今日の午後、仕事をしながら頭の中には、
こういったボクが中学校の時に聴いた音楽がぐるぐる回っていた。
特別覚えようと思ったこともないが、
間違いはあるものの、だいたい歌える。
次から次へと青春ドラマの主題歌が、頭を駆け巡っていく。
そこで気付いたのは、新しいこと、ほんの1分前のことを覚えていられないのに、
なぜ40年近く前の歌詞を覚えているのか、ということ。
思えば若い頃、大人たちが歌う歌はいつも古くさい歌で、なんでだろうと思っていた。
これだ、と思った。
古いことは覚えているけど、新しいことは覚えていられない。
この近々の記憶が出来ない、思い出せないということが、
ボクの大きなストレスになっているが、こういうものだと少し納得できた。
記憶を失っていくということは、
自分の歴史を失うということになる気がして、怖い。
そんなことはないということは分かっていても、怖い。
こんなことが時々大きくのしかかり、潰れそうになる。
早々に、次の人生の準備を始めないとまずい気がするなぁ…