風に吹かれて

そして雨音を聴きながら・・・
昨日を悔やみ明日を思い悩むより、今日一日、心を込めて。

感謝

2013-12-31 22:02:38 | Weblog
2月に50歳になりましたが、今年は記念碑的な一年になりました。
リンゴやポールの来日、
ロレンス・ジューバや映画'Rock Show'、'愛しのフリーダ'などのビートルズ関係もさることながら、
春からの病気が二度の入院、手術となり、
ある意味、自身の転機となったと思います。
頭では分かっているものの、実感としてなかったと今では思える、
明日の命は、誰も分からないということ。
今年後半は、かなり無理をしてやりたいことをやってきました。
仕事も大事ですが、自分のやりたいことに目を向けて行きたいと思います。
そして、今年ほど家族や友人の愛に支えられていると実感できたことは、
今までなかったと思います。
感謝以外、何物でもありません。

病気は治療半ばですが、きっと良くなると信じています。
そして自分のやりたいことに、もっと目を向けていこうと思っています。
今年一年ありがとうございました。
また来年もお世話になると思いますが、
よろしくお願い致します。

二つの目より四つの目

2013-12-25 20:37:56 | Weblog




ビートルズに明け、ビートルズに暮れていく今年、
締めくくりは映画『愛しのフリーダ』でした。

彼女は、ビートルズが有名になる前からのファンでありながら、
17歳の時にビートルズのマネージャーに秘書になってくれと頼まれ、
そして11年間、ビートルズとともに生きた人です。
ビートルズのきずなはとても強く、
彼女は秘書を辞めてからも、
ビートルズとの暮らしを人に語ることなく今まで生きてきました。
孫ができ、おばあちゃんはこんな青春だったのよ、
今そう伝えておかなければ、それで終わってしまうと思い、
知り合いのカメラマンにたのみ、ビデオを回し映画にしたものです。

ボクが映画を感じたのは、愛、そして生きるということ。
彼女は、富や名声など何になる?そう問いかけてきます。
億万長者でも、癌には勝てず死んでいく。
そんなことより大切なことは、自分に正直に誠実に生きることだと言います。
生きていくことに対し、愛をもって向かい合っていることが伝わってきます。
いつもユーモアに溢れ、おばあちゃんになってもとてもキュート。可愛いです。

実はこの映画、劇場で2回観ました。
二週間の公開だったのですが、二回の日曜日に一回ずつ。
一回目は一人だったのですが、二回目はカミさんを連れて行きました。
ビートルズのコアな話ではありますが、
ビートルズを知らなくても、深く感じるものがあると思ったからです。
十数年前、東北を旅しました。
そのことを、歌の師匠である、秋田県出身の伊藤秀志さんに報告しました。
大威張りで、
「東北を回ってきました。秀志さんの故郷も見てきましたよ!」
彼は、誰と行ったのかと訊きます。
一人です!と胸を張って言うと、
お前は馬鹿か?なんで好きな人と一緒に行かないの?
一人で見るより、二人で見た方が倍見ることが出来るじゃないの。
馬鹿か、お前は。
そう叱ってくれました。

実は11月のポール・マッカトニーの公演もカミさんを誘っていましたが、
よく分からないし高いからやめとくと言われ、連れて行きませんでした。
このことは今年一番の後悔でしょうか。
ビートルズを知らなくたって、
あれほどのコンサートはそう観られるものではありません。
人生まだまだこれからだと、真剣に思っていますが、折り返しは過ぎました。
後悔はなるべくしたくはありません。
そう思い、映画は一緒に行きました。
二回観ても、しみじみいい映画でした。

師匠のところにもまだ歌いに行っていないので、
近いうちに歌いに行きたいと思っています。
相変わらず下手くそやと叱られに。

ユーノスがやってきた、ヤァ、ヤァ、ヤァ!

2013-12-25 20:08:40 | Weblog


12月1日、ニューカー、マツダロードスターがやってきた。
ニューカーと言っても、12年落ちの9万km乗ってある中古車。
ユーノスと書きましたが、ユーノスではありません。
でもおじさんとしては、ユーノスと呼んでしまう。
それほど、初代ロードスターは売れたということです。

この数年、目がめっきり悪くなり車の大きさの感覚や、
スピード感が悪くなりました。
故あって乗っていたスカイラインの大きさや重さが、
なんとも不自由になり、ほとんど乗らない状況にこの1年ほどなっていました。
そんな折、息子が研修で家を空けることになり、
バッテリーが上がらない程度に乗ってくれと、
自分の車のキーを置いて出て行きました。

13年ぶりのマニュアル車は緊張しましたが、
手足や頭をかなり使うことが分かり、
これはボケ防止になると思い、
次に乗る車は赤いマニュアルのスポーツカーと決めていました。

そうしてちょこちょこ中古車を探していましたが、
近くの店に良さそうなのが出ていたのを見つけ、
見に行ったのが運のつき、
カミさんに借金をして買ってしまいました。

車が来てから3週間、未だ細かいペダル操作は上手くいきませんが、乗って楽しい。
パワーも今時のクルマからすると平凡ですが、
ボディーが軽く、ステアリングが早く、やってるぜ!という感じです。
新しくはない車なので、この先、出費も覚悟せねばなりませんが、
それでもいい車が来てくれたと、満足しています。
オープンカーは2台目ですが、やはりスポーツカーはお勧めですね。

ビートルズで明け、ビートルズで暮れる

2013-12-10 19:35:47 | Weblog
今年2月に50歳になりましたが、
本当にいろんなことがあった、
記念碑的な50歳の一年でした。



2月、リンゴがやってきました。
ライブハウスでのスタンディング。
おじさんおばさんにはきつ過ぎるやろ~、
と文句タラタラ言いつつ会場に行くと、
一番後ろでもステージは近くで、
本物のビートルがすぐそこで歌ってくれました。
ライブも楽しく、一緒に歌って、
心もほかほかになって帰ることが出来ました。



50回目のジョージと同じ誕生日に、
マーチンをプレゼントしてもらいました。





4月、ポールのバンド、Wingsにいた、
ローレンス・ジューバが来日、
とても素晴らしいギターを聴かせてくれました。
写真を一緒に撮ってもらい、サインもいただきました。



5月、ポールの30年前の映画 'Rock Show'。
2夜限りの劇場上映だったので、
仕事を猛ダッシュで終え、2回観ました。
あまりの出来の良さに、涙しました。

この時点でかなりの頭痛と目の奥の痛みを感じていました。
6月から、原因を探るべく病院へ通い始め、
紆余曲折セカンドオピニオンで、
硬膜動静脈瘻、または海綿静脈洞瘻、
もしくは併発しているとのこと。
お盆にカテーテル手術を受け、
最も症状の悪い血管を塞栓。
10月に塞ぎきれない血管を、ガンマナイフで放射線治療。
患部はその他に最低2ヶ所見つかっており、
とりあえず一番悪い部分を治療して経過を見ることに。



10月、ガンマナイフ手術直後に、
一人で稲沢ロックフェスで歌う。
いつもはバンドで歌っていますが、
一人は初めての体験でした。
人間いつかは一人になるのだと、
昨年から一人で歌うことをぼんやり考えていましたが、
こんなに早く機会が来たのことも何かの縁。
思い切って出演することにしました。
多くの友情や心配をいただいていたこともあり、
とりあえず元気だよ、ありがとうという感謝を込めて歌いました。







京都にあてもなく旅行にも行きました。





明けて11月、ポールがやってきました。
もう右往左往してチケットを取り、
前から11列目で観ることが出来ました。
これは感動の嵐でした。
もう観たいバンドがないです。
ポールのライブに関しては、近いうちにあらためて書きます。





12月、映画'愛しのフリーダ'。
なんとも温かな愛に満ちた、ビートルズの秘書をされていたフリーダさんの実話。
派手な映画ではありませんが、生きるることはどういうことかを教えてくれます。
素晴らしいです。



バンドとしても3本歌い、仕込みなしで踊っていただいたり、
アンコールをいただけるぐらいに、やっとなりました。

最近の病気の状態は、いいとは言えませんが、まあまあです。
何年もかけて治療していかなくてはなりません。
突然、頭がストップしてしまうこともあるかもしれません。
日々の状態の上がり下がりで一喜一憂しても仕方ありませんが、
一喜一憂しています。
どーんと落ち込むこともあります。
完治は難しいかもしれないともいわれていますが、
それでも明日を信じて、祈る毎日です。

こうして12月の10日を迎え、残すところあとわずか。
ビートルズ三昧で、幸せ。
病院通いでやれやれだけど、たぶん幸せ。
なにせ、こんなに人の愛に触れて過ごしたことは、
今までなかったと思います。
みなさん、ありがとうございます。
今後とも、力をお貸しくださいね。
よろしくお願いします。