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先日、千葉市緑区の明治大学誉田農場近辺をお散歩していたら、民家の脇に紅葉したやまぼうしを見つけました。
葉は晩秋の色です。
ところが、紅い葉にそって白いものが見えます。
おや?
と、背伸びをしてみると、やまぼうしの花が咲いているではありませんか。
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やまぼうしの花は、たしか初夏に開花するはず。
早速、緑の会議の副座長で『散歩で出会うみちくさ入門』の著者でもある佐々木知幸さんに報告し、次のことを教えていただきました。
・こういった平常とは異なる季節に花が咲く現象はよくあること。
・気温が乱高下すると植物が勘違いしてしまう。
・今年は特に多い。
・戻り咲きとか返り咲きと言いうが、不時開花という言葉もある。
のだそうです。
ちなみに、いつもは6月ごろに咲く我が家のクチナシの花がつい最近咲いていましたが、それも不時開花なのだそうです。
植物は環境に従順で、気温に素直に反応するようです。
人間も、かくあって良いのだと思いました。
ところで、緑区の明治大学誉田農場は、今後、緑豊かな産業集積用地と変わっていく予定です。
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現在、周辺では、道路拡幅のための準備中です。