風に吹かれて

そして雨音を聴きながら・・・
昨日を悔やみ明日を思い悩むより、今日一日、心を込めて。

Rockshow - Paul McCartney And Wings

2013-05-18 14:01:25 | Weblog








映画'Rockshow'。
'80年に公開されました。
その冬、ポールは大麻所持で逮捕、強制送還され、
そのお詫びなのか、日本では完全版で上映されました。
もちろん高三のボクは、名古屋の名鉄東宝へ観に行きました。
そして今回、DVDが発売されるにあたって、
二日間のみ(東京、大阪は一週間)劇場公開となりました。
ボクは愛知県津島市のTOHOシネマズ津島で、初日を観ました。
TOHOシネマズ津島では一番大きいスクリーンで370席のスクリーン7に、お客さん10人!
ボクは視野いっぱいに観たかったので、中央前よりの席を一番乗りで予約していました(アホです)。

照明が落ちていきなり始まったのが、ポールのRockshowについてのコメント。
視野はスクリーンいっぱいなので、ポール本人が目の前で話しているみたい。
それが終わると、イントロにポールのぶんぶん鳴るベースが入っている、大好きなヴァージョンのオープニング。
1曲目からすっかりライブに入ってしまったボクは、曲が終わるごとに拍手、しそうになりましたね。
周りの人は(と言っても10人だけど)、冷静(を装ってるだけ?)で頭も揺らさず、足なんか組んだりして観てる。
ボクは、立ちたい衝動を抑えながら、それでもガラガラなのをいいことに、ポールと一緒に歌いましたね。
映像もかなりクリアに修正されて、楽器やメンバーの手元もよく見えました。

70年代、もっとも成功したライブツアーだったことは、数字から見ても証明できますが、
この映画を観れば一目瞭然、捨て曲なし、バンドは最高です。
ボクはこのメンバーではジョーが大好きで、特にシンバル捌きに、くーっと感じています。カッコいい。
ジミーが上手いことは分かっていましたが、デニーがなかなかにいい味出していたことを再確認ました。
ポールは歌も上手けりゃギターも最高に上手かった。びっくりするほど上手かった。
目の前でぎんぎんに歌って演奏してくれ、最高に幸せでした。

という初日、へとへとになって帰り、風呂入って寝てしましました。
翌日、前日の余韻が残っていて、昼にはもう一度観たいと行くことを決めていました。
今度は一番後ろで観ましたが、前日と比べてボクは少々疲れても前で見た方がよかったです。
目の前で演奏している感がとてもよかったので、次回もあれば(あるのか?)前で観ます。
劇場の音は、いわゆるドンシャリで、高音は痛く低音出過ぎでした。
わざわざこの2回上映のために、劇場の音質セッティングを変えることはないでしょう。

興奮しながら一方で冷静な目もありまして、
とりあえず、その'WINGS'と印刷されたピックが欲しい!そう思いました。
'Blackbird'を演奏する前に、持っていたピックを床に投げましたね、邪魔くさい!って感じで。
ポールのサブは、ブロックインレイのジャズベース。これは'Band On The Run'の時に使ったやつなのか?
オベーションは独特だけど、やっぱり好き。ポールにあこがれて、後年同じグレードのものを買ったっけ。
今は友人の元にあり、やっぱり買い戻すと言っても、やーだねっ、と断られました。譲った値段、格安たったからね。
バンドのアンプは、マーシャルを全員が使っていると思っていたら、
ジミーはフェンダー(マーシャルのキャビネットも下段に)、デニーがフェンダーのヘッドにマーシャルのキャビネット。
で、ポールは?見えない。ドラムわきの奥にあるのがそれか?分からない。
もしかしたら、ラインで鳴らしているのか?

…ってな感じで、二晩続けてアホおじさんをやってきました。
ちなみに二日目は、観客15人でした。
そして、二日間観たのはボクだけでした(←やっぱりアホ)。
楽しかった~\(^o^)/

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