福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

敬老会とうちのばーさん

2018年09月17日 | 高齢社会


私が所属しているのは若草自治会で300世帯ほどの大所帯です。
この季節、毎年敬老会を開催しています。

我が家には、昨年6月に愛知県から移り住んだ89歳の母(私の実母)が同居しています。
昨年も敬老会へのお誘いをいただきましたが、引っ越しと夏の疲れが重なって体調を崩し、参加できませんでした。

あれから1年。
超高齢者(米寿以上を思い描いて名付けています)は外に連れ出して知り合いを増やそうにも、自己中、プライド高い、体調不安定・・・などの要素が重なり、なかなか難しく、外出はほぼ買い物だけ。
話し相手は訪問看護の看護士さん、野菜を届けてくれるおじさん、ダスキンさん、生協のお兄さん、お豆腐屋さんくらいです。
今年の6月からは、猫2匹も加わりましたが、これではやはりまずい。
高齢者が集まる場が色々ありますが(私が関わっているすいようカフェもその一つ)、そこに行っていただくのは幼児を保育園に入れるように簡単ではありません。(いや、保育園の入れるのも簡単ではないか(^^;)

娘としては匙を投げかけていましたが、良いタイミングで敬老会があり、今年は体調も良く、民生委員さんから直接の声かけも背を押して、見事に参加の運びとなりました。
出歩かなくなったこともあり、足元が少々おぼつかないので私も付添いました。敬老参観です(^.^)

参加者は24名程で、会場全体が緩やかに一体となれるちょうど良い規模です。

はじめにちょっとした脳トレ。
続いて、フォルクローレ(南米の民族音楽)の演奏。
昼食をして魚釣りゲームでおやつゲット!
 

知り合いのご近所さんに囲まれて、ハーブ公園の花壇手入れや近隣のサロンに誘われ、若草自治会の高齢者サークルにも誘われてまんざらでもない様子。
 

帰宅後の感想は
「楽しかったわ。行って良かった!」
と、珍しく素直でした。

敬老会がこんなにありがたいものだとは知りませんでした。
議員時代には大小さまざまな敬老会にお招きいただきましたが、
「ぼーっと見てんじゃないよ!」
と、自分自身に言い聞かせております。

呼び寄せられたわが母のような高齢者のみなさんは、一体どのように地域に馴染んでいくのでしょう。
わが母の次なる展開にもドキドキです。



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