きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

ぼちぼちのようでまだまだなんだろうなということ

2013-01-20 19:49:58 | 近場の異邦人
来年受験予定のムスコがセンター試験のこの日に合わせて行われる大手予備校の一斉模試を受けるべく、昨日に続いて出かけていく。それを見送ってから走りに出る。3時過ぎ。

儂の時は共通一次。浪人したので2回受けた。2回目の方が点は取れなかったが、結果的には現役の時に蹴られた大学に補欠で拾ってもらうことができた。奇跡など起こる訳はない。自分の意識しないところで何らかの結果が出たのだろう。
大学受験、人より勉強したという意識はない。だらだらと机の前に座っていたことしか覚えていない。ただ、今になって言えるのは、効率が悪いとか集中し切れていないとかそういうことを考え始めるときりがないわけだから、とにかく数や量をこなしていくよりないんじゃないかと。非効率で無駄なことをしていかないと、身になることってなかなかできないのではないかと。数や量をこなしていないのに、いきなり理屈考えるから変なことになるわけで、そういうのはある程度やってから考えるべきではないかと。尤も当時は分かっていなかったが。
これ勉強もランも同じこと。そんなことを思いながら、ごぞごぞと20キロと少し。
何となく久々に自転車道をずっと海へ向かって走ることにする。

まだこの辺、しっかり走る意識がなくて、行ったことのない道を行って行き止まり。

懲りずに別の行ったことがない道を行ってまた行き止まり。

引き返すのがいやで、なるべく短いエスケープを取ろうとすると、結構草が深い。きちんと元に戻ることにする。
ころんだっていいじゃないかまたはしればいいんだから、ってあいだみつおだったか。
高速を越える。

JRの線路をくぐる。

頭上の飛行機を見上げる。

日曜の午後でスポ少関係が少なかった分、散歩のおっちゃんや凧揚げの小学生等々、川沿いには結構人がいた。そして、走っている人も。今日は冬にしては穏やかな天気だったからな。
そんなに飛ばす予定ではなかったが、キロ5分30~40秒ぐらいで走り続ける。フェイスブックで神戸の友人やら職場の同僚やら、結構頑張っているのに刺激されて(フェイスブック面白いですねえ)。これだとサブフォーペース。出勤ランでもこれぐらいのペースで走る時があるから、プラスアルファを得るには、20キロぐらい走らんといかんと思い、とにかくこのペースを崩さずに2時間走ることにする。帰りは電車でいいかと。
何とか頑張って2時間来たなと思ったら、丁度ハーフぐらいのところで急に失速。別に自分で緩めたわけでないのに。いい練習ができたと思っていたのに、1時間半はやれていても、2時間、2時間半というようになると、なかなか続かんのなと。まだまだか。でも走らないより、走ったからいいのか。でもまだまだ、なんだろう。まだまだ充分ではないな、と。

でも、ではなくだからこそ、とりあえず量。量より質、は量を極めた人が云える台詞。儂も含めて多くの人は質より量だと思う。特別な才能があるわけではないことが分かっているなら、そうやって勝負していくしかないだろうって。

カロリーメイトCMの「ファイト」いいねえ。染みるねえ。