風に吹かれて

そして雨音を聴きながら・・・
昨日を悔やみ明日を思い悩むより、今日一日、心を込めて。

すべてに終わりはあるのだ

2008-06-15 23:58:06 | Weblog
今夜、息子が所属している野球部の、
夏の甲子園に向けての壮行会があった。
息子は2年なのだが、
予想に反して一桁の背番号を貰ってきた。
親子共々野球を始めて9年目。
ゴールなど見ることもなく続けてきたが、
この背番号を貰ってきたことに関しては、
複雑な思いである。

壮行会は、子供も家族も熱い人達の集まりであるからして、
私は会の始まりから涙ぐんでいた。
ずっと会が終わるまで涙を堪えていた。
こんなことでこの先、私はどうなってしまうのだろうか。

背番号を貰った20人が一人ずつ抱負を語った。
各人の思いが少ない言葉の間からこぼれ、
ひしひしと伝わってくる。
この世に存在するすべてのものは、
いつかは必ず終わるのだ。
三年生の彼等の野球も、
この夏、必ず終わる。
それを思うと、心が張り裂けそうです。
思いを込めて、彼らを抱きしめてやりたい。

幸運を彼らに。
一日でも長く、彼等の夏が続いて欲しい。