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3月20日に、千葉市では「こども若者サミット」を開催します。
1時から4時50分まできぼーる3階の子ども交流館アリーナです。
子どもたちがその取り組みを発表する場に、今回は4市の市長はじめ大人がマタゾロ出演するので、どんなコラボになるのか気になります。
子どもや若者の社会参画を進めるためには、その手法や形態の蓄積が必要です。
こどもの参画の取り組みとして、千葉市が主催するワークショップや若者選挙の取り組みは安定して行われているようですが、加えて市民主体となるこどものまちや地域での子どもが活躍する場づくりもあります。
子どもたちの意識が社会に向き、失敗を経験することで自信がつくことを期待できる場です。
その一方で、参画できるような環境整備や個人の社会的スキルアップが不可欠ですが、その点に関しての議論は深まっていないように感じます。
たとえば、こどもの参画事業(こどものまちやワークショップや学校内での取り組み)を推進することで、こどもと接して彼らの声を聴く大人の数は増えているはずです。
そういった大人たちが、子どもと接して課題をどのように捉えているのか。
その課題を解決するための「次の施策」をうっていくことが、こどもの参画事業の意義ではないかと最近考えるようになりました。
そして、その施策を行うのは子ども未来局だけではなく、教育委員会であったり保健福祉局であったりと千葉市全体の部局です。
さらに未解決な基本的なことがあります。
それは、そもそも参画とは何を指すのか。
子どもだけの参画を進めようとしても、周囲の大人や行政の参画に関する考え方や子どもと相対する際の構えなど、まだまだ未開拓だということを地域や子どもに係る現場で感じます。
参画に関して大人が学ぶ体系的なプログラムがありません。
この状態で、いたずらに子どもの政治参加や教育改革を推し進めようとすれば、
「大人がやりたいことを子どもをしてやらせる」
という、最も参画から遠い状況になってしまうことも懸念されます。
そろそろ行政としてそこに視点を置いた議論に移行してほしいと感じていた時に、4名の市長さんによるこどもの参画の議論は時機を得ていると感じます。
広い視野での「こども若者参画」の未来を聞きたいと思います。
適切な場と働きかけ、子どもたちへの動機づけ、子どもたちの内面が安定する環境整備など、こどもの参画を進めるための大人側の重要な課題は山積です。
「こども・若者サミット」は、どなたでも参観自由ですので、みなさまどうぞお出かけください。
ご無沙汰いたしております。
いつまでも学ぶ姿勢を尊敬します。
20日は残念ですね。
宮尾と先生のお話はとても楽しみにしています。
お会いした時にご報告しますね。