[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

美しい数学の世界

2007-02-24 | 頭の栄養になるテレビ番組

毎週、楽しみにしているテレビ番組がある。

『 たけしのコマネチ大学数学科 』 だ。
毎週水曜日23時30分~24時00分(KBS京都テレビ)で放映されている。

毎週録画に設定していて、ペンと紙を手に見ている。

マス北野(マスマティック北野)こと、ビートたけしと現役東大生チーム、
そしてダンカンを中心としたコマネチ大学数学研究会(通称:コマ大)の
3チームで数学の問題を解き、(問題を解くというより、謎を解決すると
いう感じだが…)、もっとも「美しい」回答を示したチームに賞を与える
という内容だ。

ちなみに、この番組のキャラクターであるマス北野は「熱血!平成教育学院」
の数学問題で、ちょくちょく出題するようになった。

この番組は非常に興味深い。数学の奥深さというものが楽しめる。

きちんとした数学の公式や定理を用いて問題を解いたうえで、その公式や
定理の『美しさ』を詳しく解説してくれるというものだ。なにぶん放送時
間が短いので、もっと時間をかけてじっくり解説してくれれば…と思うこ
とが多いのだが。

「もし違う道を選ぶなら、数学の研究者になりたかった」と言うくらい、
数学を得意とする、理系出身のビートたけしは、問題を解くときの着眼点
が鋭い。現役東大生に勝つこともしばしばある。

この番組を見ていると,数学の面白さ,奥深さといったものが再発見でき
ると思う。様々な数学者の学説や定理などが、そんな風に現代の生活に活
かされているのか…というようなことも解説の先生がわかりやすく紹介し
ていて、なんとく堅苦しいイメージがある数学の世界を身近に感じられる
ようになる。

深夜枠ではもったいない気がするが、理数系離れが進んでいる昨今、この
ような番組が広く認知され、中高生も魅力を感じてくれたらと考える。



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