風に吹かれて

そして雨音を聴きながら・・・
昨日を悔やみ明日を思い悩むより、今日一日、心を込めて。

ポールのライブ映像に思うこと

2013-05-18 23:46:36 | Weblog


昨日と一昨日の連続で観た映画'Rockshow'。
ポール・マッカートニー&ウィングスの'76年のシアトルでのコンサートフィルムです。
'80年、高3の夏だったでしょうか、劇場公開されました。
また、このコンサートは'76年に3枚組のLPで発売されており、
ボクもお小遣いを貯めて買いました。
大好きなアルバムで、どれほど聴いたことでしょうか。
遥か35年も前のことです。
どんな思いを抱えて暮らしていたのでしょか?
ポールはたくさんのライブ映像をリリースしており、
その特徴として、観客の表情が多く収められています。
キャリアが長く、また常にヒットを出し続けてきた人です。
ファンの年代も非常に広いのです。
ボク自身、ファン歴は35年以上です。
音楽は心に直接的に入ってくるとみえ、
いろんな感情や風景と直結して記憶されているようです。
映像に映し出される人は、様々な表情をしています。
二日間、思いもかけず胸が揺さぶられました。
よく分からないのですが、涙が出てきます。
映画の中の人々も歓喜している人、涙している人、様々です。
それにボクは共感を覚えます。
あなたもですか、キミもですか…
高校の頃のボクは、何を思い考えていたのでしょう。
後に大学生になり、何人かの忘れられない女性に出会いますが、
その頃は、何を思っていたのでしょう。
そんな事を思い出させてくれた、二日間でした。

Rockshow - Paul McCartney And Wings

2013-05-18 14:01:25 | Weblog








映画'Rockshow'。
'80年に公開されました。
その冬、ポールは大麻所持で逮捕、強制送還され、
そのお詫びなのか、日本では完全版で上映されました。
もちろん高三のボクは、名古屋の名鉄東宝へ観に行きました。
そして今回、DVDが発売されるにあたって、
二日間のみ(東京、大阪は一週間)劇場公開となりました。
ボクは愛知県津島市のTOHOシネマズ津島で、初日を観ました。
TOHOシネマズ津島では一番大きいスクリーンで370席のスクリーン7に、お客さん10人!
ボクは視野いっぱいに観たかったので、中央前よりの席を一番乗りで予約していました(アホです)。

照明が落ちていきなり始まったのが、ポールのRockshowについてのコメント。
視野はスクリーンいっぱいなので、ポール本人が目の前で話しているみたい。
それが終わると、イントロにポールのぶんぶん鳴るベースが入っている、大好きなヴァージョンのオープニング。
1曲目からすっかりライブに入ってしまったボクは、曲が終わるごとに拍手、しそうになりましたね。
周りの人は(と言っても10人だけど)、冷静(を装ってるだけ?)で頭も揺らさず、足なんか組んだりして観てる。
ボクは、立ちたい衝動を抑えながら、それでもガラガラなのをいいことに、ポールと一緒に歌いましたね。
映像もかなりクリアに修正されて、楽器やメンバーの手元もよく見えました。

70年代、もっとも成功したライブツアーだったことは、数字から見ても証明できますが、
この映画を観れば一目瞭然、捨て曲なし、バンドは最高です。
ボクはこのメンバーではジョーが大好きで、特にシンバル捌きに、くーっと感じています。カッコいい。
ジミーが上手いことは分かっていましたが、デニーがなかなかにいい味出していたことを再確認ました。
ポールは歌も上手けりゃギターも最高に上手かった。びっくりするほど上手かった。
目の前でぎんぎんに歌って演奏してくれ、最高に幸せでした。

という初日、へとへとになって帰り、風呂入って寝てしましました。
翌日、前日の余韻が残っていて、昼にはもう一度観たいと行くことを決めていました。
今度は一番後ろで観ましたが、前日と比べてボクは少々疲れても前で見た方がよかったです。
目の前で演奏している感がとてもよかったので、次回もあれば(あるのか?)前で観ます。
劇場の音は、いわゆるドンシャリで、高音は痛く低音出過ぎでした。
わざわざこの2回上映のために、劇場の音質セッティングを変えることはないでしょう。

興奮しながら一方で冷静な目もありまして、
とりあえず、その'WINGS'と印刷されたピックが欲しい!そう思いました。
'Blackbird'を演奏する前に、持っていたピックを床に投げましたね、邪魔くさい!って感じで。
ポールのサブは、ブロックインレイのジャズベース。これは'Band On The Run'の時に使ったやつなのか?
オベーションは独特だけど、やっぱり好き。ポールにあこがれて、後年同じグレードのものを買ったっけ。
今は友人の元にあり、やっぱり買い戻すと言っても、やーだねっ、と断られました。譲った値段、格安たったからね。
バンドのアンプは、マーシャルを全員が使っていると思っていたら、
ジミーはフェンダー(マーシャルのキャビネットも下段に)、デニーがフェンダーのヘッドにマーシャルのキャビネット。
で、ポールは?見えない。ドラムわきの奥にあるのがそれか?分からない。
もしかしたら、ラインで鳴らしているのか?

…ってな感じで、二晩続けてアホおじさんをやってきました。
ちなみに二日目は、観客15人でした。
そして、二日間観たのはボクだけでした(←やっぱりアホ)。
楽しかった~\(^o^)/

日産アベニール

2013-05-18 11:16:58 | Weblog



学生時代からアウトドア派で、キャンプやら焚き火やらが好きだったのですが、
子供が生まれ、週末キャンプ生活をするぞー、と勢い込んで買ったのが、日産アベーニール2.0Si。
当時、メルセデス300TE始め、ワゴンがじわじわ人気を集め始めていました。
アコードワゴンもアメリカから輸入されましたが、予算がとても追いつかず、アベニールになったのです。
プリメーラがとんでもないハンドリングを引っさげて登場したのもこの頃です。
サスペンションは違うけれど、多くを共用して作られているであろうアベニールにも、ハンドリングを期待していました。
アベニールを買った理由はそんなところにもあったのですが、まあ、悪くもなし良くもなしと言ったところでしたが。
新車で来た当初はとんでもなくごつごつした乗り心地で、これと何年も付き合わなくちゃならんのかと思うとうんざりでしたが、
3000kmを境にがらっと乗り心地が変わり、よくなりました。
ハンドルを変えたり、自転車やキャンプ道具を屋根に乗せられるようにしたりと、軽くいじっていました。
この車でキャンプに行くことも、子供が小さ過ぎ数度しかなく、3年40000キロで手放しました。
そんななかで、一つびっくりしたことがありました。
少しでもいい車にしたい一心で、安売りされていた(それでも驚愕のお値段ですがw)モチュールをエンジンオイルに入れた時のことです。
素人にも明らかに判る、エンジン回転の滑らかさ、静かさ。
気持ちいいの一言でした。以来、オイルにも能書きが多いオヤジになったのでした(笑)。
この車を売って、ホンダビートを買ったのですが、その話また・・・