『しむしむ言わせて』2

フジファブリックの志村正彦さんをめぐる、私の喜怒哀楽日記をお届けしております。シーズン2。

中秋の名月

2016年09月15日 | 私のつぶやき

中秋の名月。今宵。

残念ながら全体的に夜空には雲がかかっていて、中秋の名月さんにはお目にかかれず。

(なのでスウェーデンの月夜)

『月』を見るとやっぱり思い出す、志村正彦。月が綺麗に出ていると空を見上げて彼を想う。



今のフジファブリックの活躍を、あなたは一体どんな気持ちで見てるのでしょうか。



あなたは今この瞬間もきっと、黙々と曲作りに励んでいる…そんな気がしてなりません。

いや、むしろそうであってほしい。私がいつかそちらに行った時に、その曲達を聴くのを楽しみにしてるので。

志村さん、会いたいです。











ホールで発表会

2016年09月12日 | どーでもいいお話

今年1月から細々と続けているピアノ。実は今度、発表会があります。

折角習ってるんだしってことで、とりあえず軽い気持ちで今回参加することに決めたんです。

が、申し込み後に会場が数百人規模のホールに決まったと聞かされました。しかも…しかもですよ。当日リハ無しのぶっつけ本番とのこと。

それを聞いた私は心からこう思いましたよ。

『…ぎゃふん!』(力いっぱい)

もしそれを先に聞いてたら出てなかったよ~…。後の祭りだけど。

確かに、観に来るのは家族や友人だけではありますが…それでも極度のあがり症の私からしたらホールで演奏はキツい。しかもリハ無しっていうのは…。

更に人前に出るのも喋るのも苦手なのに、演奏後ステージ上でインタビューがあるらしい。

怖い、発表会、怖い。逃げ出したい。

因みに私の状況はと言いますと、発表会前のラストレッスンで1度もちゃんと弾けなかったという残念な感じで。

練習では弾けるんですけど、先生の前になるとあがっちゃって弾けない。対一人でも出てくるあがり症。

頭の中にこだまする、先生の『siamaiさん!止まらないで!とりあえず続けて!』の声。リフレイン。ラストレッスンで嫌なイメージついちゃってもう、泣きたいです。

志村君がインディーズの頃、ライブの時に客席ではなく右上を見ながら歌ってた…というエピソードがありましたが、私にはものすごくそれが分かる。人の視線が目に入ると頭真っ白になるんですよ。『顔を見ないで~…』って思うんですよ。

とりあえず今日、母に『横に座って見てて』とお願いして練習をしました。(結果、母親にすら緊張して失敗するという)

一人なら弾けるんですよ。だからどんなに練習しても、練習しても足りない気がする。緊張して頭真っ白になったら…と考えると怖い。

メンタル弱々なのです。冗談抜きでどっかのBarかなんかで弾かせてもらえないだろうか…とか真剣に考えたりとか。



そう考えるとダイちゃんって、本当にスゴい人なんだな~…。と改めて思います。



実に堂々たるお姿。

プロだから当たり前かもしれないけど。

もしステージに出てあがらない方法があれば、是非とも本当に知りたいものです。憂鬱。
















フジファブリック公式LINE

2016年09月10日 | 私のつぶやき

フジファブリック公式LINEが出来ましたね。



私も勿論、登録済み。なんでも、自動返信でメンバーからお返事が頂ける…という素敵なLINE。

私も早速話し掛けてみました。こんな感じでちゃんとお返事が返ってきます。




山総さんと、マンツーマン会話が実現。

返ってくるコメントが何パターンもあるので、やりだしたら結構面白い。

次の日、今度はちゃんと他のメンバーからも返信が来ました。



かとをさんの体勢指摘がハンパない。どSですか。から、やっぱりまたこうなった。




山総さんの連続発言。

しかし。これって即レスだから、なかなかやめ時がわからない。エンドレスに送ってしまうという。でも、ファンからしたらとても嬉しいですね。

そして皆さんきっとお考えになったでしょう。

私も当然考えましたよ。『(志)』が何を話すかっていうのをね。













やっとメレンゲ!

2016年09月04日 | 私のつぶやき

『メレンゲ』というバンド。

ギター&ボーカルのクボケンジさん。しむしむファンには有名なお方。

というのも、志村君が『バンドメンバー以外で親友と呼べるのは彼だけ』と言っていたからで。クボケンジ×志村正彦で対談してたり、《志村日記》に登場したり。

2人は仲良しで、同じマンションに住んでたりもしました。志村君がハットをかぶり出したのも、クボさんの影響ではないかと個人的に思ってます。

フジファブリックの5thアルバム『MUSIC』収録されてる『Hello』という曲は、クボさんがデモを作るのを手伝ったとか。フジ(志村時代)後期の志村君の歌い方、ちょっとクボさんと似てる。

メレンゲの曲は綺麗な感じが多い気がします。クボさんの声もとても優しい。志村君はクボさんの事を《天才》だと言ってました。

2014年に富士吉田の富士五湖文化センターで行われた上映會で、偶然そのお姿を拝見することが出来たのですけど。佇まいが志村正彦に似てた。

ずっと、生で歌う姿を観たい!ライブに行きたい!とは思っていたんですが…メレンゲは何故か九州にはライブに来ない。関東ばかり。待てど暮らせど来ない。

…と思ってたら。

何と!来月こちらに来ることが決定したとのこと。(『メレンゲ』ではなく『クボノ宵(ソロ)』で来られるそうですが。)

しかも会場、職場のすぐ近く。仕事終って行っても余裕で間に合うじゃないの…!(興奮)

ということで、無事にチケットGET。



3年越しの願いが叶って、嬉しい。待った甲斐がありました。

あ、《クボノ宵》チケット発売中です。詳しくはメレンゲのofficialホームページに載ってます。ご興味のあるかた、是非是非。

因みに、クボさんの作業場には志村君の写真が飾ってあるそうです。志村君の事を歌ってる曲もあります。

彼の音楽にもいつも、志村正彦がいる。





















海辺のカフカ、finish reading

2016年09月01日 | どーでもいいお話

やっと、読み終わりました。



活字が苦手女子(私)が、無事に志村君オススメ村上春樹さん著書『海辺のカフカ』を読み終えました。読了。

いやぁ…時間かかった。でも1頁も飛ばさずに、全て読みました。じっくり読んだ。

読み終えた感想を一言で言うなれば…

『余韻』でしょうか。

上巻を読んだ後の感想は『生々しい』の一言に尽きましたが、上下巻を読んだ今は『余韻』という言葉が相応しいかな。

『それって面白い?』と訊かれると『面白いですよ!』みたいに即答出来はしないんですけど(好みが別れそうなので)、でも私は読んでる最中、とにかく先が読みたくて読みたくて仕方なかったです。夢中…というか中毒的な感じでしょうか。

『余韻』という感想を述べたのは、本を読んでない時にもその作品の事をいつの間にか考えていたからです。

今までだと、本を読んでる最中は夢中になっているし時間を忘れて読み耽りますが、読んでいない時までその作品について考えてることって、なかなか無かった気がします。

だけど、この作品はずっと頭から離れない。いつの間にか本の先の展開を想像してたり、登場人物の言葉の意味を考えてたり…そんな経験ってあんまり無かったので自分でも驚きました。

何だか、志村君の歌を聴いた後に感じる感覚に似てる気がします。歌詞の意味を考えたりとかしてるような。

以前にもちらっと書きましたが、志村君と同様、村上春樹さんの文章は“読み手に考えさせる文章”だと強く感じました。読み手によっていくらでも変化するような。

何か深いというか…広がるというか…そんな感じ。端的に述べるのは難しいんですけれど。

ただ、点と点が線になった時、本当に何とも言えない感動がありました。

上巻よりも下巻の方が読み進めやすかったです。そしてやっぱり余韻がスゴい。

他の作品も読んでみたくなりました。




私も志村君と同じく『“海辺のカフカ”から入った村上素人』になりそうな予感がひしひしと。

ご興味ある方、とりあえず上巻から。(活字が苦手な方にとっては)読みやすくはないので、読み進めるのに時間を要しますが…でも根気強く読んでみて下さい。いつの間にか入り込んでます。メタファー。

そして、下巻を読んだ後のあの感覚を是非味わって頂きたい。オススメ。