおやかな乙女 やおやかな山の峰々 たおやかな舞の手振り〔派生〕たおやかさ(名)
そのとき、ふと思ったのが「男偏」ってないのかな?
調べてみるとやはり「女偏」はあっても「男偏」はない(^▽^;)。。
女偏の字って挙げると、
奴 好 如 妃 妊 妨 妙 姉 始 姓 妹 姻 娯 娠 姫 娘 婚 婦 婿 媒 嫁 嫌 嫡 嬢
奸 妓 妖 姑 姐 妬 姪 姥 娩 婉 娼 媛 媚 嫉 嬉 嬌 嬪 など
沢山あります。
これは昔、男尊女卑で男中心の社会だったから男中心に物事が見られていたので、男に関する偏の字は必要なく、女偏の字だけが必要だったためかな、と思っていたら、そうではなく、さらにそれより前、漢字ができた頃は、母系制社会で、女性中心の社会だったためらしいです(^▽^;)
大地のように養分を蓄え、次の世代を生み育てていく女性はやはり偉大です(*^▽^*)
「男」という漢字は、田+力で、耕作地において、力の要る仕事をする様を表していて、一方、「女」という字は両手を嫋やか(しなやか)に重ねて跪く(ひざまずく)女性の姿を象徴したもので、この字に乳房の2点を加えたものが「母」の字だそうです。
一般的に女性は男性より長生きです。本質的には人は血管とともに老いますが、女性の場合、女性ホルモンが血管を守ってくれるからだそうです。生物としても女性は男性より優っている筈なのに、戦前までの日本は、圧倒的な男性本位の社会で、選挙権も与えられず、「女」という字型の通り、男性に跪き、傅く(かしずく)ことが美徳とされてきました。
そういえば、明治の女性解放運動家、平塚雷鳥も「元始、女性は太陽であった」って言ってましたね(^▽^;)
ところで、女偏の字は嫌な意味の字が多いですよね。妥 妾 妬 姦 娯 婬 娼 媚 嫌 嫉…凹んだ心や煩悩が、女だけに宿っていると決めつけられたような、嫌な気分になるってことで、女偏の字が嫌いって人もいるようです。
でも、その分、男偏の部首がないのは、ちょっと勝ったような嬉しい気分になる人もいるようです(^_^;)・・・
参考
かしずく【傅く】
1 人に仕えて大事に世話をする。2 大切に養い育てる。3 後見する。
しなやか【嫋やか】しなやか【撓やか】
たおやか【嫋やか】
(形動) [文]ナリ 〔補説〕 「たお」は「たわむ(撓)」の「たわ」と同源姿・形・動作がしなやかでやさしいさま。たわやか。 たおやかな乙女 やおやかな山の峰々 たおやかな舞の手振り〔派生〕たおやかさ(名)