天才の生き方から学ぶこと

ども、siamaiです。

只今絶賛ネガティヴ中でございます…。仕事忙しい、忙しいのです。完全に自分の捌けなさのせいなのですが、永遠に終わる気がしない。ずーん。


よって今日はダークゾーンといたしまして。ちょっぴり真面目な日記を書きたいと思います。（別にいつもふざけているわけではない）


私は志村君の作る、やけに耳に残る予測できないメロディが好きです。


そして聴く状況によって意味合いの変わる歌詞が好きです。とても澄み切っていて鮮やかで、香りのする言葉達。


彼の作品は聴けば聴くほど味が出る。とっても中毒性が高いのです。


作品の素晴らしさは充分過ぎるほど感じていますが、志村正彦という人の何がここまで自分を惹きつけるのか…と考えた時、彼の『人間性』というのは私にとって恐らく欠かせない要素となっています。


前ブログで志村君の命日、彼に宛てた手紙にも書いていましたが、私は元々『ただ毎日を意味もなくやり過ごしながら、のうのうと生きている人間』でした。

何となくではありますが、生きる意味などを考えてしまうような非常に面倒くさいタイプで。


そんな時出会ったのが、フジファブリックの作品。志村正彦という人。


彼は勿論才能溢れる『天才』ではありましたが、それと同時にとてつもない努力をしている人でした。
歌詞から垣間見える彼の不器用さや人間臭さ。
一生懸命前に進もうともがき、物事に真っ正面から向かっていく姿勢。


それらは私にとって、かなりの衝撃でした。


そんなに歳が変わらないはずなのに、《この人と私の生きてきた時間の濃さは全然違う》と、知れば知るほどそう感じました。


一生懸命頑張った時間は、人生の宝物になること。


日常の何気ない出来事にこそ、喜びがあること。


周りの人に感謝を忘れないこと。


そして…


明日が来ることは決して必然ではないこと。


これを教えてくれたのが、志村君でした。その他にも書ききれないほどの事を私は彼の生き方から学びました。


志村君が29歳という若さで突然亡くなって、《どうせ薬をやってたんだろ》とか、《ミュージシャンって頭おかしいやつが多い》とか、《顔見たらヤバそうなの解るよね》とか…簡単にそういう風にいう人が私の周りには少なからず居ました。


私は、それがとっても悲しかったし悔しかったです。


だって…あんなに頑張っていた事を知らない、知ろうともしない人に何が解るんだろう…って思ってました。モヤモヤしてました。志村君の事をちゃんと知ったら、そんなこと軽々しく言えない。



私は志村君の家族ではないし、友人ではないし、メンバーでも関係者でもない。

だから、なぜここまで想うのかは正直自分でも解りません。



恐らく、私は彼の生き方に深く共鳴したのだと思う。
そして、１人でも多くの人に彼の頑張りや作品の素晴らしさを伝えていかなければなければならないと思ったのです。最早使命感に近いものかもしれません。


もし、私のブログがきっかけで志村君の事をちゃんと知ろう、と思って頂けたら…とても嬉しいです。




是非今後とも…。