シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

ルーニーチューン バックスバニーのオーナメント

2006年12月15日 | Weblog
あと10日でクリスマスですねぇ。
こんなオーナメントはいかがですか?
ツリーが無くても、そのへんに(笑)ぶら下げといたら良ござんしょ?
詳細はこちら

バックスバニーが映画のフィルムを切って編集しています。
今はこんな手作業じゃないんでしょうねぇ。
でも、割と最近までホントにこんな風にハサミでチョキチョキしてたらしいです。

さて、私が映画館で初めて見た映画は従兄弟に連れていってもらった
「ルパン三世 ルパンVS複製人間」です。
そして、同時上映が「ナイル殺人事件」でした。

かなり小さい頃だったので、場所もわからないのだが
ずいぶん変わった映画館で、この二本を別々の部屋(って言うかな?)で
同時に上映していたのだ。
片方では「ルパン・・」をやっている時、もう片方で「ナイル・・」をやっている。
ホントに文字どおりの「同時上映」。
当時はこの様な映画館が多かったのだろうか?

大人になってから見返すと「ルパンVS複製人間」は
スケールも大きいし奥の深いストーリーで、非常に面白い。
しかし当時は小学生だったので面白いとは思ったが、
話を理解しているかと言うと、正味な話がサッパリわからなかった(笑)
マモーが言わんとしているコトとか。
コピー人間が意味するコトとか。

子供にとって、印象に残っているのはインパクトのある映像である。
マモーの巨大な脳味噌が宇宙に飛んでく場面。
そしてその後にルパンが不二子ちゃんのおっぱいを触るシーンがあるのだが、
それがラスト直前だったせいもあり、どうもそこばかりが強く残って
「大人の映画」と感じたものです。
他にもちょいちょい不二子ちゃんのお色気シーンがあったような気がする。

ちなみにエンドロールと共に三波春夫の歌う「ルパン音頭」が流れていて
アニメでありながら、お色気、背景にある壮大な歴史、複製人間という人類のタブー、
更には音頭、という様々なモノが入り交じったカオスであった。

しかし小学生2~3年生の私にとってもっと「大人の映画」なのは「ナイル殺人事件」である。

字幕だもん!!
読めないよ!!
漢字が多すぎる!!
いや、全部ひらがなでも推理モノの洋画のストーリーにはついていけなかったハズ。
「ナイル・・」が始まってすぐに「つまんな~~~い」と思ったが、
割とそういう時に我慢するコドモであった私は黙って見続けた。

従兄弟はというと、隣の部屋に行ってルパンを見ている。
私ももう一度ルパンを見たかったのだが、
少々スケベな映画という認識を持ってしまったので、
また見たいと言えなかったのだ。

また不二子ちゃんのおっぱいを見たいと思われたら困る!!と。
子供のくせにいやらしいと思われたら困る!!と。

子供にとっては例えアニメの中でさえ、おっぱいが見えるというのは大事件なのである。
大事件は言い過ぎか。

一大イベントである。
変わらんな。
ま、何でも良いけど。

この作品の本当の面白さがわかるようになるまで私の中での印象は
「ルパンVS複製人間=不二子のおっぱい+演歌のエンディング」であった。