きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

Xperia【MdualとSX】に関する考察~現状分析から購入まで

2017-11-25 09:03:04 | 徒然に2016-2017
1.現状
2017年9月時点で儂が使用している端末は、XperiaMdual(c2005)とHuaweiのAcendMate7。どちらも購入価格は10000円前後(自分がこの系統のモノに支払える上限は恐らく15000円ぐらいだろうなと思う)。Mdualの方は、3年前も別のを使っていたから2代目の端末である(この時の端末は手放したが、17000円ぐらいの新品をクーポン使って14000円ぐらいで購入して良い感じで使っていた)。
このうち、Mdualには、ドコモのFOMAsimとSo-netの0円simを入れ、AcendMate7に、IIJmioの3GB契約のsim(SMS付:ドコモのsimでSMSを送ることができないため非常用に)を入れている。維持費は約2000円ということになる(家計から出費)。家人のキャリア契約に比べて約1/3ぐらいなので、とりあえず、維持費的にもOKだし、使用頻度的にも、これ以上を求めるつもりはあまりない。普段から持ち運ぶのはMdualのみで、大きい5インチクラスは邪魔になる。基本的にはメールとSNSのチェック、それからスケジュール帳(Lifebear)の確認ができればいいだけなので、今の2台の組み合わせも妥当である。
AcendMate7とIIJmioのペアの方は電波のつかみも通信もそこそこ良く、いざとなればテザリングもできる。これはMdualの0円simでメールがなかなか送れないときなどは特に重宝している。AcendMate7はガラスが割れてしまっているので、こりもゆくゆくはチェンジになるのだろうが(このときはまだ考えていなかったが、転院直前に中古を買ったのでそれは項を改めて)、それよりも、そのMdualのメールの送れなさにはしばしば閉口している。
前のAubee.elmは、この辺りに関しては電波のつかみが良かった(バンド1だけではなくプラスエリアの19とかもつかんでいたようで)ので、ここまで送るのが難しい訳でもなかった。これは、0円simだけの問題でもないだろう。Aubee.elmは割合いい機械だったと思うが、クアッドコアを謳っている割に動きはもっさりしていて、まあ、また中古があれば手を出しても構わないぐらい機種だが積極的には・・・という感じであった。ということで、どちらかといえば、まだ交代して間もないMdualの方、もう少し何とかしたいというのが現状である。
Mdual自体は、ROMが4GBということもあり、ルート権限とって、できるだけ軽く動くようにしている。がグローバルモデル故に電波のつかみはあまりよろしくないようである。日中、音声通話をするだけなら問題はないが夕方simを切り替えてデータ通信するときとかに少々の不便さはある。バッテリは1日持つが、先日バッテリパックを購入するも2つとも外れで、この辺りの改善はうまくいっていない。

2.検討
ということでメイン機Mdual(c2005)に関しては、現状でも問題ないが、バッテリの問題とか、電波のつかみの弱さなどで、十分とはいえず、いいのがあれば、という感じで物色してきた。で、勿論Xperiaに限定せず、4インチ前後でいろいろと考えてきた。勿論中古狙い。
が、この4インチというのは元々種類が少ない。しかも、FOMAsimカードが最近のデュアル機の中には受け付けないものがある、ということが分かったのはg06での失敗から。となれば、そこそこ前のでそこそこスペックがあるものを選択する必要がある。
といっても、現在使用しているMdual(c2005)は、大きさや重さ、目的(メールとSNSをほんの少しチェックする程度)、でそれに伴うsimの運用(FOMAとSonetの0円simの併用)では、これに勝るものはなかなか見つからなかった。
Xperiaで検索すると、このMdualぐらいの大きさなら、最近は「Compact」シリーズの4.6インチでもほぼ同じ大きさ。こちらの方がさくさく動いて楽しいだろう。ただ、キャリア契約にすると、6000円。
しかし、FOMAの月1000円には換えれん。この契約、毎月無料通話4000円繰り越し続けているぐらいなので、あまり使わんのは確か。今ならMVNOの音声付きsimで運用しても1300円ぐらいからだから、MNPでそちらにしてsim1枚に集約しても問題ないのだろうが、そこはやはり踏み切れず、今の枠を維持するということを再確認した。この辺りが小心者というか保守的というか、である。
持ち歩くメイン機に必要な条件としては、自分としては(1)サイズは小さく(2)できれば電波もつかみ(3)できればバッテリが持つという3つがメインである。用途を限っている分、CPUの処理とかROMとかRAMとかは工夫して解決していくつもりだが、ハード面は改善のしようがない。PCみたいにメモリ追加したりとかハードディスク増設したりSSDに変えたりとかできんし。初めに2台持ちで所有していたP-01Dは、小さくて便利で、Aubee.elm同様いい端末だったが、アンドロイドが2.3なのでlifebearのスケジュール管理ができない。防水については、少々の雨なら大丈夫という感じなので今回もあまり気にしていない。

3.比較
端末自体は、初めはXperiaにこだわってはおらず、検索していくうちに中華製のもので「VKworld F1」とかいういいのがあった。値段は手頃。欲しかった赤があればこれに決めていたかもしれないが、がamazonでは、ゴールドとホワイトしかなかった。BestGateなら、黒はかろうじて残っていたが。
で、この4インチなら、アダプター使ってiPhoneの4とか5辺りをデュアルで使ってもいいという選択肢もあったが、端末自体が高いのとアダプターがカバー内に収まらないようなので早々に検討を止める。カスタマイズが効きにくいリンゴは性に合わんというのもある。古くても操作感は恐らく抜群なんだろうけど。
4インチスマホは、まとめてあるサイトが幾つかあったので、それを見ながら機種の比較をした。前に使っていたAubee.elmをはじめとして割合いいんだが、画面が4.3とか4.5とかに大きくなると長さが1センチぐらい長くなる。
そういう意味ではXperiaの「Compact」シリーズはあまり大きくならず、凄い。で結局、折角買うならとXperiaに絞り込んでみた。Mdualが出た2013年辺りからのXperiaのデュアル機やsimアダプターでデュアル化するということも念頭に置いて、その小型機のスペックを一つ一つ確認していく。Mdual以降のデュアル機は大きくてなかなか扱いにくそうである。古めの「Compact」シリーズがいいかと思ったが、裏蓋が開く保障がない(防水機能が関係しているのか)。Z1Compact(f)なんか性能がそこそこ良くてPOM書き換え(少々面倒だが)でFOMAsim使えるしデュアルsim化もできるが結局蓋が閉まらないらしく、ケースを使用しない儂にとってはやはり無理かとかいろいろ情報を得ながら、いろいろ探しているうちにSXというのに行き着く。

【現行機種】Sony Xperia M dual(型番:C2005)
Android 4.2(Jelly Bean) ※現機種は4.3までアップ。
Snapdragon S4 Plus MSM8227 1.0GHz(デュアルコア)
サイズ:124mmx62mmx9.3mm
重さ:115g
ディスプレイ:4.0インチ、解像度854×480ピクセル(FWVGA)、TFT液晶
メモリ:RAM 1GB、内蔵ストレージ4GB
リアカメラ:500万画素 Exmor RS フロントカメラ:30万画素 CMOS
バッテリー:1,750mAh
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n(2.4GHz/5GHz帯)、Bluetooth v4.0、DLNA(M-DMS、+PU+、M-DMP、+DN+)、NFC(Type-A/B)
その他:対応周波数GSM(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA(900/2100MHz)、バッテリーSTAMINAモード、Clear Audio+、スクリーンミラーリング(Miracast)、NFC

【検討機種】XPERIA SX SO-05D
Android 4.0 ※4.1にアップデート可能らしい
CPU Qualcomm Snapdragon MSM8960(1.5GHzデュアルコア)
サイズ:115mm×54mm×9.4mm
重さ:95g
ディスプレイ:3.7インチ、解像度540×960ピクセル(QHD)TFT液晶(1677万色)
メモリ:RAM:1GB、ROM:8GB
アウトカメラ:810万画素 CMOS(AF対応)インカメラ:30万画素 CMOS
バッテリー:1,500mAh
その他: Xi、FOMAハイスピード(下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps)、GSM、おサイフケータイ、ワンセグ(外付けアンテナ)、Wi-Fiテザリング、エリアメール、ドコモminiUIMカード、GPS、dマーケット、spモード、無線LAN、spモード、エリアメール、Bluetooth(Ver3.1)、DLNA(DCTP-IP)、赤外線通信 ほか

ドコモの端末ということもありいわゆるガラパゴス機能満載で、おさいふケータイとか使わんものもある。このサイズのワンセグはたとえ外部アンテナが必要でも結構貴重。赤外線通信はガラケー時代はよく使っていて、重宝しそうだが、別の赤外線通信が使える端末がないので未知数。それでもおしなべてMdualの前の年に出た割に高性能。CPUにしても、ROMの大きさにしても、ルート化要らんぐらいかというぐらい。ただ、あるサイトではベンチマークの数値はMdualの方が高かった。またカメラもCMOSではあるが画素数は高い。ディスプレイが小さくなったのは仕方がないとして、バッテリーはやや少なくなっている。これは一寸難点。Xiにも対応しているようだが、これは、この機種でデュアル化した方のサイトを幾つか訪問し、とりあえずFOMAsimでも大丈夫そうなことを確認した。ドコモの端末だから電波のつかみ自体はいいはず。
欠点は、ドコモのだからプリアプリが多くて止めなければならない。
これは、root取ってやるかなと思ったり、いやいやそんなめんどいことせんでもと思ったり(SDカードにマウント部作るのが割合面倒で、でもこれやると楽なのは確かで)

4.決定
amazonとヤフオクとヤフーショッピングと楽天、加えて中古端末の多いイオシス等のお店を片っ端から見て、結局面倒になりamazonへ。白は多いが、ピンクとかオレンジは数が少なく、出ているのはいわゆるランクで言えばD(6000円)かA(18000円)かぐらいの開きがある。オレンジが欲しかったが、いわゆるCランクがあるのは黒とピンク。白は良く残っているが、今のが白なのでその選択肢はない。
オレンジの10000円のをカートに入れ、デュアルsimアダプターとsimカードアダプター、電池をカートに入れる。電池だけは、互換品ではなく少々高い(2000円弱)のパルク品。純正ワンセグのアンテナも入れていたが、安いエレコムで送料が発生しないパターンで入れる。一晩寝かせる。
翌日、結局、値段と程度を考えてもう一つ安いCランク6000円のピンクにする。どうせカバーとかフィルムとかしないので、とは思う。気に入れば綺麗なヤツを買っても良いかと。アンテナは後で買うことにする(クーポンとか今回なかったこともある)。この一式で送料580円で約9000円少々。
業者は2つあった。写真で細かくみれる訳ではない。良くも悪くも賭け。
ここまでの作業でだいたい7~8時間ぐらいか。
購入後、どうなったかは改めて。

因みにこの投稿は、11月16日の「未解決Xperia問題のその後~動機付けとして」の続きである一応。


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