シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

環境にやさしい、ふとんの処分

2016年03月09日 | 断捨離
以前の記事に書いたタンスの嫁入り先が決まりました。
アドバイスを下さった皆さま、ありがとうございました!

処分に困る大きいモノの第2弾!
ふとん!!
リサイクルショップでは、全く使っていない新品ならば買い取ってくれるみたいだけど
キレイでも使用したものなら、まず無理。

破れたり汚くなっていたりして「もう捨てても良い!」と思える状態なら
市のゴミ処理場に持っていけば無料(4月からは有料)なのだけど
そーするには忍びない。

ゴミとして処分するのではなく、どーにか有効に再利用してくれるところは無いかと
探したところ、ありました!!

国際社会支援推進会ワールドギフト
海外途上国への物資支援をしている団体で、布団や毛布、衣類、おもちゃ、文房具など様々なモノを扱っています。
毛布は国内の動物愛護施設・動物孤児院などでも使われるとのコト。

ただし、無料ではない。
やはり料金はかかる。

梱包した状態で縦cm+横cm+高さcmの合計が
120サイズ以下なら2400円
150サイズ以下なら2900円
170サイズ以下なら3400円。

申し込んで料金を振り込むなどの手続きをすれば業者が自宅まで集荷に来てくれる。
送料・手数料から、仕分・保管し、コンテナで海外に輸出されるまでの全て込み料金。

そう考えてみれば決して高くはない。

とは言ってもどうせ送るなら一度にたくさん送りたい。
圧縮袋に入れて、極力小さくする。
万が一空気が入ってもなるべく膨らまないようにヒモで縛ったりして。

170cm、ちょっと超えたかなぁと少し心配していたのだけど
集荷に来た宅配業者のお兄さんは測ることもなく、
ほいほいと持って行きました。

3400円。
飲み会だったら安い方。
服や靴を買ったとしたって安いよね。
この値段で、要らないものをゴミにせず処分できて、収納スペースに余裕ができて、海外の支援ができる。
一石三鳥。

でも、ゴミとして捨てられる布団が日本中でどれくらいあるんだろう。
ふとんリサイクル推進協議会のサイトに
平成11年度東京23区粗大ごみ中のふとん回収量は約41万枚(平成16年度版循環白書-環境省編より))
新しく生産され(平成15年度のふとんの生産と輸入の合計枚数は、20,707千枚(財団法人日本ふとん協会事業報告書より))

と、ある。
家庭でしまいっぱなしの使われていない布団が捨てられるとしたら何倍にもなるだろうなぁ。

今回の様に海外支援で有効に使われることは、もちろん良いコトなんだけど
本当に必要なモノを必要な数だけ持ち、大事に使って、傷んだら直したりして使い続ける
そんな暮らしがしたいなー。

ま、新しいモノ欲しくなっちゃうコトも多くて、そううまくはいかないんだけどね。