風に吹かれて

そして雨音を聴きながら・・・
昨日を悔やみ明日を思い悩むより、今日一日、心を込めて。

老いのほんの一端が分かった気がした

2012-09-25 21:28:09 | Weblog



今日の午後、仕事をしながら頭の中には、
こういったボクが中学校の時に聴いた音楽がぐるぐる回っていた。
特別覚えようと思ったこともないが、
間違いはあるものの、だいたい歌える。
次から次へと青春ドラマの主題歌が、頭を駆け巡っていく。
そこで気付いたのは、新しいこと、ほんの1分前のことを覚えていられないのに、
なぜ40年近く前の歌詞を覚えているのか、ということ。
思えば若い頃、大人たちが歌う歌はいつも古くさい歌で、なんでだろうと思っていた。
これだ、と思った。
古いことは覚えているけど、新しいことは覚えていられない。

この近々の記憶が出来ない、思い出せないということが、
ボクの大きなストレスになっているが、こういうものだと少し納得できた。
記憶を失っていくということは、
自分の歴史を失うということになる気がして、怖い。
そんなことはないということは分かっていても、怖い。
こんなことが時々大きくのしかかり、潰れそうになる。

早々に、次の人生の準備を始めないとまずい気がするなぁ…

博士の愛した数式

2012-09-23 20:50:11 | Weblog


このところ本と言えば、ビートルズ関係ばかり読んでいますが、
写真の「博士の愛した数式」を読みました。
出版されて7,8年になると思いますが、
カミさんが図書館で借りてきてよかった、というので読んでみました。
映画化もされているので、内容をご存じの方も多いかと思います。

読みながら結末もある程度想像は出来たのですが、
それでも感動しました。
愛に満ちた小説でした。
設定は少し特殊ですが、大きな事件があるわけでもなく、
淡々と日々の小さな幸せが積み重なっていきます。
幸せな姿を著した本というのは、優れた作品だと以前から考えていますが、
これはその一つでした。

逆に最近挫折した本は「1Q84」。
あまりに現実離れした感があり、2を買う気になれませんでした。
読み方が浅いのかな?

なんでもかんでも忘れていってしまい困りものだが、
忘れぬうちに書いて置きます。
子供は何を差し置いても、守られるべき存在だというメッセージを僕は強く感じました。
また、足るを知るということも。('12.9.24追記)

伯父さんがやってきた

2012-09-16 14:41:08 | Weblog
午前中、草刈をしていたら伯父さんがやってきた。
歩いて3分ほどの距離。
来ることは一向に構わないけど、
どうしたの?と訊くと何だか家に居づらいみたいなことを言うので、
とりあえず家に上げて休んでもらった。
一時期、夜にやってきては泥棒が入ったとか言ってたけど、
今回も少し被害妄想が見受けられた。
しっかりしたところもあり、まだら状態なのだけれど、
季節の変わり目ということもあり、
しばらく気をつけてあげないとなぁ、と思いつつ草刈りを続けた。
親父もそうだったけど、身を持っていろんなことを教えつつ老いて亡くなっていく。
伯父さんもそうだと感じる。
子供の頃は、伯父さんや伯母さんが面倒を見てくれた。
家族中で馬車馬みたいに働いていたから、
小さい子供は邪魔だったのだ。
伯父さんもだんだん子供に戻りながらも、
いろんなことを教え続けてくれる。
以前はよく叱ってくれたのに、叱ってくれる人も少なくなっていく。

しばらくして、敬老の日ということで孫が来たよ、と連絡が来た。
カミさんが送ってくれたが、草刈り機を回しながら、
長生きして、いろんなことを教えて欲しいと願った。

ギター講座にて

2012-09-14 19:58:01 | Weblog
一緒に講座を受けていた方が卒業されて、
先週から師匠と二人っきりでギターのレッスン。
一時は目に見えて上達したギターも、
ここ一ヶ月、進歩が見えない。
基本的に毎日ギターケースを開けているが、
なかなか思うように手は動いてくれない。
おそらく今が踏ん張りどころで、
ここを越えると新しい展開になる、と思う。
師匠も、いいんじゃないか、ゆっくりやれと言ってくれるけど、なかなか…

練習の合間に色々話すのだが、今週誕生日だったけど…
けど、の後に実はさ、こんなことやこんなことがあって。
そんでもって、58になったと言われた。
こんなおバカな58でいいのかしらん。
でも、変わりようがないもんな。
えっ?おバカではないですよ。
ボクなんか、70になってもビートルズを歌うクソジジイになりますから。
あはは~、キミも変わりようがないもんなぁ。

ボクは師匠のことを、ラジオを通して35年ぐらい前から知っている。
実際に顔を合わせるようになって12,3年。
ギター講座でありながら、兄貴の人生講座。
毎週水曜日は、仕事が溜まっていても、疲れきっていても、
定時きっかりに退社して、ギターを抱えて師匠に会いに行くのです。
来週1クール終了ですが、卒業の「そ」の字も出ません(笑)。
修行が足らんのでしょう。ギターも人生も。

いいことと悪いことは同時に噴き出る

2012-09-07 22:11:28 | Weblog
いいことと悪いことは同時に噴き出る。
友人が、そう言っていました。
そのとおりだなと、思っていたところ一昨日のことです。
いいことは、お稽古事で一緒に習っていた人が卒業して、
お師匠さんとマンツーマンになったこと。
十数年前から知っていて、冗談も言い合ったりできる人ですが、
プロにじっと手元を見られると、やはり緊張する。
一つ目のハードルを越えるのにもう少しなのですが、なかなか。
もう一つは、新しい楽器がやってきたこと。
せっかくやって来てくれたのに、
あの嫌な出来事で箱を開ける気にもなりませんでした。

こうやって事件に直面してみると分かることがあります。
幸い被害はなかったものの、心に残るものは思いのほか重いのです。
ましてや女性の身になってみれば、
それは屈辱的であり人間そのものを踏みにじる行為だと思います。
被害はなくとも暴力そのものです。

前出の友人がこうも言っています。
夜の闇が恐怖であってはならない。
人の気配が恐怖であってはならない、と。
僕も夜は暗い方がいいと思っています。
人が訪ねて来てくれるのは、いいことだと思っています。
昔から闇に紛れて悪いことをする奴はいたし、
下心を持った訪問者はいましたが、
基本的に日本の文化は、優しいが根底にあると思っています。
よその国も、一般の人はそう変わりないと思っています。

今夜も平和な闇が守られることを祈り、バットを振りました。

なんとも気分が悪い

2012-09-06 12:27:06 | Weblog
悪いことは、お隣の家の風呂がのぞかれようとしたこと。
いつものようにバットを振ろうと玄関を出たら、
隣の家の風呂の窓下に、脚立から下りて逃げようとしている男を発見。
向こうの空き地の草むらに逃げた。
草むらの中に追いかけ勇気はなかったので、
表に回り大声で近所に聞こえるように、出て来い!と叫んだ!
携帯を持っていなかったので、草むらから目を逸らさぬように家に行き、
警察を呼ぶように言いつけ、懐中電灯を持ってでた。
警察が来て、草むらを捜査してくれましたが、誰も居らず。
脚立とサンダルが残されていました。
計画的な仕業だと思われます。
実は二年前に、うちの風呂をのぞかれたことがありました。
その時も警察を呼びました。
そして、教えてもらった防犯対策をしました。
外から見える場所でバットを振っているのも、その防犯を考えてのことです。
こんな奴が毎日バットを振り回しているというのを、
まわりにアピールするためだったのです。
先週のこと、その防犯対策の一つであるセンサーライトを取り付けたのですが、
ライトが点かないので故障かと思っていたら、コンセントが抜かれていました。
ロック式のコンセントなので、そう簡単に外れるはずがありません。
今週は、家の周りに注意を払い警戒していた矢先でした。
寝不足と腹立たしさ、気持ち悪さになんとも気分が悪いです。
犯行を犯す奴が100%悪いと思いますが、
みなさん、お気を付けください。