風に吹かれて

そして雨音を聴きながら・・・
昨日を悔やみ明日を思い悩むより、今日一日、心を込めて。

これはなんだ?

2006-09-29 13:31:27 | Weblog







昨日ナゴヤドームへ野球観戦に行ってきました。
シーズンチケットをもらったので。
息子とチームメートと。
久々のナゴヤドームでしたが、
これまたやかましいのなんの。

この写真は天井です。


ライブに向けて

2006-09-29 13:24:14 | Weblog
ライブ!!!


????な~んて。
この冬、少年野球のお別れ会の出し物。
私は乗っていないのですが、
仲間が、やるぞ~~って乗っていますので、
私も引っ張られる格好で。
とりあえず一昨年やったきりさわっていないので、
近くに置いて少しでもさわろうかと出してきました。
弦を張り替えました。
新しい弦はとりあえずいい音を出してくれます。
・・・が腕のほうがボロボロです。




東北うろうろ旅日記 6

2006-09-28 12:40:37 | Weblog
いつも通り夜明けとともにぼんやり起きる。
湯も沸かさずにパンをかじり朝食を済ませ、
キャンプ場を管理している桜島荘に挨拶に行く。
この日の予定は象潟あたりまで。
朝一向かったのは入道崎。
北緯40度線上にある岬。
台風のような風に足を取られる。
北緯40度のモニュメントの写真を撮り車に戻る途中、
風よけの小屋におばちゃんが、岩海苔を並べて露店の準備をしていたのでのぞく。
まあ入って海苔でも食べて話をしていけというので世間話をする。
世間話のついでに海苔を買っていけと言う。
なんでも自分で採って焼いた岩海苔らしく、
一袋500円、三袋1000円。
さっき試食した時に封を開けたのもおまけにつけると言う。
そう言わなくても買っていくつもりだったので、
わいわいお互いに言い合いながら小屋を出た。
しかし旅から帰り包みを開けると、
二袋と試食に使った封の空いた一袋しか出てこなかった。
おばちゃんの顔を思い出して笑ってしまった。
べつに騙すつもりもなかったのだろう。

八望台で噴火口を見たりしながら、
男鹿真山伝承館へなまはげ体験をしにいく。
なにせこちらは朝が早いので、ここに着いたときも九時で、
どうぞどうぞと言われて入っていくが、掃除をしたり囲炉裏に火を入れたり。
この体験館は江戸時代の農家を移築したものだそう。
平日だから観光客もおらず、一人、囲炉裏端に座って待つ。
そうこうして準備が出来たようで、なまはげを始めると言われる。
私一人のためにやってくれるらしい。
ああこれは手抜きをされるかなと思いつつ説明を聞いていると、
突然始まり、あまりの迫力に肝を潰す。
家が壊れるのじゃないかと思うほどばんばんやってくれた。
手抜きなどと思って申し訳なかった。
終わってから話をすると、地元では毎年ガラスが割れたりして怪我をする人もいるらしい。
年末の大イベントのこと。

隣のなまはげ館では、なまはげの歴史や現在の様子をビデオで観たり出来た。
ビデオでは小学校の高学年の子もなまはげが来るまでは笑っているが、
いざ玄関を入ってくると泣いて逃げ回ったりしていた。
ここなまはげ館でもお客さんは私一人で、館長自ら案内をしてくれ、
なまはげの衣装を着せてくれ、写真も撮ってくれた。

秋田市を抜け南下。
田沢湖に行きたかったが、時間もないので本荘の亀田城下の駐車場でお昼。
小さな峠を越えて大内町へ。
知り合いがここの出身なので見てみたかった。それだけ。

西目望海の丘に寝場所を確認して、
金浦町の白瀬南極探検隊記念館に行く。
ここも一人で見学。
電源を切ってあるので、ひとつひとつスイッチを入れながら係りの人がついて来てくれる。
一回りして受付の人に温泉とキャンプできる所はないかと聞くと、
町内にあるからと場所を教えてもらい、
行ってみると海岸のキャンプ場で、その夜はここに決めた。
飛の崩れ。
温泉は、はまなすの湯。
温泉のまえに象潟の蚶満寺に行く。
奥の細道最北の地。
芭蕉さんは江戸からここまで来て、大垣まで旅した。
夕暮れの寺は寂しく、芭蕉さんが歩いていた。
帰りに象潟の道の駅の展望台から、九十九島と鳥海山を眺める。

飛の崩れに戻り、レトルトのカレーを食べる。
ビールを飲みながらこの旅で初めての夕陽を見た。
沖には漁火と飛島の灯台の灯りがちらちらしていた。
寝袋に入ってから、朝観たなまはげのビデオで泣いていた子供の顔を思い出した。


入道崎 北緯40度のモニュメント


なまはげ体験となまはげの衣装を着せてもらう


蚶満寺の芭蕉さん


鳥海山と九十九島


金浦の落日


東北うろうろ旅日記 5

2006-09-27 11:38:28 | Weblog
毎朝、夜明けと共に目が覚め、
しばらくぼんやりする。
陽が昇るまでぼんやりする。
この日も目が覚めぼんやりしながら外を眺める。
霧の中。
岩木山の裾野で寝たのだから、見上げれば頂が見えると思っていたのに。
昨日十三湖から見た岩木山は文字通り、津軽富士だった。
湯を沸かしコーヒーを淹れ、残りの湯をポットに移し、
サンドイッチを作って食べる。
そうこうしている内に晴れて、すぐそこに岩手山が現れた。
まわりはりんご畑。

岩木山に登ろうと車を出し、ゆっくる景色を見ながら走る。
ふと通り過ぎた神社前に戻る。
岩木山神社。
奥の日光東照宮と呼ばれているらしい。
岩木山を真後ろにどっしり静かに構えている。
境内の池には鯉ではなく、虹鱒が泳いでいた。

岩木山スカイラインは、飽きるほどの綴れ折り。
高度を上げるにしたがって、積雪も高くなる。
カーブの曲がりしな、映画で観るような雪原の迷彩服と、
顔に迷彩のペイントをした山スキーとスノーモービルの十数人に出くわした。
何が現れたかと、びっくりりした。
自衛隊の訓練だった。

山頂の駐車場からリフト。
降りると歩いて山頂まで簡単に登ることができるが、
雪が残っているので手前の頂まで登ることにする。
それでも岩場で四つん這いになって登り、
最後の2,3メートルには雪が残っていて滑る。
ここで滑落すると相当下まで滑りそうだった。
頂からの眺めは文字通り360度で、
陸奥湾、津軽半島、日本海、白神山地、八甲田連邦。
春霞の向こうにぼんやり見えた。

岩木山から鯵ヶ沢に下りて、日本海沿いに南下する。
途中、白神が見える海岸の駐車場で昼ご飯。
簡単にサンドイッチとバナナ。
十二湖の日本キャニオンとサンタランドによる。
サンタランドはなぜここにあるのか分からなかったが、
サンタクロースがテーマの施設だった。
雪のある季節に泊まるときっと楽しいところだと思う。
東北には関係ないと思いつつ、サンタのお土産をたくさん買う。

能代を過ぎ大潟村へ。
今日の宿泊予定は八郎潟の南の池公園。
水場もトイレも良くないのでやめて、
地図を見ると、男鹿半島の桜島という所にキャンプが出来るとあったので電話をする。
キャンプ場はオープンしていないけど、事情を話すと来てもいいと言ってくれた。
ここは宿舎の施設で、宿泊連に顔を出してお礼を言い、
風呂を貸して欲しいとお願いをすると、
キャンプ場の中に露天の温泉があるから自由に使ってもいいとのこと。
キャンプ場に来てもテントを張るわけでもなく、
キャンプ場の駐車場を借りるだけなので、お金は要らないと言ってくれる。
ありがたし。甘えることにする。
夕食はインスタントセットに入っていたスパゲッティーを一袋、茹でた。
レトルトのミートソースを温めた。
食べても食べてもスパゲッティーは減らず、
袋をよく見ると三人前と書いてあった。
・・・・

文句を言うわけじゃないが、ここの露天風呂はぬる過ぎて温まらない。
出ようとすると寒くてあがれない。
湯は延々と出続けているのだが、寒い。
猛スピードで頭と身体を洗う。
日も暮れ灯りもついた。
結局、1時間ぐらい浸かっていた。



岩木山 青ジャケは私



岩木山神社


岩木山山頂からの八甲田山



露天風呂の写真は残念ながらないのだ!!

東北うろうろ旅日記 4

2006-09-26 14:39:28 | Weblog
朝八時、ホテル出発。
こういうホテルは入るときより出るときのほうが恥ずかしい。
ホテルに面した国道は、青森への通勤の車で渋滞。
そんな中に車の鼻をのそのそと突っ込む。
・・・一人だもんね~と自分に言い聞かせても、やはり恥ずかしい。

今日は津軽半島一周の予定。
朝一は三内丸山遺跡。
青森イターチェンジのすぐ近く。
もちろん早過ぎて誰もいない。
しかし駐車場にも遺跡にもゲートはなくフリーパス。
高曇りで見通しは良くないが、
大きな古代遺跡を一人きりで見るのは気持ちのいいことだった。
はるか遠い昔にここで生活した人が居たのだと思うと、
不思議な気持ちになる。
ゆっくり見てまわるうちに係りの人も出勤してきたので、
みやげ物を見てまわる。
この旅に出るにあたって、得意先からインスタント食品を山のようにもらっていたから、
お礼に美味い酒をと思い聞くと、「田酒」という迷いのない答え。
しかし地元でもなかなか手に入らず、予約が要るという。
蔵元に電話してみたらやはりなくて、
都会のほうが手に入りやすいのじゃないかという答えだった。
ここでは、青森ヒバの香、石のカエルの置物、リンゴジャムを買った。

竜飛崎への道は津軽の海岸線をなぞる。
途中、蟹田で観潤山公園に登り、陸奥湾を見下ろす。
天気は悪くないが、前日走った下北も、一昨日走った八甲田も見ることが出来なかった。
後日読んだ太宰治の「津軽」に、彼が竜飛への道すがら友人と登ったと記されていた。

竜飛崎までいくつもの小さな岬を通り過ぎ、
国道が行き止まりになる竜飛漁港まで行き車を停める。
その先も国道は続くのだが、車では行くことは出来ない。
徒歩のみの国道。
通称「階段国道」。
私も登った。民家の軒先を登った。
家の中の会話やご飯のおかずまでわかるほどの距離。

漁港から少し戻り竜飛崎灯台へ。
北海道が間近に見える。
これだけ近く見えるとと船で渡ろうとする人もたくさん居たのだろうと想像する。
丘の上には風力発電のプロペラがぶんぶんまわっている。
青函トンネル記念館にも寄って見学する。
入っていくと案内の人が、海底へのケーブルカーがもうすぐ出るから急ぐようにと言われるが、
乗らずにおく。
狭いところが怖いから。
しかしあれだけのトンネル。さぞかし大変だっただろうと想像できるけど、
それを絶するほどの苦労の連続が理解できる展示。
ケーブルカーに乗らず良かった。

小泊を経て十三湖へ。
小泊は太宰が乳母と再会した町。
十三湖は北前船で栄えた港。
どちらも旅から帰り、かなり後で知ったこと。
知っていればこの辺で一泊して、じっくり回りたかった。
十三湖で蜆の佃煮と地元の焼き物を買う。

金木の斜陽館は太宰が育った家。
あの津軽平野で相当な隆盛を極めたのではないだろうか。
それがしっかり見なくてもわかる館。
そして弘前。
桜の満開は下北のむつ市で出会ったので、もう散った後かもしれないと思ったが、
市営駐車場に車を停め、弘前城へ行ってみる。
桜祭りは終わっていたが、桜吹雪で美しかった。
あれほどの密度の桜はそう見れるもんじゃない。
堀は花びらで水が見えないほど。
夕暮れの桜を見ながら帰るとき、外国の人と一緒になった。
聞くとアメリカ人で隣町の中学校で英語を教えているとのこと。
駐車場まで話しながら一緒に戻る。別れ際、「のんびり楽しんで」と言われた。
彼は今頃どの空の下で、どんな暮らしをしているのだろう。
静かな青年だった。
リンゴジュース、じょっぱり(日本酒)、リンゴチップを土産に買う。

日も暮れ、スーパーに寄って少し買い物。
野宿予定の岩木山麓の桜林公園へいくが、公園そのものの工事であきらめる。
困ってあたりを走り回ると、ゆとりの駐車帯があったのでそこに決める。
このゆとりの駐車帯は青森のいたる所にあったが、駐車スペースと水場、トイレが整備されていた。
寝場所を確保したので温泉にいく。百沢温泉。
温泉は熱く、男湯は静かで黙々と湯に浸かり、
女湯からは方言が飛び交いにぎやかな声が聞こえてきた。
温泉から戻り、弘前の夜景を見ながら夕食。


三内丸山遺跡 青シャツが私


階段国道


竜飛崎


斜陽館


弘前城


弘前の夜景 手前はりんご畑

学校祭

2006-09-25 18:26:00 | Weblog
昨日今日と子供達が通う中学の学校祭があった。
昨日が文化祭。
今日が体育祭。

文化祭の合唱コンクールでは娘がクラス代表の挨拶と指揮。
我が娘ながら立派だった。
幕間のバンドも楽しかった。
今日の体育祭では息子がリレー。
学校でも足の速い子と互角にやっていた。
これも立派。以前は遅かったからな~。

しかし若い人は素晴しい。
一生懸命やる姿は眩しい。
いろんな事件を耳にするけれど、
基本的に悪い子はいないと思う。
大人がどう育て見守るかの問題だと思う。

写真は撮ったものの、
ディスクの調子が悪く取込めなかった。
校長(私は彼の教え子)と久しぶりに話が出来てよかった。

中学生のくせして打ち上げもあるらしい。
しかし学校側から禁止令・・・
私は子供を信じて目をつぶっても・・・と考えますがどうでしょうか?


味噌なべとワイン


のんびり~

2006-09-24 01:29:11 | Weblog
今日は地元の小学校の運動会。
といって子供達は中学生なので行くことはありません。
子供達は先生に会いに行ったみたいですが。

久しぶりにブルーボネットに行ってきました。
天気もよく気持ちのいい風が吹いていました。
園内ではオカリナとバイオリン、ピアノの演奏がありました。
これも気持ちのいい時間でした。

自分への土産。
くまのキーホルダーとブルーボネットのワイン。
辛口で美味いのだ。

しかし帰ってきてデジカメが壊れているのが発覚。
残念。直るかなぁ~




東北うろうろ旅日記 3

2006-09-21 21:33:34 | Weblog
四時半、雨の音で目が覚める。
昨日、三沢市内のコンビニで買ったパンをトーストして、
トマト、レタス、きゅうりをはさんで食べる。
水場もトイレもすべて新品でラッキーだった。

八時半、雨の中出発。
雨脚はかなり強く、海に近いこともあり、
海岸から濃い霧が上ってくる。
地図の上では海沿いの国道なのだが、
原生林の中を通っているので、海は見えない。
小川原湖を見る。
雨と霧のせいもあるが、何もなく寂しい風景。
そのまま太平洋側を北上すると、場違いなほどの大きなコンクリートの建造物群。
六ヶ所村の原子力再処理施設。
恐ろしいのですぐに通り過ぎ、東通村でヒバの埋没林を見に行く。
松林の中をしばらく歩いていくと埋没林が地面から突き出ている。
それだけ。
長い年月を通り過ぎてきたのだろうから、すごいことなのだろう。
しかしよく分からなかった。
それよりもしーんと静まり返り、誰も居ないことのほうが怖かった。
そしてそんなところで誰かに会うのも怖かった。
車に戻り下北半島の東の先端、尻屋崎に向かう。
雨は降り続いている。
尻屋崎は太平洋に突き出て、その先端に灯台がある。
何もない。
ここには寒立馬がいて、楽しみにしていたのだが、
遠くのほうに数頭いるだけだった。写真も撮れず残念。

次は本州最北の地、大間崎へ。
土砂降りの中を海岸線沿いに進む。
途中、コンビニでクーラーボックス用の氷を買う。
大間あたりで雨は上がったが、すぐそこに見えるはずの北海道は見えなかった。
ここで本州最北の昼ごはん。
パンに野菜をはさんで食べる。朝食と同じ。
そして最北のガソリンスタンドで給油。
大間からは南下して、恐山へ。
海岸沿いを走りたかったのだが、その日のうちに青森までたどり着きたいので、
仕方なく山道を抜ける。すれ違う車なし。熊に注意の看板あり。

恐山は想像より小さかったが、
もうそこらじゅうからガスが噴き出していて、イオウ臭い。
しかしその景色は、色といい臭いといい異様だった。
その後は陸奥湾をひたすら南下。
途中の横浜町では一面の菜の花を期待していたのだけれど、
まだ早く、一輪も咲いていなかった。

青森市に着いた頃にはもう日が暮れかかっていて、
さっそく寝場所を探す。
地図で目星をつけていた公園では、
再び土砂降りに会い、目の前に雷がいくつも落ちてきた。
暴走族も出そうな駐車場なので、あきらめて次を探す。
市内をぐるぐる回る。
小さな街ですぐに郊外に出てしまう。
郊外には何もなく寝られそうな場所も見つからない。
そうこうする内に日も暮れ真っ暗になってしまい、
右も左もわからず走っていると、同じところに戻ってきてしまったりしていた。
市内はあきらめバイパスを弘前方面へ。
仕方ないのでホテルを探すことにした。
ラブホテル・・・一人。オルゴール3という名前。
なかなかに寂しいシチュエーション。
ま、身体も痛かったので手足を伸ばしたかったということにする。


尻屋崎


本州最北の地 大間崎


恐山


サバそぼろ

2006-09-20 21:55:51 | Weblog


夕べ、ビートたけしの番組でやっていた、
アルツハイマー予防のレシピ。
予防もいいけど(言い訳)、おいしそうなので作ってみたくなった。
出かけた帰りにスーパーに寄ると、
その材料の棚だけがほとんど空。
トマトペーストは1本も残っていなかった。
こんな田舎のスーパーですら売り切れ。
テレビの力はすごい・・・


東北うろうろ旅日記 2

2006-09-20 19:05:39 | Weblog
五時半に目が覚める。
早起きをしたいわけではなく、
夜が明けたら車の中も明るくなるから目が覚める。
曇り空。
電光掲示板の温度は10℃となってはいるが、さほど寒くない。
岩手山の麓なので、
2000メートルの頂がどーんと眼前に広がっているはずだが、雲の中。

道の駅ではテントを張ったり火を使ってはいけないのだけれど、
コールマンで湯を沸かし、コーヒーとコーンフレークの朝食。

向かいにあるガソリンスタンドで給油しているうちに、
雲間から岩手山が顔を出す。
スタンドのお兄さんに写真を撮ってもらう。

今日の予定は、八幡平、十和田湖、八甲田山。
八幡平への道を登り始めるとじきに両側が雪となり、
やがてそれが雪の壁となり、景色は見えなくなった。
暖かいので雪の壁が解けて道路に流れを作っている。
雪崩が怖い。
雪の壁を見ながら秋田側へ。
そのまま北上して、十和田湖発荷峠へ。
劇的に現れる十和田湖は、想像していたよりも大きく澄んでいた。
乙女の像で写真を撮ってもらった人と話すと、
名古屋からのツアーの人で、しかも一人は近くに住んでいる人だった。
まったく世間は狭い。
駐車場でカップラーメンの昼食。
その後、外輪山の尾根を通り対岸へ行ったが、ここも雪の壁。
十和田湖と別れ奥入瀬渓谷を下る。
春浅い奥入瀬はテレビや写真で見るのとは違い、
雪解けしたばかりで輝く緑はなかった。
雪解けの水で川も濁っていた。

そして八甲田も雪の中だった。
雪はトイレの屋根より深く、トイレへ雪の階段が作ってあった。
近くで見ようとすると雪ばかりで見えず、
八甲田は三沢へ降りていく途中で全貌を見渡すことが出来た。

七戸のスーパーで晩御飯のおかずを買い三沢へ。
野宿の出来るところを聞こうと観光協会へ電話すると、
まだオープンしていない道の駅を教えてくれた。
しかも水場もトイレも使っていいとのこと、ありがたく使わせてもらう。
道の駅 斗南藩記念観光村。
寝場所を確認したので風呂に入ろうと近くの温泉に行く。
六川目温泉。
地元の人の温泉で、200円。
名古屋から来たと番台のばあちゃんに言うと、
びっくりして色々話してくれるが、「んだ」しか解らない。
風呂場の壁に書いてあった注意事項。
「湯船の中で頭や顔をざぶざぶ洗うと、他県の人に笑われます」
それを見て笑う。

八戸が近いから美味いだろうと思って買った刺身。
これがなぜかまずかった。
九時に寝る。


八幡平の雪の壁


発荷峠からの十和田湖


雪解けの奥入瀬


八甲田のトイレとその全貌


六川目温泉 んだっ。

東北うろうろ旅日記 1

2006-09-19 16:22:32 | Weblog
人は失恋や仕事を失ったときなどの大きな転機に、旅に出る。
そういうもんだ。
そしてその旅は、北に向かって行くものと決まっている。
ということで、ゴールデンウィークも終わった翌日、東北に向かった。

実は出掛ける間際まで、九州にしようか東北にしようかと迷っていた。
九州は見たいところがたくさんあったので、最低二週間は要ると考えた。
一週間しか時間のない今回は、見たいところもあまり思いつかない、
そしてそうは行く気にならないだろう東北を回ることにした。

一応ガイドブックを買い、寝袋とコールマン、なべ釜ポットを積み込み、
貰い物のインスタント食品を山と積んで朝八時半、中央道の人となった。
今日の目標は盛岡を通過すること、これのみ。
たいした理由はないのだけれど、
仙台、盛岡(当時)までは新幹線もあるのだし、いつでも行ける気がしていたから。

東京経由にしなかったのは、渋滞にはまったらどれぐらい時間がかかるか解らないので、
新潟経由で東北自動車道に出ることにした。
距離はさほど変わらない。
あまりの遠さで距離感もなく、どれぐらい走れば着くのかもわからずひたすら走る。

この旅で楽しみの一つにしたのは、花だった。
東北といえばリンゴ。
リンゴの花が見たかった。
中央道を北上して行くと、
長野インター辺りで早くもリンゴの白い花を見ることが出来た。
信濃町では黒姫妙高が思いのほか大きく、雪も麓までありびっくりする。
直江津で北陸道に合流。
日本海沿いを走る。
最初の見てみたいものは、佐渡島だった。
えらく大きく見えるのだろうと期待していたのだが、
春霞の向こうには何も見えなかった。
120キロで走ってもなかなか距離は稼げず、
背中や腰、踵まで痛くて磐梯山のサービスエリアに着いたときには、
陽も西に傾き始め、この辺で止めておこうかと早くもくじけそうになる。
しかしここで止めるわけにもいかず、東北道へ。
安達太良山のサービスエリアで給油したとき、
いい加減飽きてきたので、試しにヒッチハイクを拾う。
小ぎれいで荷物もなさそうだったから軽い気持ちだったけど、
今なら絶対に乗せないだろう。
学生の彼は休みを東京で過ごし、仙台に帰る途中だった。
行きも帰りもヒッチハイク。
仙台の手前のサービスエリアで下ろし、
仙台の街を通り過ぎる頃には日も暮れ景色も見えなくなった。
盛岡200キロの標識を見て愕然となりながら、
120キロで北を目指す。
それでも地元の車にすごい勢いで抜かされていく。

その日の寝場所は岩手山の麓のキャンプ場にしようと行ってみると、
もう灯りも何もなく、しかし車が何台か停まっている。
なんだか危なそうなので引き返し、
とりあえず遅くなって風呂に入れないといけないので、
小岩井牧場近くの村営の温泉に入る。
温泉の休憩所で地図を見ると国道沿いに西根の道の駅があるので、
そこに泊まることにする。
そう、この旅は車が宿。
初めての経験だったけれど、
道の駅には同じようなことをしている人が結構居て安心する。


磐梯山

再びモンブラン

2006-09-17 20:10:53 | Weblog


どうですか、これ。
またまたモンブランです。
今日は息子の友達が二人、泊まりに来ました。
隣の部屋でワイワイやってます。
若い人はいいです。
エビフライとおでんの晩御飯の後の、
モンブランでした。
次は何のケーキにする???