『フジファブリック Live at 日本武道館』

絶賛夜更かし中です。


夜は良いな。静かで良いな。街が寝静まっていて良いな。


『時間の取れる週末にでも拝聴する』と前記事に記載したにも関わらず、もう観てしまいました。我慢出来ず。




『フジファブリック Live at 日本武道館』


静かな夜更けに部屋を薄暗くしまして、ライブ会場とリンクさせて。


一気にあの時の気持ちが甦ってきました。（詳しくはライブレポートに書いておりますので、宜しければそちらを。）


あぁ、やっぱり泣いてしまった～…。胸がいっぱいになった。


オープニングからずっと鳥肌が立っている。何だろう、この感じは。


志村君の映像からスタートした武道館ライブ。たまらない。色んな意味でたまらない。


からの『桜の季節』。


これから観られる方、購入を検討されてる方もいらっしゃるかと思いますので、DVDの内容に関しての詳しい言及は控えたいと思いますが…


一言で言うなれば、『最高』…なんです。


あの日あの時、あの場に居られたことは本当に本当に幸せなことだったと改めて感じました。


フジファブリックデビュー10年。志村正彦が引っ張った５年、山内総一郎が遺志を引き継いだ５年。そして今、新しいステージへ。


それぞれの色々な想いがぎゅっと詰まった一夜でした。モグライトの光のようにキラキラしてました。


私がフジファブリックを大好きになったのは志村君が亡くなった後だし、偉そうなことは言えませんが…一言言うなれば、


『志村正彦が好きな人にこそ観て欲しいDVDである』


ということです。


彼の死後、フジファブリックを聴くのをやめてしまった方も多くいらっしゃると伺いました。（実際に私の周りにも何名かいます）


《フジファブリック＝志村正彦》というイメージが色濃く残る中で何故、３人が今も《フジファブリック》を続けているのか…その熱い気持ちが沢山沢山語られてます。


是非それを観て欲しいです。本当にグッと来ます。


志村君…あなたは何と素晴らしい人達に囲まれていたのでしょうか。


以前から少し書いていましたが、ライブステージ上でそーくんと志村君がフュージョンする、という事が今まで何度もありました。


今回の武道館もそうでした。




ステージを観ながら何度も何度も、あなたに生きていて欲しかったと思ったよ。


彼の肉体は私達の目には見えなくなってしまいましたが…誰が何と言ってもやっぱり、志村正彦の魂は生きているんだと思います。


その魂はきっと、『フジファブリック』というバンドが進み続ける限り、一緒に進んでいくのだと。


武道館最後のメンバー紹介でそーくんが言った、


『志村正彦ーー！！』


の一言。


その想いをどうか、DVDで感じてほしいです。