昨日、娘が通うことになった大学の入学式。
溺愛バカ親父なので、娘のことは何でも嬉しい。
2月初め、怒涛の受験ラッシュ。
毎日疲れながらも、自分が入学したい大学を目指して受験した。
翌週、合格通知が来始めたが、第一志望は不合格。
第二志望は、補欠合格(この何とも曖昧な表現)。
第三志望は、早々に合格していたけど、
行きたいのは、第一か第二のどちらか。
毎週月曜日が補欠合格者に対する合格の連絡日。
三週に渡って、電話を待ち続けたけれど、
待ち人来たらず、三月も最終週にやっと進路が決まった。
本人はどう思って通い始めたかは知らないが、
ボクとしては、これはこれでよかったと思っている。
彼女が通った高校に合格した時、よくもまあ合格したもんだと思った。
おそらくぎりぎりで合格したのだろう、
テストの順位を見れば、それは容易に想像できる。
毎日、英語を教えてくれと二人で額を突き合わせ、予習した。
それもじきにボクの出る幕はなくなった。分からないから(笑)。
いつ見てもテレビの前で、映画ばかり観ている。
いつ勉強しているのか分からなかったが、
2年の進路相談で、文系私学のいわゆるトップのクラスに入ることに。
後ろから勘定した方が早かった順位の娘が、付いていけるのかと思った。
それがじりじりと成績を上げていき、通知表は4と5ばかりになった。
定期テストでは最後に学年2番を取ってきて、こっちがぶったまげた。
どうやら知らないところで勉強していたようだ。
それでも行きたいところに行けなかった。
何がいいのか分からない。
成績の良し悪しなど、システムの中でのことだ。
明日のことなど誰にも分からないのだ。
新たな出会いが待っている。
その出会いをいいものにも、悪いものにするのも自分次第。
どうやら、進んだ学部はなかなか厳しそうだ。
それも自ら決めた道。
きっといいことが待っている。
Facebookで知り合った人が、言った。
虹をいつも背中に受けていれば、空はいつも晴れていると。
彼女の背中に、時折でいいから虹が出ますように…