昨日今日と硫黄島シリーズ二本観てきた。
時間の関係で、硫黄島~星条旗と封切順と逆になった。
内容は戦争映画なので、
戦争はいかんと思うものだった。
私は上映中、画面を観ながら別のことを考えながら観た。
それが『二足のわらじ』。
この言葉はいい意味で言われることはないのだが、
私が学生時代に先生から教わったのは、
二足のわらじを履きなさいというものだった。
この時代、一つのことだけやるのではなく、
二つ三つとやりなさい、考えなさいという問いかけだった。
自分の仕事だけではなく、
戦争や環境やそういったことを地球規模で考えなさいという教えだった。
そんなことを考えながらスクリーンを観て、
こんな場所に自分も家族も友人も、
行くのも行かすのも嫌だと思った。
先生が亡くなって十一年。
彼に会えただけでも大学に行った価値があったと思う。
彼は私の考え方の基本になっている。