昨年11月の精神障がいの方とのレクリエーション交流会(121名)のアンケートが届きました 主催は西都児湯地域精神保健福祉協議会 西都市レクリエーション協会はそのレク担当 前職でも感じていましたが 精神障がいの方の意見や感想は正直で直球 こちらも「振り返り」に大変貴重な意見です
●西都市レクリエーション協会の進行は?
良い13 どちらでもない0 改善が必要0
●レクリエーションの内容は?
良い10 どちらでもない0 改善が必要3
当日(11月)のレク の様子(一部) *●はアンケートより
気合いをいれて新聞紙でハチマキ作り
●「進行に慣れており、スムーズだった。活発に進行していた。」
●「説明は前方ではなく、当事者の中に入ったほうが分かりやすい。」
歌かるた
●「歌かるたが難しかった。体の動きが良い人のみ楽しかった。取れない人はおもしろくなく機嫌が悪くなる人もいた。取り合いになり事故や怪我の危険性がある。全員が楽しむには改善が必要。」
おじゃみバスケット
●「難易度もそれぞれだったので、楽しめたと思う。」
作業所で作ったクッキーの入った魚つり
紙トンボ作り
●「2つに分けたことで何もしない人を減らすことができたと思う。」*歌かるたと人間すごろく
風船バレー
●「人間すごろくは駅が多く、当たらない駅もあり、スタッフが暇を持て余す時間が多々あり、もったいなく感じた。」
けん玉作り
玉入れ
ゲゲゲの鬼太郎の踊り
●「昼食後の余興も盛り上がった。」
●「カルタのように個人戦の競技やゲームは避けた方が良い。」
●「レクリエーション中にもう少し音楽が聞こえるとモチベーションが上がると思う。」
●「今回はボランティア等スタッフが多く、当事者が別々のグループになっても安心できた。」
●「全員での競技はなかったので、整理体操代わりに簡単なダンスがあったのが良かった。」
●「身体を動かすことが得意な当事者に偏った表彰になった。皆が同じ条件で競える工夫が必要。」など
関係機関の感想も含まれていると思うのですが 改善すべき余地も大いにあり工夫して次につなげたいと考えます
さて表記の「褒めあう文化」について 今 クロネコやまとの社風もそのようですが 昨日 職場(デイサービスの職員14人)のミーティングで「褒めあう社風」の醸成について語りました 管理者が自動車教習所の成功事例を聞いてのテーマでした 小生がミーティングで職員同士の褒めあいを提案・試行したのが半年前 やっとという感じです 「精神」の職場でも 「介護」の職場でも職員の定着率の悪さは周知の通り 報酬の少なさに加え 腰痛(介護)でのリタイアであったり 担当する人(精神)からの胸に突き刺さる言語からの逃避であったりと 幾つかの要因が重なっての離職だと同情もするのですが 「人間関係」が原因ということも良く聞きます そこでこの「褒める」というのが福祉で良く使う「キーパーソン」と同義語でもあるような気がします
上司が部下をほめて育てる 小さななことでも同僚でほめあう ・・・これを再出発点にしていけば定着率の改善やそれぞれのスキルアップの糸口も見えてくるのではないのでしょうか コストもリスクもありません 管理者の決断のみ さてわが職場も七色のバラの種まきが始まりました 楽しみです
ではまた ごきげんようです